格安ツアーで訪れるアンコールワットと激安現地オプション
世界遺産に登録されている、アンコールワットと周辺の遺跡群。
毎日世界中から、多くの観光客が訪れます。「観光地でガイドや車両を手配すると、かなりのツアー代が必要なのでは」と考える方もいるかもしれません。しかしこちらはカンボジア。日本に比べ、物価はかなり安いです。
大型バスでの団体ツアーを利用する、訪れる遺跡を限定する等で格安なツアーを見つけることできます。
参考に、アンコールワット周辺観光で訪れる定番の遺跡は、以下の通りです。
アンコールトム……広大な面積の都市遺跡。バイヨン寺院や象のテラス、ライ王のテラスといった見どころが満載。
タップロム寺院……崩壊しつつある遺跡に、ガジュマルが絡みつき、長い歴史と栄枯盛衰を感じとることのできる遺跡。
アンコールワット……世界的に有名な、ヒンドゥー教の寺院。写真などで事前にみていても、現地ではその大きさに圧倒されます。
プノンバケン……クメール語で、プノンは「山」。その名の通り、山の上の遺跡で、頂上からは、眼下にアンコールワットが一望できます。ツアーの締めくくりに、夕日の観賞をします。
また、現地オプションとして、10ドルから参加できるディナーショーもご紹介します。
「とにかく低予算で、アンコールワットだけみたい!」という方は、団体バス利用をおすすめします。現地の定期観光バスでは、アンコールワットだけの半日ツアーが、1人あたり15ドル程度からあります。
指定場所から3時間30分ほどのツアーになります。有名な世界遺産のツアーで、日本語の説明が聞けて、日本円にして約1,600円程度と、驚きの安さです。
アンコールワットはシェムリアップの街から、7キロほどの場所にあります。移動時間を除くと、アンコールワットの観光時間は、3時間弱。一つの場所で3時間は、長いように思えますが、アンコールワットを囲む堀の大きさは、東西1,500メートル、南北1,300メートル、幅190メートル。とても大きいので、じっくり見ようと思うと、3時間でも足りないかもしれません。
定期観光バスで訪れることのできる他の遺跡は、アンコールトムだけは、同じく15ドルから、アンコールワットとアンコールトムの両方を訪れるツアーは、30ドル程度でみつけることもできます。
見つけ方はインターネットで検索するか、現地のスーパーマーケットなどで日本語のパンフレットを見つけましょう。
「説明もよく聞けないし、慌ただしい団体ツアーは、あまり好きじゃない」という方には、プライベートツアーがおすすめです。エアコン付きの専用車に、あなただけの日本語ガイド。もしも日本で手配したら、とんでもない費用になってしまうはずです。
現地のツアーサービスでは、1日ツアーが60ドル?あります。カンボジアでは、多くのツアーが2人以上の利用を想定して設定してありますので、2人で利用なら、半分の一人当たり30ドルになります。しかもアンコールワットだけでなく、上の代表的な遺跡、すべてを訪れます。参考に、ツアースケジュールは、以下のようになっていました。
・アンコール遺跡1日コース
宿泊先のホテルでピックアップ(8時30分)→アンコールトム(9時頃)→タップロム寺院(11時30分頃)→食事→アンコールワット(13時30分頃)→プノンバケンサンセット(16時30分頃)→宿泊先のホテルへお届け(18時30分~19時頃)
通常含まれるものは、日本語ガイド、エアコン専用車、飲料水。遺跡の入場チケットと、昼食は含まれません。
格安のツアーは、インターネット上での展開が多いので、ご自分の目的にあったものを検索で探していただくのをおすすめします。
精霊にして踊り子、アプサラ。ほとんどの遺跡の壁画に、その艶やかな姿が描かれています。彼女達の舞いは、現在のカンボジアにも受け継がれていて、その掌(てのひら)を反らせる特徴的なダンスは、世界無形文化遺産に登録されています。
カンボジアでは、今でもコマーシャルなどにも登場し、さながら国民的アイドルのようです。
シェムリアップの街では、このアプサラダンスを観ながらディナーを楽しむショーが、毎日開催されています。いくつか会場がありますが、有名なのは「クーレン2」という、ダンスディナショー専用のレストランです。施設の奥に大きな舞台があり、演目によっては、10人以上のダンサーが、舞台を所狭し、とかけまわります。
開始は毎夜7時30分から、約1時間。毎日多くの観光客が訪れます。観覧費用はビュッフェスタイルのディナー付きで、一人10ドルから(飲み物代は別)。予約無しで直接会場にゆくと、12ドルと高くなってしまいますので、どこかのツアーサービスを通して予約するほうが賢明です。