Used cars

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日本では、3月末は年度末ということで、この時期になると、あちこちで異常に道路工事が行われていたことを思い出します。オーストラリアにも、同じように会計年度があり、ファイナンシャル・イヤーと呼ばれています。でも、時期は日本とは異なり、6月末がエンド・オブ・ファイナンシャル・イヤー、つまり年度末となります。オーストラリアの年度末といえば、大セールです。年末のクリスマスセールと並んで、どこもかしこも大安売りが始まります。車や電化製品など、大きな買い物をするなら、この時がチャンスです。決算前に、少しでも売り上げを上げてしまいたい販売店は、通常より大幅値下げ、プラス6月末まで期間限定の特典付き、なんていうことが、よくあります。洋服、靴などでも、6月に入ったらセールが始まって、いきなり半額以下!ということもあるので、予め目を付けておけば、欲しかったものが、思いがけない値段で手に入ることも。逆に、全然お得でないものも混じっているので、セールポスターに踊らされて、余計な買い物をしてしまわないように、注意が必要かもしれません。

Sale

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エンド・オブ・ファイナンシャル・イヤーには、他にもしなければならない、大切なことがあります。それは、タックス・リターンと言って、日本の確定申告のようなものです。オーストラリアで働くには、タックス・ファイル・ナンバーという番号を取得する必要があります。仕事をする時は、雇い主に、その番号を伝えておき、タックスを引かれた給料を受け取ります。その税金は、オーストラリア・タックスゼーション・オフィスで管理されていますが、タックス・リターンの時に、収入から必要経費を差し引いて、正しい税率で再計算されます。日本では、企業に所属していれば、所得税の申告は会社でやってくれますが、オーストラリアでは、全て個人でやらなければなりません。TAX PACKという申請書類を使ったり、納税用のソフトウェアをインストールして、自己申告することもできますが、実際は、税理士に手数料を払って依頼し、代行してもらう人が大多数です。なぜなら、タックスリターンの手続きはとても難解であること、それに、税理士に支払った手数料は、翌年に必要経費として申請できるからです。

Taxation office

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それでも、タックスリターンの際に必要経費として申請できるものを購入した時は、常にレシートを保管しておき、1年に1度、税理士のところに行く時は、申請経費の金額を計算して、副業の収入や、銀行預金の利子など全ての収入を計上し、その他必要書類を全部揃えて、予約を取って税理士のオフィスに出向く、というように、なかなか面倒ではあります。でも、それを全て終えた暁には、多くの場合、過払い分の税金の返還を受けることができ、嬉しい臨時収入となるのです。非居住者の場合、税率が高く設定されているので、逆に税金を追加徴収されてしまうこともありますが、タックス・リターンは義務なので、規定以上の収入があった場合は、必ず申請しなければなりません。タックス・リターンの申請期限は、10月31日です。期限を過ぎてしまったり、申請しないで放っておいたりしたら、罰金や利子が加算されてしまいます。また、収入がなかったり、規定以下であっても、申請の必要がない旨、申告しなければならないとのことで、日本に比べると、あれこれ面倒なシステムとなっています。

Bank

Bank

タックス・リターンと並んで、難解なのが、スーパー・アニュエーション、年金です。雇用主の元で働いていると、ほとんどの場合、給料からは、タックスとは別に、スーパー・アニュエーションが差し引かれています。このスーパー・アニュエーションは、年金なので、すぐに使うことはできませんが、資産として運用することができます。また、日本に永久帰国するので、もうオーストラリアに戻らないということになれば、返還の請求をすることが可能です。スーパー・アニュエーションの運用の他にも、車や家の保険やローンなど、年度末は、家庭の収支の見直しにもいい機会です。この時期に、一気に済ませてしまうのが、賢いのではないでしょうか。

 

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