海外旅行中や海外出張中には、ちょっとした空き時間ができることがあります。アクティビティや現地発着ツアーの待ち時間、飛行機や電車の待ち時間、早めにホテルに着いた時にできる時間など、周りをぶらぶらするほどの余裕はないけれど手持ち無沙汰な時間ってありますよね。
最近はスマートフォンや携帯ゲーム機が普及しているので、それらを使って暇つぶしをすることもできますが、せっかくの旅先なのに少し勿体無い気もします。
そこで、今回は旅先での空き時間の有効活用法を紹介したいと思います。
現地の言葉を練習してみよう!
旅先で現地の言葉を使ってみるという体験は、とても良い思い出になります。地元の方々も、母国語で挨拶などされれば嬉しいものです。日本に観光に来た外国人の方から、片言でも「アリガトウ」と言われると何となく親近感がわきますよね?どこの国でも人の心理というのは大差ないものです。
覚えておきたい言葉は、どの言語かに関わらず「こんにちは」「これください」「ありがとう」「さようなら」です。ガイドブック等にもこの程度の現地語は紹介されているはずなので是非調べて練習してみてください。お店の人の対応もきっと優しくなりますよ。
ちなみに、チェコ語では「こんにちは=ドブリーデン」「これください=トト プロシーム」「ありがとう=ジェクユ」「さようなら=ナスフレダノウ」です。
絵葉書で思い出のおすそ分け!
携帯のテキストやEメールなどが発達したおかげで、手紙や葉書を出す機会はめっきり減ってしまいました。そんな時だからこそ、ふとしたときに絵葉書が届くとほっこり嬉しくなるものです。日本にいる家族や友人たちに絵葉書を書いてみてはいかがでしょうか。下手にどこにでもありそうなお菓子をばらまくよりも喜ばれるかもしれません。私も海外旅行をする際には必ず絵葉書を出すようにしています。一時帰国で実家に帰った時に、大事に部屋に飾られているのを見た時ははがきを送った私まで嬉しくなってしまいました。外国の切手、外国の絵葉書は特別な感じがしますよね。
誰かに送る以外にも、自分自身に送ることもあります。旅の思い出を一言書き添えておくと、後で見た時にいい思い出になりますよ。
チェコならアルフォンス・ミュシャ関係のグッズがたくさんあります。もちろん絵葉書も充実しています。郵便局にはミュシャの記念切手も販売されていますので、ミュシャづくしの絵葉書を送ることもできますね。
下の写真は、以前にフィンランドを旅行した時に自分宛てに送った絵葉書です。自分へのお土産としてもグッドです。
旅日記でより鮮明な記憶を残そう!
旅日記を書き記しておくのも楽しいものです。記憶というのはどんどん色あせてしまいます。あの街で食べたご飯がとても美味しかったけど、なんという店だったか・いくら位だったか・どんなメニューだったかということは忘れてしまいがちです。いつの間にか幻の店になってしまうことも。
そんなことがないように、その日に合ったことを日記として記録しておくと面白いですよ。毎日日記を書くのは大変ですが、旅行期間中の数日だけなら書けそうな気がしませんか?
お店によってはショップカード(お店の名刺)を配布しているところもあるので、もらってきて貼ってもいいですね。
文字だけでなく、イラストが得意な方は絵を描いてみてもいいですし、あとで現像した写真を貼ってもよいでしょう。また、普段なら無くしてしまうようなチケットの半券を貼っておいてもいいですね。
スタンプ等が設置されている場所なら、記念に押してきても楽しいでしょう。
思い出は形にしたほうが後に残るものも大きくなります。
隙間時間を利用することで、旅の思い出がより深まるものです。話のネタにもなりそうですね。みなさんも是非チャレンジしてみてください。