s-DSC02045_1

チェコの社会保障制度

チェコの健康保険

チェコに長期滞在または永住を考えておられる方は、安心して生活するためにもチェコの社会保障制度が気になるかと思います。

社会保障の中でも、特に気になるのは健康保険制度や年金制度、子供への支援などではないでしょうか。

そこで、今回はチェコの社会保障制度についてご紹介したいと思います。

まず初めに健康保険について紹介します。

チェコでは、健康保険に加入し保険料を支払っています。保険料は所得の4.5%となっています。

健康保険は公的なものと民間のものがありますが、どちらでも大丈夫です。公的な健康保険のほうが受け付けてくれる病院が多少多いようです。

私達はVZP(http://www.vzp.cz/)という保険会社の健康保険に加入しています。今までに何度か病院のお世話になっていますが、スムーズに利用できています。このような健康保険のカードが貰えました。

 

s-DSC02045_1

 

チェコの医療制度では、健康保険に加入していれば基本的に医療費の全額を負担してもらえます。また、処方された薬についても基本的に全額負担してもらえます。ただし、受けられる治療の中で一番安いものだけをカバーします。個人の希望でより高度な治療を受けたい場合は差額分を自費で払う必要があります。

チェコの医療制度で気をつけたいこととして、健康保険に加入していれば概ね無料になるのですが、英語で診察してもらったり診断書を作ってもらった場合に、通訳料として別に料金を請求される場合があります。私の主人も以前に英語で診察をしてもらったのですが、通訳料として1回の診察で500CZK(2500円)を請求されました。

あくまでもチェコ人に対しての健康保険なので、しかたがないところだと思います。

チェコは日本と違い、緊急時以外は予約なしでは診察をしてもらえません。また、保険加入者は医療費が無料になることがほとんどですが、それとは別に手数料(30~90CZK(150~450円))が必要です。

 

チェコの社会保険

チェコで仕事をするとして、気になるのが老後のことです。特に将来的に日本に戻る予定の人は、チェコに滞在している間の年金はどうなるのかが気になりますよね。

実は、現在日本とチェコの間には「社会保障協定」というものが結ばれています。これは、簡単に説明するとチェコで働いた期間はチェコの年金制度・医療保険制度に強制的に加入してもらいますが、その分は日本での年金保険・健康保険の料金は払わなくても大丈夫という協定です。もちろん、日本に戻った際はチェコで払った保険期間を通算して数えてもらえます。

ただし、この協定は数年毎に更新されているものなので、在チェコ日本大使館のHP(http://www.cz.emb-japan.go.jp/)で社会保障協定関係の情報をこまめにチェックされることをおすすめします。

 

チェコの児童手当

お子さんのいる家庭では、児童手当など子供に関する手当が気になることでしょう。

チェコは子供に対する手当がかなり手厚い国です。チェコ人の平均所得が15000CZK(75000円)程なのに対し、児童手当は7000CZK(35000円)も貰えるとか。外国人であっても、1年以上滞在している場合には受給できる場合があるので、長期滞在予定があるお子さんのいる家庭の方は、一度市役所に問い合わせてみたほうが良いでしょう。

 

DSC00822_1

このように、チェコは日本と比較しても社会保障については充実した国と言えます。しかし、昨今の政治的な政策転換によって、これらの社会保障費は削減の一途にあります。毎年規則が変わり、医療費の負担額が上がったり、児童手当の支給額が下がったりと状況はほんの短い間にコロコロと変わりがちです。チェコが民主化を達成してから約25年が経とうとしていますが、この期間はチェコの激動の時でもありました。そして、今もなおチェコは変わり続けています。今後もアンテナを張り続け、常に新しい情報をキャッチするよう心がけたいものです。

 

> この記事について報告する

関連するおすすめ記事

英語ができれば海外生活もスムーズ!オンライン英会話でらくらく英語レッスン! プチ海外生活を体験してみよう!まずは短キ留学でその国を知ろう! 出張のお土産に和柄マカロン 海外旅行、海外出張はフィールアブロードにお任せ!

絞り込み検索

ページ上部へ戻る