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【暮らし・住まい】カンボジアの農業事情 -野菜の物価などについて-【カンボジア】

 

編集_DSC_3556_1 意外と高い?2タイプあるカンボジアの食費

私の住むシェムリアップ近郊は、琵琶湖の10倍以上のトンレサップ湖、6月から10月の終りまで続く雨期がもたらす肥沃な大地のため、農業、漁業、畜産業とも盛んに行われています。シェムリアップなどの州都内部以外では、ほとんどの人々がこれらに従事しています。

なかでも郊外にでると地平線まで続く水田が現れ、田植え時期には一面が緑、刈り取り時期には黄金色と、とても奇麗です。地方から多種多様な農産物が街に持ち込まれ、人々の胃袋の中に消えてゆきます。
編集_DSC_0617_1こうした農産物はおもに2タイプの場所に送られ、売られます。

まず私たち在住の外国人の多くは、目抜き通りに面したスーパーマーケットで買い物をします。昼間でも電灯により隅々まで明るく、エアコンの効いた店内には、野菜類や肉類が専用の冷蔵棚にジャンルごとに置かれ、それぞれに値札が貼られています。

店内はパートらしい女性がユニフォームを着込んで、バーコード式のレジで素早く会計してくれます。営業時間は、朝はだいたい9時くらいから、夜は10時頃まで。

野菜類の値段をチェックすると、玉ねぎは小ぶりなものが3つネットに入って、1.3ドル、1キロあたり2.7ドルと書いてあります。ニンジンは、形のそろった2本がラップにくるまれて、0.7ドル、これは1キロあたり1.5ドルとタグがついています。

お米はどうでしょうか。日本のササニシキブランドらしい「ニシキ・ライス」は、1キロ4.5ドル
……と、日本とくらべて、たいして安くありません。

カンボジア・ブランド米の「ジャスミンライス」は、1キロ1ドルと安いですが、日本のお米とはずいぶん違います。

多くの方々は東南アジアにある国々は、物価は何でもとんでもなく安い、ということを想像されると思います。以前は私もそうでした。

では、もう一つの場所はどうでしょうか。

 

編集_DSC_2413_1カンボジア・ローカルマーケット探訪

カンボジア王国民のほとんどの人々が、我々のいうローカル・マーケット(現地の人々にとっては普通のマーケット)で買い物をします。

ローカル・マーケットの多くは、場所によっては、天井は低いが体育館ほどの大きさもある、大きなトタン屋根の建物が迷路のように入り組み、野菜を扱う一画、肉類の一画、日用品を売るエリアなどがひしめきあっています。

薄暗い内部には壁もろくにないのでもちろんエアコンもなく、気の利いたところはお店が通路に扇風機を置いてくれますが、基本はなにもありません。

土間に植物で編まれた敷物の上に野菜が売られ、木で造られた年代物のテーブル上には豚肉だけでなく、頭がディスプレイされています(もちろん買えます)。その横で店主が肉切り包丁を振り上げて仕事に励んでいます。営業時間や営業日は、店主の裁量によりまちまち。

野菜類の値段はどうでしょうか。玉ねぎはだいたい1キロで0.75ドル。ニンジンは1キロで1ドル程。プラスタグはついていません。

買い物客は野菜の山の中から自分で選んで、店主は、お店によっては今でも分銅を使用した計りを使って値段を決めています。

お米は前出の「ジャスミンライス」なら、1キロあたりだいたい2,000リエル(約0.5ドル)と、同じものでも街中のスーパーケットより断然安いです。

 

編集_DSC_0342_1プライスタグも贅沢品?

農産物もスタート地点は同じでも、まず選別され、丹念に洗浄パッケージされ、店内で仕分けされ、価格を入力、プライスタグを貼られ……と棚に並ぶまでにどんどん値段があがってゆきます。

カンボジアもそうですが、一般的に発展途上国と呼ばれるところは、実はローカルなもの(その土地で作られ、昔からの方法で流通しているもの)は安く、贅沢品は先進国よりも高い、ということがいえます。
つまり、エアコンが効いていて、冷蔵されている食品自体が贅沢品なのです。

カンボジアで農産物を買うには2つの場所がありますが、現地語を覚えるか、パートナーを見つけないと、その隔たりはかなり大きいといえます。

 

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