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外国人とコミュニケーションをとるには?外国で友達を増やす方法[スイス・ドイツ・フランス]

 

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とりあえず「コミュ力」

私が高校生のときに、わずか1ヶ月ですがアメリカから交換留学生の女子学生がやってきました。違うクラスだったので、学校では触れ合う機会がなかったのですが、ある日何人かの友達と一緒に野球観戦に行くことになりました。当時の私は英語が大の苦手。恥ずかしながら、テストの点もひどいものでした。なので、優秀な友達達がパーフェクトな文法で英語を話している姿にひたすら関心するばかり。しかし、普段はおしゃべりな私。結局隣に人がいて沈黙を保つことなどできず、文法も発音も忘れて留学生と話しに話しまくりました。一つの文に2回動詞を使ったり、冠詞は忘れたり間違えたり、三単現のSなんて多分使ってません。きっとあきれるくらい無茶苦茶な英語だったにも関わらず、そこは同じ年の女子高生、身振り手振りやメモ帳に絵を描いたりしながら、とても盛り上がりました。その後、なぜか彼女は私を気にいってくれて、何度も遊ぶ約束をしました。当時は、なぜ英語能力の低い私が他の子たちよりも仲良く出来たのか、謎で仕方ありませんでした。けれど、その後の海外旅行や生活を体験した後に言えるのは、とりあえず「コミュ力」で乗り切ったんだということです。

その時の私がしたこと
・間違えてもひたすら話した
・寒いジョークや大げさな話し方(オーマイガーー!!!を変顔付きとか)
・顔を見て、身振り手振り、イラスト物まね、全てを使って話した
・面白い人を演じた(歌ったり、踊ったり)

海外で活躍するサッカー選手や野球選手も、「面白い」を糸口にして仲間に受け入れられている人がいますよね。大学で留学した際も、とりあえず最初はこんな感じで乗り越えました。しかし、この方法はあくまでも馬鹿をやっても許される年齢であったからで、結構な年になってしまった今、同じ方法で始めるとかえって逆効果かもしれません。

また、相手の年齢や出身国を見極めるのも大切です。いわゆる「ノリの良い国」の人、北米、南米、ラテン系の国々の人たちとは、面白いと思ってもらえればその後がスムーズに運びました。しかし、ドイツやスイスの人々は、感じが少し違います。

 

編集_2_1どの言語で話すか

ドイツやフランスでは、かなりの確率で英語が通じます。私はドイツ語を勉強したので、ドイツ語でもコミュニケーションをしましたが、ドイツではおおむね問題なく会話が進みました。しかし、スイスでは話は別。スイスのドイツ語は標準ドイツ語からかけ離れた方言で話されています。正直、普通にドイツ語を勉強しただけでは理解できません。なので、ドイツ語の会話の際は、相手にもスイスドイツ語ではなく、標準ドイツ語を話してもらう必要があります。これが少し厄介で、スイス人の多くは方言に誇りを持っており、標準ドイツ語を話すのを嫌います。なので、標準ドイツ語を話すくらいなら英語で話そう、ということになるのです。ドイツ語を勉強した人には、少し残念な話です。しかし、スイスドイツ語を多少交えたりすると喜ばれます。

フランスですが、皆さんが予想通り基本的にフランス語です。アルザスでは、多くの人がドイツ語を話すのですが、最初っからドイツ語で話し始めるよりも、下手でもフランス語で始めたほうが心証はが良いようです。

 

編集_3_1話のネタは?

日本人は、世界的平均で考えても他の国のことを良く知っています。学校で習ってきたヨーロッパの歴史や地理を話すと、こちらの人たちは驚きます。専門で選ばない限り、自分の国や周辺諸国のことくらいしか知らない人が多いので、遠い日本から来た私達が彼らの国について知っていることを話すと、たいそう驚かれ喜ばれます。その国の有名なサッカー選手を言うだけでも大違いです。

しかし、歴史話にもタブーがあって、例えばドイツにおいては第二次世界大戦のことやナチの話は、よほど仲良くならない限り避けたほうが良いでしょう。かつて、深い意味もなく「そういえば日本とドイツは戦争中同盟国だった」と言ったことがあったのですが、かなりドン引きされてしまいました。

また、スイスやオーストリアなど、同じ言語を話すことから、ついついドイツと一緒にして話してしまいがちですが、これはかなり嫌がられます。スイスのフランス語圏、ベルギーとフランスを混同するのも同様。私達が「アジア」で一くくりされたくないのと同じです。

その国のことを話のとっかかりにするのもよいですが、日本のことについて十分知識をつけておくのも大切だと痛感します。聞かれるのは漫画やアニメの話だけではありません。柔道や空手など武道、盆栽、仏教から政治経済まで、幅広い知識があるに越したことはありません。大学生と話していると、結構突っ込んだ質問がされます。「日本はこれからアジアでどのような地位を築いていくつもり?」とか、「日本における今後の原子力エネルギーついて」など、普段から情報をキャッチしておかなければ答えるのが厳しい質問も。なによりも面食らったのが、日本語学習をしている学生から「雨月物語」に関して質問されたこと。まあ、ここまでのことはそうそうないのですが、海外に出る時には、その国のことばかりを勉強していくのではなく、日本について十分に知識をつけていくことが大切だと思いました。

 

基本を忘れるな

海外生活の始めに私が苦手でよく注意されたこと。
・相手の目を見て、微笑みながら話す
・「ありがとう」と「どうぞ」

何よりも、第一印象というのは大切です。道に迷ったときに、誰かに助けを求めるときに、自然に優しそうな人を探してしまいませんか?それと同じで、感じよくニコニコしていると、相手も安心するのです。こちらの人は、知らない人でも目が合ったらニコっと微笑みます。日本人は意味もなく目が合うと気まずいので、ついつい眼をそらしがちですが、堂々と見つめて微笑むことが大切です。

「ありがとう」をいうのは簡単ですが、意外に難しかったことの一つです。日本人は、感謝の場面で「すみません」と言いますよね。その影響で、ついつい謝ってしまうのです。また、「ありがとう」と口に出さずに、頭を下げる(少しあごを出す感じ)だけになってしまいがちです。例えば、飛行機で食事が運ばれてきた時と飛行機から降りるときの日本人を観察してみてください。「ありがとう」という人は、本当に稀です。軽く会釈して感謝の意を示すというのは、東アジアの国でかろうじて通じるくらいで、他の国では全く感謝の気持ちが伝わりません。なので、笑顔とともに感謝を口にしましょう。

ざっと書いてみても書き足らないくらいですが、何よりも大切なことは自信をもつこと。あなたが他の人に興味を持つように、相手も私達に興味を持っているのです。立場は対等。他の人と知り合うチャンスがあれば、大いに活用してください。きっとステキな出会いにめぐりあえますよ。

 

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