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【祝日・記念日・年中行事】フィンランドの祝祭日、休暇事情【フィンランド】

 

編集_写真1フィンランドの祝祭日はキリスト教に基づく

日本の祝日は「国民の祝日」であり、憲法で国民の祝日の定義が記されています。日本の祝日は仏教などの宗教に紐づいたものではありませんが、フィンランドの祝祭日は、独立記念日とメーデー以外は、基本的にキリスト教に紐づいています。

2015年7月時点でのフィンランドの祝祭日の合計は15日(厳密には祝祭日13日+休暇となる日2日)。一方で、日本の祝日の合計は14日ありますが、来年からは山の日が増えてフィンランドと同じ15日となります。
日本では日曜が祝日の場合には、翌日の月曜が振替休日となりますが、フィンランドには振替休日はありません。祝日と祝日の間が休みになるといったこともありません。
また、6月の夏至祭以降から10月末頃までは祝祭日が全くありません。
国民の休日として休める日数は、実は日本の方が遥かに多いのです。

ちなみにフィンランドの祝祭日は、ほとんどのお店が休みになるので旅行、出張の際にはご注意ください。ごく限られたお店(レストラン、カフェ、Kioskiなど)のみが開いています。また、イースターホリデー、夏至祭、クリスマスホリデーに入る前は、スーパーなどのお店は営業時間が短縮されます。

【フィンランドの祝祭日】
(1)1月1日:新年、New Year’s Day, Uudenvuoden päivä
(2)1月6日:公現祭、Epiphany, Loppiainen
(3)移動祝祭日(4月頃、イースター前の金曜):聖金曜、Good Friday, Pitkäperjantai
(4)移動祝祭日(4月頃):イースター、Easter Sunday, Pääsiäispäivä
(5)移動祝祭日(4月頃、イースター後の月曜):Easter Monday, 2. Pääsiäispäivä
(6)移動祝祭日:メーデー、May Day, Vappu
(7)移動祝祭日(5月頃、イースターの39日後):昇天祭、Ascension Day, Helatorstai
(8)移動祝祭日(5月頃、イースターの49日後):聖霊降臨祭、Pentecost, Helluntaipäivä
(9)6月20日頃、夏至祭前日:夏至祭イブMidsummer Eve, Juhannusaatto**
(10)6月20日頃:夏至祭、Midsummer Day, Juhannuspäivä
(11)移動祝祭日(10月下旬~11月初旬頃):諸聖人の日、All Saints’ Day, Pyhäinpäivä
(12)12月6日:独立記念日、Independence Day, Itsenäisyyspäivä
(13)12月24日:クリスマスイブ、Christmas Eve, Joulusaatto**
(14)12月25日:クリスマスChristmas Day, Joulupäivä
(15)12月26日:ボクシングデー、St Stephen’s Day, Tapaninpäivä
**:厳密には祝祭日ではないが、休みとなる日。

内閣府「国民の祝日」:http://www8.cao.go.jp/chosei/shukujitsu/gaiyou.html

 

休暇は夏とクリスマス以外にも

フィンランドには夏とクリスマス以外にも休みと呼ばれる時期があります。
特に仕事で来られる方は、これらの休み時期は注意が必要です。休み時期は家族と過ごす大切な時間でもあるので、訪問は極力避けたほうが良い時期です。そして、アポが取り難い時期とも言えます。
年度を基準にして、休暇時期をご紹介していきたいと思います。

○イースターホリデー(4月頃の金曜~月曜までの4日間)
土曜以外は祝日なので、ショッピングには適さない時期です。
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○夏至祭(6月20日頃の金曜~日曜)
コテージを持つ方はコテージで夏至を過ごすのが一般的。夏至が始まるこの週は、これから始まる長い夏休み前でもあるので、休みモードとなり、そして前日の木曜日も午後から退社する人も多い時期。
タクシー、飛行機以外の公共交通(バス、列車など)の運行時間にはご注意を。オウルでは、夏至イブは午後から、夏至当日は終日バスが運休となります。

○サマーホリデー(夏至~7月一杯もしくは8月初旬頃まで)
オフィスはがらんとなり、とても静かになります。メールの返信もほぼほぼ来なくなり、この時期の出張は極力お控えください。病院もお医者さん、ナースの数が減るので、健康でいたほうが良い時期でもあります。ただ、観光として来るには最高の時期です。
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○秋休み(43週目(Week43)
学校の秋休みです。子供の休みに合わせて休みを取る親御さんが多くいらっしゃるので、仕事のアポイントメントが若干取り難い週です。
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○クリスマスホリデー(12/24~26のクリスマスの祝祭日がある週の頭から1/1まで)
日本ではお正月を家族と祝いますが、フィンランドはクリスマスを家族で祝います。そのため、12/20頃~1/1まで休暇を取り、年明けは1/2から仕事初めをする人がほとんどです。
学校関係者は、授業のスケジュールに合わせてもう少し長く休みを取ったりします。日本と同様に経理担当の方は暦通りに出勤する方が多いです。
特に12/25は夏至当日と同様に、タクシー以外の公共交通(バス、列車など)は運休となったり、飛行機も国内線はほぼ運休となります。前後も公共交通の運行時間は休日ダイヤになったりするので、12/24~26の3日間は公共交通での移動は適さない時期でもあります。

○スキーホリデー(2月下旬から3月上旬のどこか一週間)
学校の休みです。ヘルシンキなどのフィンランド南部からスキーホリデーが始まり、スキーホリデーの時期は北上していきます。
南部では2月下旬頃(8週目(week8)か9週目(week9)辺りに、私が住むフィンランド北部オウル地域は3月初旬の10週目(week10)がスキーホリデーとなります。
この休みも秋休みと同様にお子さんの休みに合わせて休みを取る親御さんが多くなります。

私はオウル市の職員でフィンランドの組織に属してはいますが、日本とフィンランド間の橋渡し役的な仕事をしている関係上、残念ながら夏休みは他の同僚ほど長くは取れません。その代わり、クリスマスと日本の正月休みをくっつけて、長めの冬休みを取るようにしています。職場には日本とフィンランドのカレンダーを置いて、両方の休み時期をチェックしながら仕事を進めています。
フィンランドと日本と両方の祝日が取れたらいいのに!と思ったりもしますが、日本で働いていた時と違って、長い休みが取りやすい環境なのはとても有難いです。

フィンランドの休み事情、出張や旅行の計画にお役立ていただければと思います。

 

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