海外旅行 イタリア ひな祭り 女性の日

ひな祭りは「桃の花」。イタリアの女性の日には「ミモザ」。

イタリアの女の子もお姫様にあこがれます。でも残念ながら“ひな祭り”はありませんので、春先のカーニバルでお姫様のコスチュームを着て満足するって感じでしょうか。どのお姫様になるかもお友達とあらかじめ打ち合わせをしておいて、「私はラプンツェルだから貴方はフローズンのエルサ(アナと雪の女王、イタリアでも大人気!)であの子はシンデレラで…」と、小さいながら入念に準備を進めて親にコスチュームをおねだりする様子。大人になってからの彼女達のファッションが楽しみな様な恐ろしい様な…。
そんな女の子の日がないイタリアですが、「女性の日」という大人の女の子(!?)の日が同じ3月にあるんです。「FESTA DELLA DONNA(フェスタ・デッラ・ドンナ=女性のための祝日)」この日前後は、春のキラキラ眩しい日差しを集めた様な可愛らしい花「ミモザ」が街中に溢れます。

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女性に感謝の気持ちを伝える日。

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3月8日は世界的に「国際女性デー(International Women’s Day)」として知られる日。イタリアの「女性の日」も1922年に女性デーと同じ社会的意味合いで同日に取り入れられ、その後1945年にイタリア女性連合(l’Unione Donne in Italia (UDI))が大きく取り上げた事でイタリア全土に広まったそう。そしてミモザは3月に入るとすぐに開花する花なので、毎年この花が咲く頃に「女性の日」が思い出されるように、そして何より高価ではなく素朴で一般的な花である事などから、1946年にこの日のシンボルとして採用されたという話。

親しみのあるこの花の様に、今はこの日もイタリア全土に浸透し、身近な女性に男性が感謝の気持ちを表す日となりました。この日は男性が女性(母親、恋人、おばあちゃん、職場の女性、その他感謝したい女性になら誰でも!)にプレゼントを贈ったり、食事に連れて行ったり、家事をかわりにやってあげたりします。大人の女性にとってはひな祭りよりこっちの方がいいかも?

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ミモザは一番スタンダードなプレゼント。この日、ほとんどの花屋さんは他の春の花は控えめに、全面黄色のディスプレイで勝負。更にイタリアに来ると必ず遭遇する街頭の物売りの人達も書き入れ時!いつもはバラの花を街頭やレストランに売りに来る人も、雨の日に傘を地下鉄の入り口で売っている人も、教会の前で鞄や帽子を売っている人もみ?んなミモザ屋さんに大変身。車の信号待ちの間にも、何人ものミモザ売りがドドッと車に押し寄せます。これだけミモザ売りが町にあふれていると、奥さんや恋人に「今日も忙しくって、花を買う暇もなかったよ?」なんて言い訳絶対できません!

ミモザの花の他にも、プレゼントと言えばお菓子。ミモザをあしらった

「女性の日」限定パッケージになっているチョコレートなどもありますが、この日のドルチェと言えば“ミモザケーキ”。大・中・小と大きさも様々な可愛いケーキがパスティッチェリア(Pasticceria:ケーキ屋、お菓子屋)のショーウィンドーを飾ります。このケーキ、作り方はとっても簡単。レシピも色々と紹介されているのですが、基本は“スポンジケーキ”に“生クリーム”と“カスタードクリーム”。この3つが揃えばできちゃいます。ざっくり説明しますと:

まずスポンジケーキ(丸形)を焼く→3枚にスライスし、真ん中(上下より厚めにスライス)の焦げ目がない部分をキューブ状にカットもしくはおろし金ですりおろす→2枚のスポンジの間にカスタードをたっぷりはさむ→生クリームをどっぷりまわりに塗り、カットもしくはすりおろしたスポンジを生クリームの上にふんわりと隙間無くまぶして完成。

スポンジをカステラ等で代用して、クリーム類だけ作ればオーブン無しでも見栄えの良いケーキが完成。ささっと手作りケーキをプレゼントしたい時にいかがでしょうか?一方、プロのケーキ職人ならば、ケーキ作りの基本中の基本が組合わさったケーキだけに、作るのに気合いの入るお菓子かもしれませんね。

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街を歩いているとママ友から携帯に「Auguri!(おめでとう)」というメッセージが。はじめは誕生日でもないのになぜ?と思いましたが、女性同士でも女性の日におめでとうと言い合ったりミモザを贈ったりもすると聞いて納得。ちょっと嬉しくなりました。街頭では「ミモザで支援を。募金をして下さった方にミモザを差し上げます」というポスターを掲示して、チャリティー活動をしている団体も。春の訪れと共に小さなコンペイ糖の様な小さな黄色い花が寄り集まって咲くミモザ。小さな金額が集まって大きな支援に…という募金の主旨にもぴったりな花かもしれません。

 

 

参考サイト:

La Stampa “Come nasce la festa della donna?”

http://www.lastampa.it/2013/03/08/cultura/domande-e-risposte/come-nasce-la-festa-della-donna-CAcNMiFxAMmrMNjgBXHYCL/pagina.html

 

vanityfair.it”Festa della Donna: origini e storia dell’8 marzo”

http://www.style.it/news/dal-mondo/2013/03/06/festa-della-donna-origini-e-storia-dell-8-marzo.aspx

 

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