モンブラン・エキスプレス

憧れのフランスに住んで驚いた体験

 

モンブラン・エキスプレス

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フランスに住み始めて5年が過ぎました。住む前にイメ-ジしていたフランスと住み始めてから感じるフランス。毎日驚きの連続です。日々文化の違いを感じます。今回は私が驚いたことベスト10をお伝えします。

 

10位 故意の無賃乗車

ヨーロッパ各地の鉄道駅には、日本のような改札口がないところが大変多いです。購入した切符を機械に通して日付や時間の刻印を押して乗車します。その後、電車内で車掌さんが切符を確認しにくることがありますが、2時間近く乗車してもまったく車掌さんが回ってこないこともあります。それを利用して無賃乗車をする人が多いのです。

国鉄の統計で、フランス国内ではロールアルプス地方が無賃乗車率が一番高いという結果です。

 

9位 故意ではないけれど無賃乗車

秋は国鉄のストライキの時期。また、シャモニー界隈では路線の工事に入り、代替バスを出すことが頻繁にあります。シャモニー界隈の国鉄の駅は無人駅が大変多く、そのため、無人駅で乗車する人は電車内でチケットを購入することになります。代替バスに乗車する際は、国鉄職員も同乗してチケットを販売しなければならないのですが、時にバス会社の運転手のみで国鉄職員が同乗しないことも。代替バスの運転者はチケットの販売義務がないため偶然にも無賃乗車が可能になるのです。

 

8位 宿題ゼロのゆとり教育過ぎる子供たち

フランスの小学校では宿題が皆無に等しい状態です。何と、宿題を書くことを禁止されているとか。ユーロ圏の国籍を持つ人たちは、ユーロ圏内なら何処の国でも働けるとあり、フランス国内も様々な国からの移住者が多いのが現状です。両親が外国人の場合、家の中での会話は両親の国の言語になりますよね。その為、フランス人を両親に持つ子供たちに比べると、フランス語能力に欠けてしまうが明白な事実。学校内でも特別クラスを設けるなどフランス語能力に関するケアが充実しています。それでも両親が宿題を手伝うことができずに、フランス人の子供たちと他国から移住してきた子供たちとでは学力の差が出てしまうという懸念から国会で宿題をゼロにする議案も検討されたとのこと。

hachette社から出版されているおすすめ教材

hachette社から出版されているおすすめ教材

そんな子供たちやフランス語学習者にお勧めの教材が、写真のhachette社から出ているこのシリーズ。1冊4ユ-ロ弱と大変お手頃ですが、楽しみながら各教科を学べるような工夫が満載です。教科別、学年別に出版されているのでフランス語初心者は小学校1年生に当たるCPのものから選択しましょう。

 

7位 シャモニーの小学校のスポーツ実習

アウトドアスポーツ王国シャモニーの小学校では、マウンテンバイク、スキー、クロスカントリースキー、スケートなどの実習があります。シャモニーの小学校では年間を通し、10回近くスキー実習が行われます。特にシャモニーのクロスカントリースキークラブには世界で活躍している人が大変多く、幸運にも世界チャンピオンに教わることができた生徒たち。ハイキングにも頻繁に出掛け、ロッククライミング教室が開かれることもあります。地元にある私立中学校では、日本では見かけない乗馬教室がカリキュラムに含まれていたり、アメリカに2週間ほど旅行に連れて行ってくれるようです。

中学生になると、スポーツで優秀な成績を収めている子達に特別の待遇が施されます。試合に出場するため、授業時間の調整をしてくれることも。

しかし、反対に日本のようにバレーボールやバスケットなどのスポーツを学校で体験することはありません。

 

6位 キャンピングカーでの生活

70年代のヒッピー族を思い浮かべるであろう、キャンピングカーでの生活。ヨーロッパ各地では、未だにキャンピングカーで生活する人が大変多いのが現状です。彼らの多くが季節労働者として数ヶ月働き、違う場所に移動する方も多いのです。

キャンピングカーで自由気ままに好きな場所で移動生活

キャンピングカーで自由気ままに好きな場所で移動生活

 

5位 世界一綺麗な言語であるはずのフランス語?

フランス語の響きを聞いて、その美しい発音にうっとりしてしまう人も多いでしょう。

実際のところ、フランス語が理解できるようになってくると、なんて汚い言葉のオンパレードなんだと驚愕の毎日です。日本と違い、男性よりも女性のほうが汚い言葉を使う確率がかなり高いように感じます。「エスペス コナー」「サロップ」「タギョール」などを連発する女性たち。男女間の喧嘩でも女性の方が何枚も上手とか。

ちなみに、綺麗なフランス語の響きに酔いしれる、おすすめの曲が、Garou et Charlotte Cardin のデュエット曲、Du Vent,Des Mots。https://www.youtube.com/watch?v=6oLlfbO_Xkoを是非一度聴いてみて下さい。

 

4位 先進国なのに低い賃金と不法労働

ユーロ圏の中でも先進国であるフランス。ユーロ圏の貧しい国から多くの人が仕事を求めてフランスに越してきます。しかし、先進国であっても日本に比べるとかなり低い賃金。ボーナスなんて皆無に近い状態。自分で賃金交渉しなければ、当然賃金は据え置きのままなので、フランス人はかなり強気で雇用主に賃金アップを要求します。不法労働と言うと、正式なビザを持たない不法移民がしているように思うかもしれませんが、実際にはビザが必要のないフランス人がしていることも多々あります。実際に税務署などに届け出るのは、週39時間労働分で、それに等しい労働分を隠れて雇用主から頂き、申請せずに不法に収入を得て税金対策や様々な手当てを所得する方も多いです。

 

3位 底が見えない書類地獄

フランスは全てにおいて書類地獄。日本と違い何でも自分で申請しなければいけません。担当者でも複雑怪奇すぎる書類の多さに、フランス人でさえいい加減にしてという状態。

毎年1回、滞在許可書を申請しなければならなかった私。有効期限が切れる2ヶ月前までに申請をしなければならず、3ヶ月前に必要な書類のリストをもらいに市役所に出向きました。そのリストに基づいて準備した書類を市役所に持参。対応した係員の方が「貴方に必要な滞在許可書に書類リストはこれではない。」と別のリストを渡されました。一週間後、渡されたリストに基いて持参すると、今度は、そのリストが間違っていると言われ、結局、4度もリスト違いで提出が遅れてしまったのです。当たり前ですが、それらの書類は全て自分で保管しておかなければならないため、本棚にはかなりのファイルが溢れています。

 

2位 机が2ユーロ?地球に優しいエコシステム

日本と比較してゴミの分別に対する意識が低すぎるフランス。しかし、使わなくなったものを再利用するというシステムはかなり充実しています。ヨーロッパ各地で盛んに開かれる蚤の市も、個人で使わなくなったものを提供しているのでゴミにはならず、上手く再利用されています。

リサイクルショップ“エマユ-ス”

リサイクルショップ“エマユ-ス”

どう見てもゴミの山ですが、その中から自分好みの物を探します。私は、フランスが誇る陶器の名門リモージュのコレクター物の陶器6枚を2ユーロで手に入れました。

更にはオスクーポピュレー。不要なものを寄付して、それを安く提供するリサイクルショップです。シャモニーのオスクーポピュレーでカフェで使われていたテーブルが2ユーロで手に入ったこともありました。私の家の家具の殆どをリサイクルショップで揃えたので、洋服代やアイスよりも家具代が安いなんて信じられますか?正直、家の中の物の値段を考えると物の価値が分からなくなってしまいます。

 

1位 日曜大工、フランス人女性のたくましさ

地震が少ないヨーロッパでは、築100年を越える建物に住むのも珍しくありません。中には、地盤沈下したのか、土台が腐って崩れてしまったのか、かなり斜めに傾いて隣の家とお互いが支えあって建っている家も見かけることがあります。そんな家に住む彼女たちは、せめて家の中では快適に過ごせるようにと改築に勤しみます。壁紙貼りも戸棚作りも業者の方には頼まずに自分たちでする人が多いのです。借家でも大家には断らず、キッチンを大改装したり、壁の色を変えたりする人も・・・。そのせいか彼女たちの家には一通り大工道具が揃っているのです。

如何でしょうか?自分の思っていることは内に秘めずに、即言葉で発するフランス人。文化もまったく違うところで育った私達が、その国に溶け込むと言うのは中々難しいのかもしれません。

 

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