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- 【グルメ・ドリンク】夏を乗り切る飲み物【メキシコ】
日本では夏は冷たいお茶かお水が一番飲まれているのではないでしょうか。砂糖も入ってないので、がぶがぶと飲めてすぐに水分補給できるので、私も日本に居た時は常にお茶を飲んでいましたが、やはりメキシコはお茶を飲む習慣がないので、どうしても甘い飲み物になってしまいます。それは真夏でも同じです。では、年中暑いメキシコで暑さに効くとされている飲み物、またよく飲まれている飲み物をいくつかご紹介しましょう。
オチャタ(Agua de Horchata)
メキシコには通常どこのメキシカンレストランに行ってもある飲み物があります。それがこのオチャタの水と後でご紹介するハマイカの水です。オチャタは何でできているかというと、何とお米のお水でできています。作り方は以外と簡単でお米を炊いて、それをブレンダーに入れ、お水とお砂糖をたして作ります。完全にお米がなくなったらそこにシナモンスティックを入れて香りを出して出来上がりです。通常とても甘くして飲むので、喉が渇いた時にがぶがぶと飲むタイプの飲み物ではありませんが、メキシコの代表的な飲み物の1つなのでメキシコに来たら是非1度は飲んでみる価値のある飲み物です。
ココナッツジュース(Agua de Coco)
私の住む地方ではスーパーでもココナッツが売られているし、道やビーチでもココナッツにストローをさしてココナッツジュースが売られています。このココナッツジュースもさっぱりしていて、飲むと体が潤ってくるという感覚を与えてくれるので、私も大好きな飲み物です。スーパーにも売っているので私も何度かココナッツを買ってみたことがありますが、殻がものすごく固くてなかなか穴をあけることができず、穴を開けても殻がキッチン中に飛び散って、やっとの思いでジュースを飲んだ経験があるので、それ以降は缶のココナッツジュースを買っています。さて、ココナッツの実は脂質が多い為エネルギー源となりますが、ココナッツジュースには脂肪は全く含まれないそうです。“天然のスポーツドリンク”と呼ばれているようにミネラル電解質を多く含み、体を冷ます効果もあるそうなので、夏には最適の飲み物です。
クラマト(Clamato)
メキシコで暑い時期に特に飲まれているのが、クラマトという飲み物です。実はこの飲み物はアメリカで生まれた飲み物で、名前のクラは英語のクラム(アサリなどの貝類Clam)、そしてマトは英語のトマト(Tomato)からきています。名前からもわかるようにこの飲み物には貝類の汁が入っています。トマトジュースがベースなのですが貝類の汁とセロリ、砂糖なども入っているので、味はトマトジュースのような後味はありません。またこのクラマトはビールと混ぜてもよく飲まれています。
ハマイカの水(Agua de Jamaica)
ハマイカは英語でハイビスカスのことで、ハマイカの水は冷たいハイビスカスティーになります。ハイビスカスには多くのビタミンが入っていることもあり、また味もフルーティーでさっぱりしていて、甘すぎないため真夏にごくごくと飲んでリフレッシュするには最適な飲み物です。メキシコでは非常に一般的な飲み物です。
イオン水
さて、真夏に私が1番先に手が伸びるのが、ココナッツジュースですが、2番目に手が伸びるのがこのイオン水です。メキシコには苺、りんご、オレンジ、ココナッツなどの様々な味のイオン水がスーパー、薬局、コンビニで売られています。値段は普通の飲み物と比べると2倍ほどしますが、体の水分補給には最適の飲み物です。
さて、日本の夏もメキシコの夏に負けないくらい厳しいですが、十分に水分補給して熱中症などにならないよう過ごしていきたいものです。