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フィンランド発、気ままな一人旅 ~フィンランドから他国へ~

 

フィンランドは国外旅行をするのに便利な国

フィンランドはヘルシンキ・ヴァンター空港がハブ空港になりつつあることから、ヘルシンキを経由すればほとんど全てのヨーロッパ各都市に行くことができます。
また、フィンランド北部はスウェーデン、ノルウェー、ロシア北部と陸続きで、特にスウェーデン、ノルウェーには、基本的にパスポートが無くても国境越えができます(念のため、持参しますが)。

そして、日本のパスポートは最強なので、ツーリストビザが無くとも入国できる国がほとんど。「よし、今から旅に出よう!」と思い立ったら、すぐにでも旅に出ることができます。

私は基本的に旅に出ることが好きで、時折一人旅をします。2010年8月末にフィンランド北部にあるオウルに移住してからは、オウルから北極海(ノルウェー)へ、オウルからチェコ・プラハに一人旅に行ってきました。今夏はブダペストとウィーンに一人旅予定でしたが、止事無き事情により旅行を取り止めました(でも、いつか実現させます!)。

それぞれ違うテイストの旅でしたが、皆さんに余り馴染みのない北極海への旅について、どんな一人旅だったのか、ご紹介したいと思います。

 

フィンランドから国境を越えてヨーロッパ最北端へ!

ヨーロッパ最北端は北極海に面しています。ですが、フィンランドは北極海に接しておらず、フィンランドからノルウェーへ旅をすることになります。
フィンランドから北極海までは自家用車で行くことも可能ですが、車を持っていない人は長距離バスを使って北極海(Nordkapp:ノールドカップ)行くことができます。冬は気候的に厳しいこともあり、フィンランドから北極海までのバスは夏のみの運行です。
フィンランドからのルートは、Eskelisen Lapin Linjatというバス会社がバスを出しています。
バスサイト:http://www.eskelisen.fi/fi/index.php
参考までに、
●2014年の運行期間:オウル⇒北極海(ノールドカップ): 6/1~8/23、北極海(ノールドカップ)⇒オウル: 6/2~8/24
●2014年の価格(オウル-ノールドカップ):145ユーロ(大人片道)、268ユーロ(大人往復)、93ユーロ(学生片道)、186ユーロ(学生往復)

バスの最終到着地であるNordkapp(ノールドカップ)は、英語ではNorth Cape:ノースケープ(北部岬)と訳されます。ヨーロッパ最北端の場所で、観光施設やモニュメントなどがあります。ノールドカップの詳細は公式サイトでご確認ください。
URL:http://www.nordkapp.no/en/

私が、旅に行った2011年8月中下旬はまだ学生で、そのときはここまで長く働けるとは思っていなく、「今行かないと2度と行けないかもしれない」という想いが強くなり、思い切って旅に出ることにしました。学生料金で行けるというのも大きな理由の1つです。
そう思ったその翌日がバス運行の最終日。一泊二日で行く以外に選択肢がない。急すぎて誘える友達もいない。一人で大丈夫かな?寝る場所はあるのか?夏でも寒いのでは?と心配は多々ありましたが、行ってきました、会ってきました北極海!
行ってよかったと心から思えた最高の一人旅でした!

 

オウルからなら弾丸トラベルが可能

image002_1オウルからノールドカップまで、片道969km。当時の学生料金は往復で179.2ユーロ。
そして、旅程です。
8:15オウル出発⇒22:20ノールドカップ到着⇒1:00ノールドカップ出発⇒21:21オウル到着
往復2000kmの旅。現地滞在時間は約3時間。バス乗車時間は約34時間。
無謀とも思える旅ですが、最高に価値がありました。


バスは所々で休憩があり、スーパーに行く余裕もありました。国境が陸続きなので、ノルウェーに入国していることを、お店に書かれている言葉や雰囲気で知ることができます。
島国に住む日本人からすると、とても不思議な感覚を味わうことができます。

 

フィンランドは山と呼べるほどの高さを持つ山がなく、女性的で優しい景色を持った国。北に行けば行くほど、岩壁、岩山、フィヨルドなどの男性的で雄大な景色が広がってきます。そんな景色の移り変わりをバスに乗りながら楽しむことができ、フィンランドからノルウェーへの陸続きの旅はなかなか興味深いルートです。

 


バスに揺られること14時間。夜22:20、遂にノールドカップ到着!
北極海とのご対面です。8月中下旬でも、北極海は太陽の明るさが水平線に残っていて、これまでに見たことのない幻想的な世界が辺り一面に広がり、地球の丸さを肌で感じ取ることができました。風は強かったけれども、天気は最高で、バスで知り合った人と一緒に話をしながら景色をしばし眺めてました。そして、心配していた寝床もバス車内で寝てもいいことが分かり、翌日夜21時に大興奮状態で無事にオウルに戻ってきました。

 

一人旅もたまには良いもの!

この時は、オウル出発からオウル到着まで同じバスの運転手さんで、乗客が少なくなってからは、乗客が気になる景色の前で停車してくれたり、オウルでバスを降りる際に、笑顔でポンポンと肩をたたいてくれたのが、とても印象的で、思い切って旅に出て良かったと実感した瞬間でした。無言でも、運転手さんの手からは「頑張って旅をしたね。」と、優しさも伝わってきました。
そして、同じ車中で知り合ったインドから来た女性。景色に共感し、記念撮影。

一人でも自分次第で楽しく過ごせる、それを大きく知れた旅でした。

 

一人旅の利点・欠点

私が思う一人旅の良い点。
-自分の思うままに自由に行動ができる(計画、変更、キャンセルも思いのまま)。
– 旅先で多くの人と知り合える機会がある。
– 計画段階から全て自分でやることで、その土地に詳しくなり、旅慣れてくる。
– 精神的にたくましくなり、自分に自信がついてくる。
– 旅のスタイルの選択肢が増える。
– 人の優しさがものすごく嬉しく感じる。

ネガティブな点。
– 同じ場で、感動や感想をすぐに共有できる友がいない。話す機会が圧倒的に減る。
– 食事する場所が限られる(一人でレストランには入り難い)。
– ご飯をシェアできないので、食べたいものが限られる。
– 警戒心をかなり高めに持たなければならない(高度な緊張感が続く)。
– 常に自分の荷物に気をつけなければならない(荷物を置いて席を離れるのが難しい)。
– 何かトラブルがあった際、一人で解決せねばならない。

一人旅の良し悪しはありますが、仲間と行く旅にも良し悪しはあります。
一人で気ままに旅をするのもよし、仲間とワイワイ旅をするのもよし、どちらの場合でも自分が楽しく過ごせるのが一番大切だと思います。

ちなみに、私のここ最近の一人旅をするきっかけは、先日紹介したストックマンのクレイジーセールで、飛行機チケットを買って一人で旅をする、というのが自分の中での流行りです。プラハはこの流行りの第一弾。次のクレイジーセールでは、ブダペスト行きのチケットをもう一度買おうと思っています。

後日談:
実は、後で知ったのですが、ノールドカップは本当の最北端ではありません。真の最北端は、Knivskjelloddenとノールドカップから少しだけ離れた場所で、ここは目的地に行くまで数十分ほど歩く必要があるようです。
ノールドカップ:北緯71°10’21”、 Knivskjellodden北緯71°11’08”。

 

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