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この夏のお勧めプラン フランス ガイドブックには掲載されていない とっておきの大自然を満喫する旅 Ile-d’Houat [ヨーロッパ-フランス]

夏と言えば、海か山。皆さんは今年の夏、どちらを選択しますか?日本のストレス社会に疲れてしまった方、今まで一生懸命働いてきて人生に迷っている方にお勧めの旅行地がこちら。

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どこまでも続く青い海に、白い砂浜。そして、手前では殺人事件発生・・・?いや、長居しすぎて風化してしまった人でしょうか?それとも、砂パック?

私以外出遭う観光客もいないような小さな島を散策中、浜辺にたどりついたらいきなり飛び込んできた状況にパニック状態の私・・・・。まさか犯人に仕立てられたらなんてハラハラしたり・・・刑事ドラマの見すぎですよね。

周囲を見回したら、ようやく一人男性を発見。犯人?と恐る恐る話しかけてみると、パリ在住のナショナルジオグラフィックのカメラマンとして世界中を飛び回っていた方で、現在はカメラマンチームの先生をしている方だとのこと。そんな彼がプライベ-トのバカンスで選んだ場所が、大自然以外何もない島でした。世界中巡った中で、彼が一番好きな島だそう。

東京に住んでいた際、やはりナショナルジオグラフィックのフランス人のカメラマンのおじいちゃんと知り合い、彼が取材するために観光案内したことがあります。私が興味があるのは、やはり大都会よりも大自然の恵みを受けた場所のお話。

22カ国ヨーロッパを放浪したくらいの私ですが、彼との話に華が咲き住所まで頂いてパリで再会する約束を取り付けました。

 

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彼のいたずら心にはかなわない私の作品がこちら。浜辺で採取した大きくて真っ白な貝殻を使い字を書いただけ・・・。

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歩いていると無数に草むらの中をはうトカゲたちに私の悲鳴がこだまします。咲き乱れる花々。

 

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3時間も掛からず、徒歩で島一周可能なくらいの規模。

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がさがさという音がしてようやく人に会えたかと思いきや、犯人は・・・。とにかく手づかずの大自然しかないと言ってもいいくらい。波の音、風の音、そして私の天敵トカゲの這う音くらいしか聞こえない、禅にはもってこいの島。もちろん住んでいる人もいます。

 

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南国を思い浮かべるような家々。よく見ると所々に拾った貝殻を使い壁を作ったり、郵便ポストを作ったりとしています。もちろん、住んでいる方のためのス-パ-もあるので、サンドイッチなどを買って好きな場所で食べるのもいいですよね。

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この島に住んでいる私のフランス人の友人が案内してくれたのがこちら。島で唯一人の手で作られた観光施設?

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と言ってもフランス語が分からないと見ても何かな?と思うかもしれません。

他には正直何もない島です。だからこそ自然と一体になり、無にかえることができるのではないでしょうか?これを言うと私の歳がばれてしまうかもしれませんが、エースをねらえというテニスのアニメを覚えている方はいるでしょうか?その中でテニスで勝つために必要なこととして、無にかえることをうたっています。スポーツの試合は何であっても、エキサイトしてしまいますよね。ジャッジミスがあるとイラついてしまったり・・・。冷静さを保つことはとても至難の業です。また、相手との実力さがありすぎると、自分のほうが上手い場合余裕がありすぎて、先の先の先まで考えすぎてしまって自分でミスをすることもしばしば。逆に相手のほうが上手い場合、考える暇もなくただ勝ちたいという気持ちが強ければ勝手に足が動くものです。そんな時に今までどれだけ真剣に練習に取り組んでいたかがおのずと現れることがあります。自分でも信じられないくらいの力が出て、気がついたら勝利していたなんてことも。だけど、そんな無にかえるなんてことは一生に何回も体験できるものではありません。

 

仕事より自分の人生を優先する欧米人に対し、人生よりも仕事を優先することが多い日本人。当然ストレスの溜まり方も違うでしょうし、欧米人のように思ったことを素直に吐き出すのも難しいですよね。人生に思い悩んだ時に、バカンスで思い切りリフレッシュして疲れを癒したい時に、大自然以外何もない環境の場所を旅行地に選ぶと貴方の人生観を変えてくれるかもしれません。ただただ波の音や風の音に身を任せ、風や海の匂い、草や大地の匂いをかぎ、ゆっくりと時を過ごすことができる空間。きっと、この島で貴方も無にかえることができるかもしれません。

 

ブルターニュ人はフランスの中でも、特に結束が高い民族です。ブルターニュ人は自分たちがブルタ-ニュ人であることに誇りを持っています。自分たちの愛している土地が変らない自然を保っていることにも誇りを持っています。だから高級ブランド品を買った袋を抱え込んでいるような観光客は歓迎しない方が大変多いです。女性なら化粧もしないで自然体のほうが受け入れられやすいです。一度受け入れられると、とことん家族の一員として扱ってくれるブルタ-ニュ人。そんな人柄に触れて、次から次へと友人たちが彼女たちの友人たちを紹介してくれ、バトンタッチするようにガイドブックには掲載されていない小さな町を訪れることになりました。

今ではすっかり忘れ去られたブルトン語。しかし、「ヤマット」(早口で言います)は乾杯。

ケナボ-は、またね。このふたつの単語さえ覚えれば、もう貴方も仲間として受け入れてくれるでしょう。一度受け入れられると、朝まで放してくれず一晩中飲まされるのでお酒が弱い方は気をつけてくださいね。どのご家庭も、ミニバー並みのお酒の品揃えを誇ります。

大自然に癒され、ブルターニュ人の暖かい懐に触れる旅。少ないバカンス、少しでも時間を有効活用して美術館めぐりやショッピングを堪能するのもいいけれど後々かえって疲れてしまったなんてことにもなりかねません。たまには、何もしないゆっくりと時の流れに身を任せる贅沢な旅をしてみませんか?

 

 

島へのアクセス方法

この島に行くためには、まずは定期船が出ているキブロンに行きます。キブロンに行くためには、まずパリモンパルナス駅よりTGVに乗車し、Auray駅で下車し、バスに乗り換えます。所要時間約4時間半から5時間ほど。キブロンの港から島への定期観光船が出ています。

キブロンからは、他にベル・イル行きの観光船もでています。

 

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ベル・イルは、あの画家モネが滞在し、数多くの絵画を残したことでも有名。夏は、殆どの方がベル・イルを訪れます。

ベル・イルは、ブルターニュ半島最大の島で、ユースホステルも高台にあります。今回ご紹介させて頂いた島と違い、かなり観光客が多いため、タラソテラピーセンターもあります。

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こちらがタラソテラピ-センタ-併設のレストランからの眺め。マッサージは、当日予約でも受けることが可能でした。

私は、2週間ほどこの島に滞在し、レンタルサイクリングを借りて島を何周もしてみました。レンタルサイクリングをする場合、パスポートを保障代わりに預けなければなりませんでした。

皆さんなら観光地化された島と、ほとんど観光客もいない島。どちらを選択されますか?

PS 貴方も長居しすぎて風化しないように気をつけてくださいね。

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