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チェコの伝統的なパン・コラーチ

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海外にはあまり知られていない隠れた美味しいものがたくさんあります。特に、日本ではあまり使われていない食材を使った食べ物は、そこでしか味わえないという感じが引き立てられて一層美味しく感じるものです。

チェコにもそんな隠れた美味しいものがあります。チェコの伝統的なパンであるコラーチ(Kola? )です。

香ばしいケシの実の餡

コラーチは独特の丸い形をしたチェコの伝統的な菓子パンです。パンの生地はほんのり甘く、適度な歯ごたえがあります。このパンの中央には様々な餡やジャム・クリームが乗せられます。

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中でも日本ではあまり見かけないのが、このケシの実の餡のコラーチ(makove kola?)です。ケシの実と言うと「え?もしかして麻薬の?」とビックリされる方もいらっしゃいますが、食用のケシの実には中毒性は全くなく、お子さんでも安心して召し上がることができますのでご安心ください。日本でも、アンパンの上に飾りとして散りばめられていたり、七味唐辛子の中に入っていたりしますね。ケシは炒るととても香ばしく食欲が湧いてきます。

ケシの実の餡はかなりタップリと盛られていて、その量に驚くかもしれません。見た目はゴマ餡のようですが、味は小豆餡とゴマ餡の間といった感じです。私は初めて見た時にチョコレートだと思って食べたので、味のギャップに驚いてしまいました。しかし、ケシの実の餡だと思って食べてみると、その風味が癖になり、定期的に食べたくなってしまうようになりました。

また、豆知識ですが、ケシの実は鉄分やカルシウムが豊富なので妊婦さんにもオススメです。

 

さっぱりとしたフレッシュチーズ・トゥバロフ

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先ほどのケシの実の餡とは対照的に、今度は真っ白なコラーチです。この白いものは、トゥバロフ(Tvaroh)という生チーズの仲間だそうで、味はチーズというよりも固めのヨーグルトに近く、少し酸味があるのが特徴です。日本ではクワルクという名前で伝わっているようです。

こちらも、初めて食べた時はミルククリームのような味を想像して食べたので酸味に驚きましたが、この酸味のお陰であっさりとした後味になっていていくつでも食べられそうな気分になります。

このトゥバロフですが、単品でもとっても美味しいです。イチゴのジャムやはちみつなどをかけて食べるとちょっとしたデザートになりますよ。

 

ミックスしたコラーチでちょっぴりお得な気分

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コラーチは1種類の餡やジャムだけでなく、複数の味を一度に味わえるものも作られています。先ほど紹介したケシの実の餡とトゥバロフの両方が乗ったコラーチも売られていますよ。二つの味が混ざり合って、甘味と酸味がとても良いバランスになっています。この他にも、ピザのように4種類の味が楽しめる大きめのコラーチなども見かけることができるでしょう。どんな味か試してみたい時におすすめです。

コラーチのフィリングには、他にもアンズやリンゴ、プルーンのジャムやカスタードクリーム、チョコレートクリームなど日本人にもお馴染みの味があります。コラーチはBILLAやTESCO、ALBERTといったスーパーのパンコーナーで1つ8~10CZK(約40~50円)で購入することができます。もちろん、街のパン屋さん(ツクラールナ(Cukrarna))と呼ばれるパン屋さんとケーキ屋さんとカフェが合体したようなお店 )でも売られています。洗練された日本のお洒落な菓子パンとはずいぶん違いますが、素朴なチェコのコラーチもなかなか味わい深いものです。公園で温かいコーヒーをお供にコラーチで小腹を満たすと、なんだかプラハっ子になれたような気がしてウキウキしてきます。皆さんも、街で見かけた時には気軽に購入して食べてみてくださいね。

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