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【暮らし・住まい】ボーナス【中国】

 

IMG_1163日本では、多くの会社で年二回ボーナスが支給されます。この時期、夏のボーナスで何を買うか、どこに行くか考えておられる人が大勢おられることでしょう。ここ中国では、ボーナスが年二回支給される会社はあまりありません。もちろん、会社によっていろいろなボーナスの支給の仕方があります。一般的なボーナスの支給方法の一つは、売上手当です。売り上げに見合った手当が、月ごと、数ヶ月ごと、半月ごと、もしくは一年に一度支給されるのです。しかし、このボーナスはかなり安定しません。名前の通り売上手当なのです。売上が思わしくないときは、支給されません。会社の経営状態がいいときだけ、ボーナスが支給されるのです。支給されるとはいえ、あまり大きな額は期待できないことでしょう。また、中には個人の売上成績に応じてボーナス額を設定している会社もあります。そのような場合は、同僚とボーナス額が全然違うなんてこともありえます。

 

IMG_1166ダブルペイ

一般的なもう一つのボーナスの支給方法は、年一度のボーナスです。わたくしがいる中国・深セン市は香港が近いためか、ダブルペイを採用している企業がたくさんあります。ダブルペイとは、年末に年末手当として、12月の給料とさらに一ヶ月分の給料と同じ額のボーナスが支給されることです。つまり、年収でいうと、13ヶ月分の給料が支給されることになります。12月といっても、日本の12月とは少し違います。旧暦の12月です。中華民族にとって、一番大切な祭日である旧正月前の時期です。その時が来ると、みんな何を買おうか、何に使おうかと考えます。特に、帰省して旧正月を故郷で過ごす人たちは、年末手当でお土産を買うのです。故郷にいる、家族や親戚も帰省してくる人たちが持って帰ってくれるお土産を楽しみにしています。お土産は、服や靴など身の回り品から、時計や携帯電話、パソコンなど贅沢品まで色々です。帰省する人たちに、口に出してこういった品々をお願いする人は多くありませんが、都会に出て仕事をしているわけですから、なんらかの形で還元することが期待されているのです。旧正月に帰省するのは、楽しいひと時であるものの、ストレスを感じるひと時でもあるのです。

 

紅包

ボーナスの時期、つまり旧正月前後に、他にも会社で受け取ることができるものがあります。“紅包”(ホンバオ)と言われる、赤いポチ袋です。赤は中国で、とても縁起の良い色と考えられています。そのため、この赤いポチ袋は、いろいろな時に使われます。何かのお祝い事があるときには、必ず準備しなければならないものです。結婚祝いをこの赤いポチ袋に入れて新郎新婦に渡したり、新しく事務所やお店を開いたときにもお祝いを入れて渡します。その赤いポチ袋を、年末年始に会社で受け取ることができます。一般的な習慣としては、年上の人が結婚していない人たちにはお年玉として渡すのですが、会社では年齢や既婚・未婚はあまり関係ありません。上司が部下に手渡すのです。ですから、大きな会社の社長は大変です。会社で働いている全ての社員に、赤いポチ袋を渡さなければなりません。部下を持つ人たちは、部下にポチ袋を渡さなければならない一方、上司からもらうことができるのです。中の金額は土地の習慣によって違うようです。数百円から数千円、中には数万円まであります。

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SNSのサービス

合体①このポチ袋を渡す習慣がどれだけ重要視されているかは、中国でとても人気のあるSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のサービスを見れば一目瞭然です。微信紅包というアイコンがありますね。そこをタップすると、支払い画面へと続きます。このサービスを使えば、電子マネーをお年玉としてプレゼントできるのです。中には伝統的な赤いポチ袋ではなく、このようなサービスを使って、部下たちにお年玉を渡している人たちもいます。仕事納めの日、あるいは仕事始めの日、もしくは両方の日にもらうことができるプチボーナスです。中に入っているのが数千円であったとしても、もらえると嬉しいのではないでしょうか。

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