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プラハの桜の名所・ペトシーン公園[チェコ]

チェコ在住の日本人の中で、一番人気のお花見スポットがペトシーン公園です。

例年は4月中旬が桜の見頃なのですが、今年は暖冬のため3月中旬でも花がほころび始めています。(この写真を撮りに行った日は、日中で20℃ととても暖かかったです。)

 

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公園はベビーカーを押して散歩中の親子や芝生の上に腰を下ろして語らう若者たち、桜の木の下で寝転がって過ごすカップルなど沢山の人で賑わっていました。

チェコには5月1日に桜の木の下でカップルがキスをすると幸せになれるとか、桜の精のように女性は1年間美しくいられるという伝説があるそうです。この伝説には由来があります。チェコ出身のロマン主義の詩人であるカレル・ヒネク・マーハ (Karel Hynek Macha) は、自身の代表作である長篇詩『皐月』(Maj) で「5月1日は恋人の日」と記しました。この詩は、チェコ人であれば小学生の間に必ず習う詩なんだそうです。そのため、チェコの人々は5月1日といえばロマンチックな日であると記憶しているのでしょう。なんだか俵万智女史のサラダ記念日のようですね。

ちなみに、ペトシーン公園内にはこのマーハの像があるそうです。普段からカップルのデートスポットとして親しまれている公園ですが、5月1日は特にラブラブムード満点の公園になるというわけですね。

さて、チェコの桜についてですが、どれも5月になるとさくらんぼが実る種類の桜です。ペトシーン公園には他にも林檎の木も植えられているそうなので、観賞用というよりも果樹として育てられているのかもしれません。さくらんぼの時期になると、公園へ遊びに来た人たちが勝手にもいで食べているそうです。私も子供の頃は通学路になっているグミの実を摘んでは友達と食べたものですが、そんな感じなのでしょうか。機会があれば一度食べてみたいものです。

 

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ペトシーン公園は全体が丘になっているので、歩いて回るときは少し体力が必要です。公園に入る前にペットボトルのミネラルウォーターなどを一本買っておくと良いかもしれません。花より団子派の方は、コラーチ(kola?)というケシの実のペーストが乗った丸いパンなども購入するといいでしょう。アンパンのような素朴な甘さの菓子パンです。

遊歩道の途中にはベンチや休憩所などが設けられているので、ゆっくり休み休み散策されることをお勧めします。芝生の上に座るときは犬の糞に注意しましょう。チェコの人たちは犬の糞にあまり気を遣わないようで、そのへんにほったらかしにしていることが多いです。

丘の上まで上がれば、エッフェル塔によく似た展望台があったり、チェコの街並みを一望できたりと素晴らしいパノラマが臨めます。

ヴルタヴァ(モルダウ)川もプラハ城もペとシーンの丘からは本当によく見えます。是非皆さんにも一度見ていただきたい景色です。

今回は桜の名所としてご紹介いたしましたが、実はペトシーン公園には素敵な薔薇園があることでも有名です。薔薇の見頃は夏ですので、夏にプラハを訪れた際にはたくさんの薔薇たちが皆さんをお待ちしていることでしょう。また、秋には紅葉も楽しめますよ。

 

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3月中旬のプラハの桜はまだまだ蕾も多く、これからが楽しみな状態です。桜の花越しにみるプラハの赤い屋根というのもなかなか乙なものですね。クリスマスが終わると冬のヨーロッパは火が消えたように静かになりますが、3月・4月はイースターのマーケットも開かれ、サマータイムも始まり、一気に街が活気づいてきます。春の訪れを感じながらのんびりと散歩を楽しみたくなるプラハのペトシーン公園でした。

 

ペトシーン公園

アクセス:トラム・ウーイェスト(Ujezd )駅から徒歩1分

時間:24時間入場可

料金:入場無料

 

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