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旅好きの欧米人

彼らから産まれたホ-ムエクスチェンジやカウチサ-フィンは、滞在費用を無料に納めるシステム。それだけではありません。相乗りシステムをご存知でしょうか?

まずは運転手が、いつ、何時、どこの都市からどこに行くかシステム上に登録します。何席空席があるか、どのルートを通るか、どのくらいまでのサイズの荷物がOKか、移動費も明記。車を持っていない人は、自分がいつどこからどこへ行きたいか入力すると検索できるシステム。

もちろんル-ト上なら、途中の都市でピックアップしていただくことも交渉しだいで可能です。自分の条件にあう人が見つかれば、まずシステム上で無料会員登録した後、予約し入金。システムから送られてくる相手の電話番号を見て、連絡を取り合います。この際に、自分の電話もしくはメイルに暗証番号が送られてきます。これは運転手がお金だけ貰い、同乗者を置いていくことがないようにする仕組みとなっており、実際に同乗した際に運転手に暗証番号を教えます。それにより、システム側から運転手にお金が払われる仕組みになっているので、安心できますよね。もちろん、運転手が約束の場所に来なければ返金も可能です。

このシステムを使うと、事故などの多少のリスクは伴いますが、相手側もシステムにまずは会員登録をしなければいけないため、ヒッチハイクと違い問題があった時も一安心。すでに何度も利用している人は相手側からの評価も入っているので、参考にするとよいでしょう。
相乗りする分車の数は減るので、地球温暖化にも優しいシステム。運転手も開いている席を格安に提供することにより、自分の旅行費用も抑えられるから競って値段を下げてくれます。電車よりも遥かに安い移動費で、遠距離なら半額以下、至近距離なら7分の1以下くらいでの移動が実現します。更に新しい出逢いもあるから、旅の想い出も増えますよね。少しの語学力と勇気があれば、我が家のような貧乏家でも月に3回も旅が可能に。

それでは、このシステムを使って実際に私が娘を引き連れて旅した模様をご紹介させて頂きます。私たちが住んでいるのは、日本人旅行客にも馴染みが深いフランスのシャモニ-。
ここでフランスだけでなくスイスとイタリアの地図も一緒に広げて見ていただけますか?
鉄道路線図がついているとより分かりやすいです。シャモニーは、イタリアやスイス国境にも近い町です。シャモニー観光とアルザス地方、または南フランスの二-ス観光を組み合わせる場合を想定してください。フランス国鉄のホ-ムペ-ジで検索すると、かなり遠回りの行き方が紹介されます。この地方は山岳地帯が多いので、鉄道路線が発達していないということもあります。ヨーロッパ各国には、小さな空港もあり格安航空での移動も可能です。しかし、空港は郊外にあるので、そこまでの移動時間に搭乗手続き時間、着いてからも市内への移動時間、移動費を考えたり、手荷物の重量制限が厳しいので追加料金を取られる可能性も。そんなことを考えると、少ない日程で周遊を考えている方にはとてもお勧めの移動法。

シャモニ-からアルザスへの移動法

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例えば、シャモニーからアルザス地方に行く場合。地図を良く見ていただくと、スイスを通って北上したほうが断然近道だとお分かりいただけたでしょうか?スイスの高速道路を使用する場合、あらかじめ年間のパスを購入する必要があります。そのパスは、1年間使い放題でフランスの高速道路使用料金よりも安いとのこと。シャモニーからアルザス地方の場合、車ではまずスイスのジョネ-ブを通過し北上すると、4時間から5時間ほどでジブリ映画の舞台ともなったコルマ-ルに到着します。これが電車を利用すると、時間帯にもより異なりますが、乗り継ぎが最低2回以上。所要時間8時間以上で、115ユーロ程の移動費。
それが相乗りシステムなら半分以下の所要時間で、更に3分の1以下のお値段での移動が実現。娘と併せての往復の料金が私一人の片道分の電車賃とほぼ同等額とあっては、お財布にもとっても優しいから更に旅に出ることができますよね。

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ハウルの動く城が大好きな娘は、コルマールの旧市街を何度も歩いて映画に出てきた場面を探していました。子供と一緒に旅行にいくなら、是非出発前に映画を一緒に観てから行くことをお勧めします。そうすれば、子供も楽しめる旅行になるから家族全員の楽しい想い出が増えるでしょう。
行きは、中南米の島グアテマラから15歳の時リュックひとつで出てきたという男性に同乗させていただきました。放浪癖がある私ですが、中南米は未開の地。行く道中彼の産まれ故郷の話などで大いに盛り上がりました。グアテマラはフランス領で、祝日はフランスと一緒。彼の国籍はグアテマラではなくフランスで、学校でもフランス語が公用語。

帰りは、グルノーブルに住むネット上で地図を作成するお仕事をしている男性に同乗させていただきました。ヨーロッパは小さな町までかなり詳細に地名や美術館などが書けてしまうほど制覇してきた私に対し、あまり旅行をしたことがないのに地図を作成する仕事についている彼。更にもう一人、グルノーブルに住むロシア人女性も同乗し、彼女のヒッチハイク旅行話に華が咲きました。彼女たちかなりいい雰囲気になっていたので、相乗りがきっかけでカップルが誕生するかも?

コルマ-ル旅行の詳細は、別記事にて特集させていただきますね。

シャモニ-から南フランス イタリアへの移動法

さて今度は、シャモニーから南フランスに下る方法を想定してみましょう。シャモニーからモンブラントンネルを抜けるとすぐそこはイタリア。シャモニーからは毎日SAT社のバスでイタリアのク-ルマイヨ-ル、更にはその先のアオスタ、ミラノ、トリノ方面へバスが運行されています。このバスを利用してトリノへ出てもよし。相乗りシステムを利用してトリノへ出てもよし。小さなお子様連れは、バス料金は半額になります。相乗りシステムの場合は、子供も大人と同じ料金。この区間、アルプスの手前に小さな集落が点在し、高台には古城が160以上残っています。そこから電車で二-スを目指すほうが、フランス国内の鉄道路線で移動するよりも半分以下の時間、半分以下の料金で移動が可能になります。もちろん、南フランスではなくミラノまで出てそこから電車に乗り、同日中にヴェニスに到着することも可能です。または、トリノ、ジェノバと南下し、そこから世界遺産に登録されているチンクエテッラやピサの斜塔に移動するのも良いでしょう。

私たちは、シャモニーからトリノまで一人8ユ-ロで同乗させてくれるカップルをゲット。そこから最終便で二-スまで行こうと計画していたのですが、実際に駅についたのが予定を1時間以上過ぎてしまい、タッチの差で最終便が出てしまいました。仕方なく、トリノ駅近くの安宿を探し一泊。ついでだからサッカー観戦しようかなと思いましたが、試合は翌日とのこと。翌日時刻表と鉄道料金を比較し二-スではなく、ピサの斜塔を見てチンクエテッラの基点となる町の駅前のホテルに一泊。イタリアはフランスに比べかなり国鉄料金が安く、更に週末の長期移動には割引料金も適用されるので、こんな旅も可能になってしまいます。しかも22カ国放浪経験がある私。9歳児を引きつれ、ホテルの予約もせずに現地で深夜ホテル探しとかなり危ない橋を渡っています。大きな催し物がない限り、当日でもホテルを見つけるのは難しくなくなりました。

イタリアの旅の詳細は、別途特集させていただきますね。
陸続きのヨ-ロッパ。違う国への移動というととても距離がありそうでいて、実際は他の同じ国の都市より近かったりします。計画を立てる前に、ヨーロッパの全体図を見ながら本当に行きたい都市の位置を確認してみませんか?もちろん、シャモニ-だけでなく他の国でも同じ国内ではなく違う国を通り抜け移動したほうが時間も費用も短縮できる場所が幾らでも見つかりますよ。
浮いたお金で食事をグレ-ドアップしたり、自分へのご褒美を買ってはいかがですか?鉄道パスを購入する前に、各国鉄のサイトや格安航空券のサイト、相乗りサイトを比較してみては如何でしょうか?計画次第で、貴方の旅が何倍もグレ-ドアップするはずです。

もし貴方が相乗りサイトを利用したら、今度は貴方の人生にとって素敵な出逢いがあるかもしれませんね。暖かい春の訪れとともに、あなた自身にも素晴らしい春が訪れることを祈っています。

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