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【祝日・記念日・年中行事】メキシコの子供の日【メキシコ】

 

編集_トップ鯉のぼりを揚げて、家族皆で出かけたり、また子供の好きなご馳走を作ったりして子供の成長を願いお祝いする日本の“子供の日”は5月5日ですが、メキシコの“子供の日”は毎年4月30日です。ではメキシコではどのようにして“子供の日”を祝うのでしょうか。

 

世界の“子供の日”

世界各国で“子供の日”は祝われていますが、各国それぞれに7月だったり、8月だったりと異なります。ですが、世界の“子供の日”は、子供の相互理解と福祉の増進させることを目的に1954年12月4日に毎年6月1日として制定され、国際デーの一つとなりました。メキシコではそれより以前の1925年から“子供の日”は祝われています。子供は社会でも非常に重要な存在として認識されているメキシコでは、子供を理解し、愛し、感謝する日として祝われます。

 

“子供の日”の祝い方

メキシコでは通常、学校ではゲームや特別なアクティビティをして祝いします。道では、メキシコの子供のパーティーでは非常に人気のピエロが出てきて子供にお菓子や飴を配ったり、家族では子供のパーティーを設け子供達を招待して楽しくゲームをして遊びます。また家族からプレゼントをもらう子供もいます。

ショッピングモールの子供の遊び場

ショッピングモールの子供の遊び場

 

メキシコの貧困問題

しかし、2010年~2012年の“子供の貧困と社会権利”の調査によるとメキシコの5歳から17歳までの子供の53%が貧困の状態であるという結果が出ています。10人のうち8人が貧しく、3人に1人が非常に厳しい貧困に苦しんでいて、何百万人もの子供達が、強制的な労働を強いられているそうです。非常に悲しい事実です。そのような貧困にいる子供達には子供の日なんてありません。昨年のクリスマス時期に、ある団体がメキシコ中におもちゃの寄付を求め、集まったおもちゃを小さい村々や、おもちゃを持っていない貧しい子供達へとメキシコを横断して届けているテレビ番組を見ました。そこでは私の住む州の隣の州であるユカタン州の村のマヤ人の子供達の映像もありました。そのマヤ人の子供達は兄弟が10人ほどいましたが、彼らのおもちゃはほんのわずかでクリスマスに新しいおもちゃを貰い非常に喜んでいました。

貧しい生活を送る子供達

貧しい生活を送る子供達

 

駐車場で働く子供達

彼らだけではなくメキシコには貧しいために学校にも行けない子供も多くいます。学校に行かずにスーパーの駐車場で働く子供を私も何度も見たことがあります。35度を超える暑さの中で車のフロントガラスに日差しを避けるためのダンボール紙を置き、運転者が買い物から帰ってきたら、10ペソなどの小銭を貰うのです。または買い物袋を車の中に入れるのを助けてお金を貰う子供もいます。メキシコに移りたての頃は見るたびに心が痛くなりましたが、最近は貧困は教育問題だけでなく宗教とも関係しているから、根深い問題だなとよく思います。

町のカトリック教会

町のカトリック教会

 

根深い問題

メキシコは人口の大半がカトリックの国です。地方によっては人々は非常に宗教心が強く20代の若者らも毎週日曜日には教会に行ったり、教会の前を通るときには胸の前で十字架をきったりします。カトリックの教えでは避妊はせずに子供は授かったら産むというような教えがあるということを聞きました。経済的に余裕があって子供を沢山持つのならよいのですが、宗教心の強い貧困層も同じように子供を多く持ちます。子供が多いから更に生活が厳しくなり、子供が働かないと生活できない所まで行ってしまいます。また親も、そのまた親も学校教育を受けなかった為、賃金の低い仕事しか見つかりません。

国は教育の普及と推進に取り組んでいるようですが、何世代も続いてきた彼らの生活習慣と宗教心を変えることは非常に難しいことです。より多くの子供達が子供らしく生きることのできるようにとただ願うばかりです。

 

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