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- 【海外美容】フランス美魔女はお水とアジアンフードで!
夏休み明けの新学期、
2か月ぶりに会ったフランス人のママ友がすっかり痩せて美しくなって登場しました。
すっきりした顔と下腹に、
「どうやって痩せたの!」と皆から質問攻め。彼女の答えは
「コントレックスを飲みまくって7kg痩せたのよ。」
日本でも「ダイエットミネラルウォーター」として知られているコントレックスですが、
原産地のフランスでも、女性達の圧倒的な支持を受けているお水です。
産後に「女」を取り戻すフランス女性
ドイツ、ドイツ語圏スイスに住んできて、現在フランスに住んでいますが、
女性の「美」への追及度はフランス女性に圧倒的に軍配が上がります。
骨格自体が大きいゲルマン系のドイツ人と
小柄なラテン系も多いフランス人とを比べるのは無理があるかもしれませんが、
若い女性はフランス人が圧倒的に華奢で可愛らしい。
洋服も国境を挟んで一回り小さくなるので、
ドイツやスイス在住の小柄な日本人は、こぞってフランスへ買い物へ行きます。
そんな華奢でコケティッシュなフランスのマドモワゼル達も、
結婚して出産を経ると別人のように変わってしまいます。
こちらでは日本のような体重増加制限などはないので、
妊娠で体重が10kg、20kg増えるのは当り前。
一気に肝っ玉母さんに変身するのです。
フランス人は華奢というイメージがあったので、
引っ越し当初に幼稚園のお迎えに行ってふくよかな人が多いのにびっくりしました。
産後数年だったり、妊娠中だったりと妊娠適齢期の女性が多いからでしょう。
しかし、小学校のお迎えへ行くと状況がガラッと変わってきます。
ママさんたちが細い。
と言っても、ただ細いというよりも胸もお尻もしっかりあるうえに引き締まった女性らしい体系。
服装も、幼稚園ではゆったりパンツ姿が多かったのに
ドレッシーで体の線を強調しまくるワンピースやスカート。
もう子供を産まないと決め、子供も幼児期を過ぎるころから、
「子育てに追われる母親」を卒業し、
もう一度「女」として輝くためにダイエットと女磨きが始まるのです。
お水で毒素を流し出す
そんな彼女たちが手っ取り早く、
お手軽に始められるダイエットがミネラルウォーターダイエット。
お水は生活必需品の筆頭なので、
常にどこかのお店で目玉価格で売り出されていて、
1,5リットルのペットボトルが30円くらいで買えてしまいます。
バックの中にはペットボトルは常備、カフェでもコーヒーにお水はつきもの。
レストランでもワインとは別に大きなミネラルウォーターのボトルは必須です。
びっくりするくらいお水が飲まれます。
エビアンやペリエなど、日本で知られている外国のミネラルウォーターの多くはフランス産。
フランスには軟水、硬水、炭酸水まで多くの水源地があり、味も硬度も様々。
そんな中から、各家庭でお気に入りのミネラルウォーターを選び常備しています。
「お水の味なんてそんなに変わらない」と思っていたので、
フランス人の銘柄へのこだわりは不思議に思えましたが、
実際飲み比べてみると思った以上に味に違いがあり驚いたものです。
軟水に慣れている日本人には、ヨーロッパの硬水はあまりおいしく感じられません。
なかでも、ダイエットで有名なコントレックスは硬度1468の超硬水(ヴォルビックは60)。
正直、慣れるまでは厳しい味です。
さらにカルシウムやマグネシウムが豊富なだけあって、
おなかを下してしまいがちです(これがダイエットにいいのかもしれませんが!)。
味に対する評価はフランス人たちも同じようで、
知り合いの男性でコントレックスを好んで飲んでいる人はいません。
しかし、味はさておきダイエット効果は抜群なので、
美魔女を目指すフランスママ達は頑張ってコントレックスを飲むのです。
ダイエット食品?Konjaku
日本では何十種類ものダイエット方法が紹介され、
様々なグッズや情報であり溢れています。
しかし、フランスではいたってシンプルに、
食事の見直しと運動でダイエットが行われています。
日本で何種類も見かけるダイエット用の置き換え飲料などもポピュラーではありません。
それでは、ダイエットに何を食べているのかというと、
日本人におなじみの米、豆腐、魚。
ダイエット用に紹介されているレシピのほとんどは、これらの食材が使われています。
ヨーロッパでのアジアのイメージはアジア人=細い、
アジアの食事=ヘルシーでダイエットに最適。
ダイエット目的でアジア料理を作る人が増えたことから、
一昔前では見かけなかった白菜、大根、青梗菜などが今では他の野菜と同様に売られています。
調味料として各種カレーやワサビも定番商品です。
そこに最近新たに加わった食材が、コンニャク。
和食がブームになった今でも、コンニャクだけは手に入れにくかったのですが、
意外な形で簡単に手に入るようになりました。
米粒状のものやパスタ型、
すでに市民権を得ている寒天と共にゼラチンの代用品としての商品も売り出されています。
フランスのダイエットは、しっかり運動してバランスよく食べて、
お水をたっぷりとるという王道のものです。
ただ細いのを目指すのではなく、
健康を損ねず女性らしさを決して失うことないダイエット方法だからこそ
フランスには輝く美魔女が多いのだなと納得しました。