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7月は国民的夏休み?特別なことをしないのがフィンランド流。[フィンランド]

夏休みは十二分以上に取る

日本では社会人の夏休みは基本的に1週間、長く取れる人でも最大2週間までという方が多いかと思いますが、ここフィンランドは夏休みがとても長く4~5週間が通常です。

中には夏休みを分散して取得する人もいますが、やはり合計すると4~5週間位取っています。

フィンランドの夏休みは夏至(毎年6月20日頃)を境にして始まり、その後から7月一杯まで休むのが一般的で、企業などは開店休業状態、オフィスはものすごく静かになります。人がいるとかえってびっくりするくらいです。フィンランド企業から受け取るメールの数も急激に減るので、仕事量も夏休みが始まると徐々に減っていきます。

夏休みに入ると仕事のことは一旦忘れ、真の休息となり、家族や自分のためにリラックスした時間を過ごします。

休暇中でも緊急案件には対応してくれますが、ビジネスとして夏にフィンランド出張を考えている方は、6/20夏至から7月末にかけての訪問は避けることを強くお勧めます。夏休みを返上して面会するといったことは、ほとんどの場合において無いのでご注意ください。

社会人以外では、幼稚園生から高校生までが、6月頃から8月初旬頃まで、大学生になると6月頃から9月初旬頃までが一般的で、夏休み後に新学期が始まります。大学生以上になると論文や研究等で忙しくしている人もいますが、基本的に学生さんは宿題は無いようです。先生達もちゃんと夏休みを取ることができます。

企業や学校はそんな状況ですが、ホテル・スーパー・レストランなどのサービス業は、通常通り営業しており、フィンランドの夏は“休暇として”過ごすには最高の時期です。

長い夏休み、何をするの?

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フィンランドの夏休みは長いからと言っても、特別なことは何もしません。一般的にはMokki (モッキ)と呼ばれるコテージで夏休みを過ごすことが多いです。

フィンランドはコテージ所有率がとても高く、コテージは湖や川沿いに建てられています。そして、最近のコテージは普通の家と変わらないものが多く、電気・水道・インターネットなどが整備されています。ですが、普段とは違い、周りにはどこまでも続く自然が広がり、雑音のない静かな環境の中で、ゆっくりとした時間を家族や親戚、友人達と楽しく過ごします。

ご家庭によっては、海外や国内旅行にも出かけますが、長い夏休みを取っていても旅に出るのは1~2週間程度で、あちこちには行かず、旅先でもゆっくりした時間を過ごします。

夏休みの合図、夏至

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夏至は一年で一番日照時間の長い日です。この日は家族が集まり、水際でKokko(コッコ)と呼ばれる焚き火をする習慣があります。夏になると、水の近くや草むらは蚊がものすごく多くなるので、焚き火の煙は蚊よけの効果もあるようですが、コッコでフィンランド人が大好きな、Makkara(マッカラ)と呼ばれるフィンランドソーセージを焼き、食べたり飲んだりしながら、いつまでも暗くならない空の下で会話を楽しみます。

この日を境に日が短くなり、暗い冬へと近づいていくので、沈むことのない太陽を見て物思いにふけることもあります。

※北極圏内では太陽は沈まず白夜ですが、フィンランドでも北極圏外では太陽は沈みます。でも、明るさが残るのでほぼほぼ白夜です。

 

自然の中で遊ぶ、自然と遊ぶ、自然に時を過ごす

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夏至が終わるとどんな夏の過ごし方をするのでしょうか。

フィンランドといえばサウナ。コテージには離れのサウナを持っているお宅も多く、夏の間でもサウナに入り、近くの湖や川に裸のまま入って体の火照りを取ります。

私も数回チャレンジしたことがあるのですが、コテージが密集しているわけでもないので、人目も気にならず、自然と友達になったような感覚と開放感があり、なかなか気持ち良かったです。

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その他にも、自然の中を思うままに散歩したり、サイクリングをしたり、湖や川でボートを漕いだり、カヤックをしたり、釣りをしたり、泳いだり。公園に行ってハイキングやトレッキングをしたり。

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また、庭にある青空キッチンで魚を焼いたり、スモークしたり、フィンランドクレープを作ったり、BBQを楽しんだり。7月も終わりになってくると、周囲にある自然の中でブルーベリーやコケモモなどのベリー類が実を付けるので、ベリーピッキングをして夏を過ごすこともできます。そして、読書したり、TVを見たり、カードゲームしたり、ずっとおしゃべりしたり、好きなだけ寝たり、男性は大工仕事をしていたり、などなど。

「特別な過ごし方をしない」のが、フィンランドの夏休みと言っていいかもしれません。

特別なことがなくても、十分に夏を満喫することができます。その証拠に、夏休み後はみんなものすごくリフレッシュした顔で、職場に戻ってきます。

日本と比べて夏が短く、太陽の恩恵を十分に感じられるのが夏だけだから、仕事は一旦脇において、しっかりと休むことに集中しているようにも見え、休み方のプロだなと思うこともよくあります。

フィンランドの夏休み、ある意味ものすごく贅沢な夏の過ごし方かもしれません。

私は日本とフィンランドを繋ぐ仕事をしていることもあり、長くても3週間が限度。しかも、まだ思い切って休みに集中できてない、、休みのプロに早くならねばと思ってます。

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