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【祝日・記念日・年中行事】シルバーウイーク【中国】

 

IMG _1089日本にはいろいろな休暇がありますね。世界的に見ると、少なくもなく、とても多いわけでもないようです。休暇という観点からいうと、中国はあまり恵まれていません。未だに、週休1日で働いている人も少なくありません。そんな中国ですが、大きな休みが二つあります。一つが、旧正月です。旧正月は旧暦に従って決まるため、毎年日付が違います。だいたい、1月半ばから2月末までの間です。雇用主は、最低三日間の休暇を与えなければなりません。一般的な企業ですと約一週間の休暇になります。ある人たちは、有給休暇を固めて使い、一ヶ月近く休暇を取る人たちもいます。もう一つの大型連休は、建国記念日の休暇です。中国の建国記念日は、10月1日です。ちょうどその前に、中国でとても大切にされている祭日、中秋節があります。中秋節の休暇と、建国記念日の休暇を合わせて、大型連休にする企業もありますし、個人の有給休暇で間を埋めて、大型連休を作る人もいます。このように、中国には、大型連休が二つあります。他にも、三連休が幾つかあります。

 

大型連休の意義

中国には、一週間からそれ以上の休暇を作るチャンスが少なくとも年2回、少し有給を使うと一週間の休暇にできる機会が、他にも年何度かあります。どうして、中国政府は連休を作りたがるのでしょうか。それには、日本では考えられない理由が関係しています。関係している要素の一つは、国土の広さです。国土が広いゆえに、仕事がある沿岸地域と、あまり仕事がなく労働者を供給する側になる内陸部には、相当の距離があります。その距離は、日本でいう遠いというような距離ではありません。何千キロと離れています。そのため、数日の休みでは、帰省して戻ってくることができません。3日あったとしても、1日目と3日目は移動日になります。多額の交通費と時間を用いて帰省しているのに、家族との団らん、旧友との再会の時間があまりにも少なく耐えられないでしょう。また、中国の人は家族との時間を大切にしたいと思っています。ですから、大きな祭日は家族と過ごして祝いたいのです。ですから、遠いところから都市部に仕事をするため出てきている人たちにとって、大型連休は帰省のためにどうしても必要な休暇です。

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交通事情と人口

IMG _1111このように、祭日の時に帰省をしたいという心理が強い中国の人ですが、だからと言って毎回の祭日に帰省できるわけではありません。すると、彼らはその中でも大きな祭日に帰省しようとします。それが、旧正月と建国記念日の休暇です。しかし、これだけの人口を抱える中国で、みんなが一緒に帰省しようとするとどうなるでしょうか。交通機関が足りません。毎年、二つの休暇の一ヶ月くらい前には、長距離列車の切符を買い求める長蛇の列が、旅行社の前にできています。その長蛇の列に並んでも買えなかったという人がたくさんいるのです。中には25時間から40時間の長距離列車を、座席なしのチケットで乗車する人がいるほどです。そんな切符でも帰りたいという人が、山ほどいます。そのため政府は、違う休暇に分散して帰省することを推奨しています。その推奨されている違う休暇というのが、3連休になる休暇です。もちろん遠くから来ている人には、短すぎる休暇ですから、有給休暇を使って大型連休にし、帰省していくのです。ある人たちは、数年帰省せず、貯めた有給休暇を用いて一ヶ月もの休暇を作り帰省します。

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家族を呼び寄せる休暇

中国も経済発展が著しく、裕福な家庭も増えてきました。少しお金のある人たちは、休暇を用いて旅行に出かけます。そんなに休暇がなくても行けるアジア旅行はとても人気があります。また、ビザの準備などが難しかったり面倒だったりする人は、中国国内の旅行を楽しんでいます。しかし、とても人口の多い国ですから、休暇に旅行に行くと、いい景色を見るというより、人がたくさんいる景色を見に行くようなものです。そのため最近では、休暇中で都市部に人が少なくなる時期に、家族を都市部によんで家族団らんを楽しんでいる人をよく見かけるようになりました。経済発展とともに、休暇の過ごし方、時間の使い方に変化が見られています。

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