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【祝日・記念日・年中行事】お墓参り【中国】

 

iMG_1125日本では、お盆と言えばお墓参り。お盆休みは、お墓参りに行くための休みといっても過言ではないでしょう。こちら中国もみなさんご存知の通り、東アジアの国の一つです。先祖を大切にし、先祖が眠っているお墓に定期的に行く習慣があります。中国には、お墓参りに関係する祭日がいくつかあります。それらの祭日の総称は、鬼節です。鬼節と呼ばれる祭日には、大きなものが3つあります。4月の清明節、8月の中元節、11月の寒衣節です。それぞれにはそれぞれの伝統的意義や、習慣が存在します。しかし、総称があることからもわかるように、これらの祭日は全て亡くなったご先祖さんと関係があります。中国では、亡くなった人が住む世界と、現在生きている人が住んでいる世界があるとされています。いわゆる、地獄と現世です。そして、その二つを結んでいるのが、鬼門です。その鬼門が、中元節には開かれるそうです。そして、その開かれた鬼門を通って、亡くなった先祖が帰ってくるのです。そのため、中元節のことを鬼節と呼ぶ人たちもいます。

 

おもてなし

鬼節という言葉を初めて聞くという人も、少なくはないでしょう。漢字からの印象は、あまり良いものではないかもしれません。この鬼節には亡くなった人が帰ってくるとされており、今の世界に生きる人たちは彼らをもてなさなければならないとされています。というのも、亡くなった人たちの世界から来る人の中には、帰る場所がある人と帰る場所がない人がいます。帰る場所のない亡くなった人たちのことを、“親友”と呼びます。もし、帰ってきている亡くなった人たちをもてなさなければ、“親友”たちが怒って、嫌がらせや、いたずら、さらにはもっと悪いことをするそうです。ですから、もてなしが必要です。もてなす方法は、美味しい料理を作ってそれを帰ってきている人たちに捧げます。彼らのためにお酒やタバコなどを準備する人たちもいます。また、お墓参りに行くことも、大切な習慣の一つです。

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してはいけないこと

中元節には、いろいろしてはいけない事がたくさんあります。なぜなら、“親友” が帰ってきているからです。例えば、寝室に風鈴を吊るしていてはいけません。風鈴の音が“親友”を呼んでくるからだそうです。“親友”は部屋に入ってきて、欲しいものを持っていくとされています。なので、寝ている間に入り込まれないために、風鈴などの音を鳴らしてはいけません。“親友”は一人だけとは限りません。わたしはここにいますと、音で知らせることは危険なことだそうです。また、いい服を着て寝るのもだめです。その服が欲しいと思われてしまいます。また、その日に泳ぐことも避けなければなりません。溺れさせられて、命を落とす可能性があるからです。このように、中元節は危険と隣り合わせの怖い祭日です。

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贈り物

さらに中元節に行う習慣に、爆竹をならすことがあります。音で、祭日を祝っていることを、先祖に知らせるためだそうです。ほかにも、亡くなった人が生活しているとされる世界で、亡くなった先祖が必要とするものを準備する習慣があります。その中には、紙のお金などもあります。そして、それを燃やして帰ってきている先祖に持たせるのです。しかし、最近では爆竹や向こうの世界で使える紙のお金を燃やすことが環境問題と直接関係があるため、各地の自治体はこの習慣をやめるよう市民にすすめています。こういった習慣のある祭日の時はいつも、当日や次の日の空気はとても悪くなります。それでも、毎年中元節には路上やマンションの敷地内でものを燃やす人たちを見かけますし、爆竹の音もいろいろなところから聞こえてきます。また、夜になると花火が盛んに打ち上げられています。こういった習慣を守る人たちにとっては、環境汚染よりも大切なことなのでしょう。中元節は、亡くなった人たちが帰ってきて悪さをしたり、彼らがわたしたちの生活に悪影響を与えるような要求をしているなど、怖ろしいお祭りの一つに思えたりもします。

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