フランス_アルザス農家

【海外生活アドバイス】のんびりが当たり前のフランス時間

フランス_アルザス農家

日本を訪れたことのある外国人が口をそろえて言うのが、
「全てが時間通り」
ということ。

新幹線や電車は勿論、お店の開店時間も時間通りなのに驚くようです。
私たち日本人は、子供のころから時間を守るようにしつけられてきていますよね。
小学校のクラスの目標などで「時間を守ろう」というのがあったのが思い出されます。

そんな日本で生活してきて、外国に住んでみると、
ほとんどの国が時間にルーズなことに驚かされました。

 

時間厳守のドイツ人

それでも、基本的に規則をしっかり守るドイツでは、
日本人の私が違和感を感じるような時間のルーズさはありませんでした。

ドイツ人のPünktlichkeit(時間厳守)な性質はヨーロッパの中でも顕著なようで、
ドイツ人を揶揄する小咄には欠かせません。
時間厳守の姿勢が、いつもあくせくして余裕がないという風に見られているようです。

実際、学校関係の集まりなどでは、常に私とドイツ人のお母さんだけが5分前に来ている状態で、
時間感覚は日本人とよく似ています。

 

約束の時間に来ないフランス人

フランスに引っ越してきてからというもの、
フランス人特有ののんびり具合に日々驚かされ続けています。

引っ越してきてすぐに、電化製品を購入しました。
配達日の指定をすると、当日の朝に詳しい配達時間を電話してくるということでした。
そして、当日朝。
「配達時間は9時から18時の間です。」との連絡が。
9時間というのはあまりにも幅が広すぎるので、せめて午前か午後かを指定して欲しいと言ったのですが
「On ne peut pas dire(何とも言いようがありません)」と言われるばかりで、
仕方なくその日は一日中家で待つ羽目になりました。

 

ゆとり生活が最優先

それでも、配達が行われたので良かったのですが、
ひどい時には約束自体を忘れられてしまいます。

家の庭を整備してもらおうと、造園業に何度か問い合わせをしたのですが、
見積もりの予約をすっぽかされること2回、
見積もりをした後に様々な理由で作業が開始されないこと2回
(暑すぎて夏は働きたくない、急に腰が痛くなって仕事したくないなどの理由)で、
5件目にしてようやく業者が決定しました。

しかし、当初1週間と言われた作業時間は最終的には3週間もかかりました。
フランスに来るまでにこんな体験はしたことがなかったので、
てっきり私たちが外国人だから適当にあしらわれたのかも…とネガティブに考えてしまいましたが、
フランス人いわく
「こんなことは日常茶飯事で、最後まで作業してもらえて良かったね。」
と言われました。
ひどい時には、仕事途中で職人が来なくなることもあるそうで…

2.庭工事_logo

日本人の感覚では、仕事の依頼が来ることは収入につながるので、
依頼を適当に扱ってみすみす収入のチャンスを逃すのはおかしいのではないのかと思いますよね。
特に、自営業の場合は仕事が入ってなんぼのものです。
しかし、フランス人はあくせく働くことよりも、
ストレスフリーな生活を望んでいるようで、美味しいものが食べられて、家族でのんびり過ごせるだけの収入があれば良い!
という考え方。

「日本では働き過ぎで死ぬ人がいると聞くけど、本当に本当か?」と真顔で聞かれます。

 

お役所さえも!

3.市役所_logo自営業や民間のお店が時間にルーズなことは100歩譲って許せます。
何よりも驚くのが、郵便局や保険会社、役所など公的な機関も時間にルーズなところ。

例えば、開館時間が8時半だとすると、
日本ではそれ以前に職員が出勤して時間通りに開館し業務が始められます。
しかし、こちらでは8時半に職員が出勤してきて、それから準備して開館するので10数分の遅れは当たりまえです。
ひどい時には、「作業が多くて従業員が疲れているので、今週は水曜日だけ営業です」という張り紙が張り出されてあり、
途方にくれたこともありました。

また、驚きを通り越してあきれてしまったのは、郵便の遅配。
どこでどう迷ったのか、消印が1か月以上前の郵便が届いたりします。
国際郵便ではなく、国内郵便ですよ。
届いた封筒を開けると、とっくの昔に支払期限が過ぎた請求書などが入っており、唖然とします。
急いで支払いに行き、「郵便が遅れて…」と言い訳をすると、
何の追及も疑いされもせず「c’est pas grave(どうってことないわよ)」と処理されます。

日本人の私は、こんなことがある度にナーバスになっていたのですが、
次第にフランス式のルーズさに慣れてしまいました。

今までは、5分速く進めた時計を利用していましたが、
フランスに来てからは定刻通りに戻しました。

慣れてしまうと、どんなことでも何だかんだと融通の利くフランスは住みやすいのかもしれません。
私自身の性格も、良いのか悪いのか、少し気が長くなって辛抱強くなったような気がします。

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