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【海外生活アドバイス】イタリアのアルバイト事情【イタリア】

 

アルバイトの習慣がない学生

バカンスのシーズンですね。イタリアの学校はすでに夏休み真っ只中です。

日本の学生さんは、バカンスや夏休みのバイトに精を出している頃でしょうか。

イタリアでは学生はアルバイトをしません。学生の本分は勉強することですから、放課後にアルバイトをしたり長期の休みを利用してお小遣い稼ぎのバイトをする、という発想すらないようです。

では学生は長い夏休みに何をしているのかというと、避暑地に月単位で借りた家にバカンスに行ったり、学校やサークル仲間と旅行に参加したりと、ひたすらバカンスを満喫しています。

foto 01_1イタリアに滞在している日本人学生は、夏休みを利用してお小遣い稼ぎをしたくても、気軽にアルバイトをすることはできません。現行の就学の滞在許可書では、労働は最高で週24時間まで可能と定められています(2014年7月現在)。

イタリアの労働契約では、週40時間までの「full-time(フルタイム)」と週24時間までの「part-time(パートタイム)」の2種類があります。この短時間の「パートタイム」が、日本の「アルバイト」に感覚的に近いかもしれません。

 

夏限定アルバイト

とはいえ、人出が増える時期の観光地では働き手が必要となります。

毎年、海や避暑地のホテルやレストランでは、4月頃から10月頃までの期間限定で働いてくれるアルバイトを募集します。避暑がメインの観光地では夏場だけ営業する店がほとんどで、この期間だけの労働力が必要となるからです。

また短期のアルバイトでは、オリーブやぶどう園などの農業に携わる仕事もあり、こちらは外国人労働者の割合が高くなっています。

長引く不況のため、学校を卒業した若い人の中には、海外にアルバイトの職を得ることも珍しくありません。行き先はイギリスやドイツ、スイスの都市部かリゾート地のレストランやホテルが多く、数ヶ月のアルバイトを終えて帰ってくる頃には片言の英語やドイツ語を身につけることができるのも大きなメリットのようです。また、アルバイトのコーディネート会社によっては、アルバイトしながらその分野の資格取得の勉強もできるコースを設置したりと、海外での仕事のバリエーションが充実してきています。

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夏以外は働かない?

シェフをしているイタリア人の友達は、毎年この時期にサルデーニャ島の高級ホテル内のレストランに働きに行きます。結婚して家庭を持っているため、フィレンツェで事務職の仕事をしている奥さんと2人の子供たちを残しての単身赴任です。

人気リゾート地のレストランの仕事は、住み込みで朝から晩まで働く重労働です。彼のように資格を持っている人の中には、一年の半分だけ働いて、残りの半年は失業保険で生活する人も多く存在します。日本では馴染みがないライフスタイルかも知れませんが、不況で仕事がないうえお給料も少ない今のイタリアでは、一家が生活するための選択肢の一つのようです。

このような仕事の環境でのデメリットの一つは銀行などでローンが組めないことですが、彼らのように共稼ぎの夫婦やカップルの場合は、片方が定職についていれば生活には何ら支障はありません。

逆にメリットな点は、半年もの長期とはいっても、期間は4月から10月頃のバカンスシーズンであることです。6月後半からは子供たちの夏休みの期間と重なるため、奥さんも休みを取って、彼の働くホテルの近くで毎年バカンスを過ごすことができることです。

foto 03_1とはいえ、仕事をしている半年の間に会うことができるのは2ヶ月足らず。この半年間はフィレンツェに帰れる程のまとまった休暇はもらえないため、基本的には家族とは離れ離れとなります。

「家族と離れて働くのは辛いけど、夏が終わったらその後は子供たちと毎日一緒にいられる。それを励みにして今は頑張る。夏は一緒にバカンスに行けないけど、冬は雪山にスキーに行くんだ」と、家族と過ごす冬を今から楽しみにしているそうです。

 

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