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【イベント】本会場だけですか?ミラノEXPOを満喫するなら市内もしっかりチェック。【イタリア】

 

編集_EATイメージ今年のイベント、夏の行事を考えると、どうしてもエキスポ関連に辿り着いてしまうミラノ。市内ではそれほどの盛り上がりを見せない?と言う声も聞きながら、やはりスーパーにはエキスポ関連グッズが何かと置いてあり、エキスポ協賛企業の商品にはあのEXPOマークが入り、市内で行われるイベントにしてもやはりエキスポ○○館公認展示や行事がほとんど。そんな大量イベントの洪水状態のミラノ、さて、どれを見るべきか…面倒なのでエキスポだけ行ってミラノ市内は宿泊だけ…なんて方、もったいない!エキスポ本会場以外で絶対見逃せない関連スポットを今回はご紹介いたします。

 

EXPOに来たら、まずはミラノ・トリエンナーレに?!
編集_トリエンナーレ01ミラノ・トリエンナーレ(Triennale di Milano)は、ミラノの中心、ミラネーゼと旅人の憩いの場、センピオーネ公園の一角にあり、デザイン、建築に興味のある方には見逃せないスポット。ミラノ・サローネでも常に話題に上る場所なので、今後も何かと紹介する機会があるかと。トリエンナーレの特徴ある建物自体は国際美術展の発信基地として、1933年春に完成したもの。建物の二階部分には、トリエンナーレ・デザイン美術館を併設。イタリアン・デザインに特化した美術館として、長いタームで個性的な展示を披露しています。館内には木造のアゴラ劇場などもあり、パフォーマンス等含めた現代美術の表現には事欠かない環境となっています。
今はそのミラノ・トリエンナーレの入口前に特設切符売り場、前回の記事でも名前を挙げたエキスポゲート(Expo Gate, Piazza Cairoli a Milano)が設置され、エキスポのあらゆる入場チケットを購入出来る場になっており、さらにっ!通常のエキスポ入場チケットには4月10日より開催されているミラノ・トリエンナーレの企画展、“Arts&Foods”の入場料が含まれているんです。これは、エキスポに行く人はもう、トリエンナーレに行かなきゃそん!順序としては、トリエンナーレ(チケット購入&展示鑑賞)→エキスポ会場が、もしかして正しいエキスポの鑑賞ルートと言っても過言ではありません。
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ミラノ・トリエンナーレは、ミラノ市内唯一のエキスポパビリオンの一つと数えられています。それにしても“Arts&Foods”とは、今回のミラノエキスポのテーマど真ん中のタイトル。さて、面白いのかしらと半信半疑で入ってみると、その贅沢な展示内容にビックリ。1851年のロンドンでの初めてのエキスポの年代から現在に至までの食、摂取、共生、等に由来する生活用品、家具、写真、ポスター、アートがぎっしりと、しかし解りやすく秩序立てた陳列、静けさを打ち破る様にダイナミックに空間を使った配置で展示され、歩きながらタイムトンネルをくぐっている様な錯覚にさえ陥ります。
トリエンナーレ入口の右手、荷物預かりカウンターを過ぎた所に展示会場の入口が。1851年から1900年、そして1945年までのゾーンです。ここには現代美術に大いなる影響を与えたバウハウスの巨匠達の作品、キュビズムの騎手ジョルジュ・ブラック、ニューヨーク・ダダの中心人物マルセル・デュシャンのガラス絵、イタリアを代表する画家、ルーチョ・フォンタナによる大皿等の陶芸作品、同じくイタリア建築の巨匠、ジオ・ポンティがリチャード・ジノリのために手がけたプレートセット等々、ここだけでも満足してしまう様なラインナップ。とても紹介しきれません!
編集_トリエンナーレ04一旦展示会場を出ると中庭への入口が。木製の階段を下ると視界に巨大ケチャップがドーンと入って来ます。ここにはゆったりとしたテーブルに気持ちもゆったりさせられるカフェ(Triennale DesignCafé Giardino)が。今のままでも十分素敵な場所なのですが、なんとこのカフェ、今年の10月からあのミラノの高級ブティック街、モンテナポレオーネに200年の歴史を刻む、ドルチェ好きのミラネーゼと世界中の著名人を魅了して来た有名菓子店Covaが移転してくる予定とか!これは興味津々。移転後にまたレポート致します。
編集_トリエンナーレ05編集_トリエンナーレ06中庭から戻り、美術館内にあるカフェ(Triennale DesignCafé)を通り過ぎると1946年から1975年のゾーンへ。戦後美術として外せないアメリカンポップアートの代表選手、アンディ・ウォーホルやロイ・リキテンスタイン、などがしっかり展示され、キャラクター商品、コカ・コーラのアンティークな自販機などもズラッ、食にまつわるレコードジャケット(有名どころでピンク・フロイドの「原子心母」の牛ジャケットなどもしっかりあります。)などもズラッ。アリタリア航空のファーストクラスで使われていたという食器なども陳列されていて、コレクターでなくてもじっくり腰を落ち着けてみたい濃厚な展示内容です。

 

巨大な現代アートとイタリアデザインでもう満腹、大満足。
編集_トリエンナーレ07階段を上ると、現代美術、1976年から2015年のゾーンへいよいよ辿り着きます。建築家フランク・オーウェン・ゲーリーの木で出来た巨大魚が中心にドデンっと配置され、新進気鋭のスイス人現代美術家、ウルス・フィッシャーの本当に住めちゃいそうな大きさのパンで作った家、日常にある何でもない物を巨大化し、アートにてしまうクレス・オルデンバーグによるスパゲッティやハンバーグには、大人も子供も釘付けに。
普段ならこのまま後戻りして、もう一度見たい作品の所へ行って満足して帰るのですが、今回入ったチケットでトリエンナーレ・デザイン美術館の企画展、Cucine & Ultracorpi展にも入場できたので、気合いを入れてそちらへも足を運びます。SF推理作家のジャック・フィニイ作ドン・シーゲル監督により映画化された「ボディ・スナッチャー」からインスピレーションを受けてこのタイトルになったという同展示、エイリアンが侵入者から 人を操る陰謀者となる…台所に家電が侵入し人々の日常生活を変える…。なるほど!音と光とトリック、各所に配置されたプロジェクターで食にまつわるアニメーションがエンドレスに放映され、薄暗い展示会場にキッチン用品、家電の展示とは思えぬ不思議な空間が造り出されています。こちらもまた、タイトルの面白さから受ける期待を裏切らない、疲れも吹っ飛ぶ企画展でした。
カフェで一服しながら展示を制覇するために、エキスポのついでではなく、一日時間をしっかり確保して来場される事をお勧めいたします。

 

情報:
Arts&Foods展は2015年11月1日迄。
Cucine & Ultracorpi展は2016年2月21日迄

ミラノ・トリエンナーレ(Triennale di Milano)
住所: Viale Alemagna 6 Milano
アクセス: Cadorna駅から徒歩約5分。
Tel: 02-724341
開館時間: 火~日 10:30~20:30、月休
http://www.triennale.org/it/

おすすめサイト、参考サイト:
EXPO2015公式HP内Arts&Foods展紹介ページ
http://www.expo2015.org/it/esplora/aree-tematiche/arts—foods

 

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