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【暮らし・住まい】夏バテ対策【中国】

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地球温暖化に伴い、日本の気候も変化しています。一昔前に比べ、夏を乗り切るのが簡単ではなくなっているのではないでしょうか。それは、中国も同じです。日本にも、夏を乗り切るための食べ物や飲み物にはいろいろなものがありますが、今回は中国の伝統的な方法をご紹介したいと思います。

 

火照り

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中国医学では“上火”(シャンフオ)・“下火”(シャーフオ)という考え方があります。“上火”とは、体が熱っぽく火照ることを意味します。それに対して、“下火”とは、体が冷えることです。特に中国の南地方でこの考え方は重視されています。“上火”の症状としては、吹き出物、口内炎、食欲不振など特別ではない身近なものが数多く含まれています。特に夏は、暑いうえに、昼が長く夜が短いなどの状況ゆえ、“上火”になりやすいと言われています。では、“上火”対策に何ができるのでしょうか。簡単に言うと、“上火”の時は“下火”になるようにするのです。もちろん極端はいけません。本当に体が冷え切ってしまい、体調不良を起こしてしまいます。“上火”の症状を中和できる程度の“下火”を心がけます。環境や状況によっても“上火”の症状になりますが、食べるものによってもなります。例えば、6月ごろ市場に出てきてわたしたちを楽しませてくれるライチは、食べ過ぎに注意です。また、辛いものにも気をつけなければなりません。“上火”になってしまいます。

 

対策方法

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このように、食べる物によって体調が変わってきます。つまり、夏は“上火”になりやすいわけですから、体を“下火”にさせる食べ物を意識的に取り入れるとバランスが取れるのです。では、どんな食べ物がいいのでしょうか。夏の暑い日に、スイカを食べたくなりませんか。そうです、スイカは“上火”対策に効果的な食べ物の一つです。他にも、キュウリや苦瓜など、瓜科のものは一般的に“下火”の効能があります。トマトも、“上火”対策に効果的とされています。しかし、ある人たちにとっては不思議な食べ方をする人たちもいます。まず、きれいに洗ったトマトを、包丁でいつものように切ります。そして、お皿に盛り付けてください。その上に、砂糖をどさっとかけます。パラパラとではなく、上に盛るようにのせてください。ぜひ、甘いトマトを召し上がってみてください。こう考えると、“下火”の効能がある食べ物の多くは、夏野菜です。自然に合わせて生活するといいのでしょう。夏には夏の野菜や果物を食べるのです。

 

涼茶

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もう一つ紹介したい対策方法は、“涼茶”(リャンチャア)です。“涼茶”とは、中国医学・東洋医学と切って離すことのできない関係にあるものです。名前に“茶” の字が入りますが、漢方薬に使われる植物を煮て作ったものですから、お茶とは全く違う味がします。中国の薬局には、たくさん漢方薬が並んでいます。その場で、調合もしてくれるのです。そういった薬局には、やかんが並んでいるところがあり、そこで“涼茶”を買うことができます。また、街中にも“涼茶”を売っているお店もたくさんあります。簡単なものであれば、飲料メーカーが発売している“涼茶”がスーパーやコンビニでも売られています。中国の人たちにとって“涼茶”は、体調を整えるための一般的な方法なのです。

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しかし、一言で“涼茶”と言っても、たくさんの種類があります。ですから、“涼茶”の売り場には、やかんや鍋がたくさん並んでいます。それぞれの中身は“涼茶”ですが、それぞれ効能が違うものが入っています。“感冒茶”(ガンマオチャア)というのは、風邪に効くお茶です。“喉痛茶”(ホウトンチャア)は、のどのトラブルに効きますし、“便秘茶”(ビエンミィチャア)は、漢字の通り便秘に効きます。今回、“上火”対策にと注文したところ、店員さんが勧めてくれたのは“龜(亀)苓茶”(グイリンチャア)でした。ペットボトルや、コップに入れてくれます。なぜか、塩も少々入れていました。そして、口直しのアメも。

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いくつかのお茶の名前の上には、“妊婦禁用”の警告があります。やっぱり、薬なんですね。

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