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【海外生活アドバイス】イタリアの一人暮らし事情【イタリア】

 

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大学生はアパートシェアが一般的

foto 02日本の学校では新学期、会社でも新年度が始まりましたね。新しい環境のために、親元を離れて一人暮らしをする方も多いのではないでしょうか。

イタリアの大学では、新学期は秋から始まります。フィレンツェ大学やファッションの専門学校のあるフィレンツェには、夏の終わり頃から、ほかの街から来たイタリア人学生や留学生たちの姿が増えます。

学生たちの家は、学校が住む家を紹介する場合もありますが、口コミやネットの募集広告などを通して、個人で探すのが一般的です。

冒頭の写真は、フィレンツェ大学構内の掲示板です。

カラフルなビラの合間に見えるのは、ほとんどが同居人募集の広告です。おおまかな地域と家賃、連絡先が書かれているだけです。

ちなみに掲示板のほかの広告には、語学の交換レッスンや卒論の手伝い募集などがあり、どれも個性豊かで読んでいるだけでも面白かったです。

foto 03市内各地に点在する大学の近くには、学生が多く住む賃貸アパートがありますが、それらは一家族用の広さと間取りの家具つきのアパートで、これを数人でシェアするパターンがほとんどです。

イタリアの大学生は、日本のように気軽にアルバイトをできる環境ではないので、生活費は親からの仕送りに頼らざるを得ません。アパートシェアであれば家賃が節約できますし、敷金や礼金がなく、毎月家賃と光熱費を払えばいいだけですから、気軽な気持ちで住み始めることができます。

 

一人で生活する場合の食生活

最近のイタリアは物価が高いため、自炊をするよりも出来合いのものをテイクアウトしたり、ピザや中華の配達を頼む方が安く収めることができる場合があります。

学生だけでなく、社会人でも毎日自炊をする人は少なく、昼食は学校や職場近くのバールで、夕食はスーパーで買った袋詰めの生野菜や、パンと総菜で簡単にすませる人も多いようです。スーパーの総菜コーナーは、簡単なサラダからローストビーフ、お寿司の詰め合わせにいたるまで充実したバリエーションです。

foto 04今まで親元を離れた経験がないのならば、料理ができないのかというと決してそうではなく、その腕前は、友達との食事会や持ち寄りパーティなどの場面で披露されます。時には、出身地方の珍しい家庭料理を振る舞ってくれることもあります。

日常的な食事は節約してシンプルに、そしてここぞという時にはたっぷりと時間をかけて、自慢の故郷の料理に腕を振るうのがイタリア人のやり方なのかもしれません。

 

ホームシック解消法は?

親元を離れて自由気ままに生活しているかというと、本音は家が恋しくて仕方ない人も多いようです。

学校や職場の連休や長期休暇は必ず実家に帰り、懐かしいマンマの味を堪能します。

数週間、または数ヶ月ぶりの帰省で甘えるだけ甘え、マンマの手作り料理をカバンに詰め込んでフィレンツェに戻って来ます。帰宅後は即、マンマの料理を冷凍保存し、次の帰省まで保たせるように大切に大切に食べるのです。オーバーに聞こえるかもしれませんが、イタリアでは珍しくない光景です。

私たち日本人だったら、連休があればフィレンツェを観光したり、せっかくだから近郊の街にでも行ってみよう、と思うところですが、イタリア人は旅行より家族が優先なのです。

が、しかし、イタリア人は旅行好きですから、旅行をしないわけではありません。では、いつ旅行するのかというと、地元から家族や友達が自分を訪ねてきた時に一緒に旅行するのです。大学や職場でも友達は作っても、そこでの友達と長期休暇に出かけたり、旅行することはめったにありません。そのような大きなイベントを一緒に過ごすのは、気心の知れた故郷の友達なのです。

foto 05現在のフィレンツェでは、仕事探しはたいへん難しい状況ですが、地方でも若い人の職不足が深刻な問題になっています。そのため、働きたくても仕事のない地方に住む人たちは、幼馴染みや同級生と一緒に知り合いや伝手を頼って、ほかの街で仕事を見つけるしかないのです。ローマやミラノなどの大きな都市だけでなく、フィレンツェでもたくさんの地方出身の人たちが働いています。

イタリア人は、家族や故郷を非常に大切にします。同郷者同士で共同生活をすることで、自分のルーツである地元との関係を常に保ち、ホームシックを軽減することができるのかもしれません。

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