海外生活での恋愛は不安と期待が大きく入り混じるもの。
移民大国であるアルゼンチンでは、とても考えさせられるところがあります。
アルゼンチン人ってどんなルックスなの?
一口にアルゼンチン人と言っても、
ここはスペイン・イタリア系移民の子孫が国民の大半を占める国。
更にそれにドイツ系、フランス系、
近年は南米諸国からの移民(ペルー・チリ・ボリビア・ブラジル等々)、
シリア・トルコ・アフリカ諸国、
もちろんアジア系も多数!数えればきりがありません。
街中には、日本人としてはついつい見とれてしまうような美しいヨーロッパ系男子(女子)に、
ちょっと野性的な色気の漂うラテン系、
日本人に近い優しい感じの近隣諸国系も嫌いではありません。
アルゼンチンに来たらまず、世界の縮図的に各国のイケメン(女子)を眺めてみるのもいいかもしれません。
アルゼンチン人ってどんな人?
お話した通り、移民の国なので一括りに説明できないのがアルゼンチン人。
ただ、日本人が南米(=ラテン)にもつイメージの、
とても陽気で明るく、「アミーゴ!アミーゴ!」といった感じは
他のラテン諸国に比べると少ないかもしれません。
特に首都であるブエノスアイレスっ子達は「自分たちはヨーロッパ人」だ。と心の中で思っていて、
「自分たちは他の南米諸国とは違うんだ。」というプライドがあるのです。
かつて南米のパリと謳われた国のことだけはあります。
なので、思った程陽気ではなく、
政治的・経済的に不安定な時代の影響を受けて育った世代の若者や大人世代は特に、
実は根暗だったり神経質だったりする一面もあります。
ただ、基本的には皆とても親切で、家族や子ども、恋人を大切にする空気が全体的に流れているので、
一度「大切な人」になってしまえば、
本当に濃密で幸せな関係を築けることも多いようです。
アルゼンチン人の恋愛観って?
これまた一概には言えませんが、情熱的な人は本当に情熱的です。
これはどの国のルーツをもってるかで大きく変わってくるということが最近分かってきました。
例えばイタリア系なら間違いなく、
「君はなんて美しいんだ!僕のお姫様だ!太陽だ!」
なんて日本人には免疫のない賛辞を投げかけてくるでしょう。
あれ?以外にさっぱりしてるな?と思ったらドイツ系等、
その人をよく考察して理解することが大切です。
日本人だと、どうしても「付き合う」とか「彼氏彼女」という枠を大切にしたいですよね。
でも、古今東西、男子は縛られたくない生き物。
その枠に囚われたくないという人も多いようです。
一夜をともにしたからといって付き合うという訳じゃない。
そこで「騙された!」なんて騒いでしまうようではいけません。
騙されたと思ってしまうなら、そこに及ばないことです。そして、それはそれとして割り切って楽しむか。
大切なことは、自分が何を求めていて彼が何を求めているのか、
それをよくよく見極めて楽しく恋愛することではないでしょうか。
海外で外国人と恋をする…。
とても難しいことに思えたりもしますよね。
でも、この「人と違うことが当然」。
「違い」は「個性」として受け止める移民大国アルゼンチンにいると、
恋愛さえも「異文化理解」だと割り切れてしまいます。
違う人なのだから、違う考え方を持っていて当然。
自分が大切にしたいことは何なのか、彼が大切にしたいことは何なのか、
それさえはっきりさせていれば、「傷ついた!」「騙された!」「もう嫌!」なんて騒がなくてすむのかもしれません。
あとは日本人として気を付けたいのは「察してほしい」。
これは海外では通じません。
ちゃんと自分のことを話して、相手の話も聞きましょう。
相手の文化を尊重して、自分の文化も理解してもらう。
そして、一緒に楽しむ時は思い切り楽しむ!
せっかくの海外生活。もし恋をしたいと思っているのなら、そのことを大切にしてみて下さいね。