気が付けばもう10月。日本はそろそろ秋らしくなってくる時期ですね。
私の住むプラヤ・デル・カルメンは未だに日中の気温が32度と、まだまだ暑さが続いていますが、
スーパーではすでにハロウィン用の大きなかぼちゃやハロウィングッツが売られています。
ハロウィンの日、子供たちは何をするの?
子供達はこの日、それぞれのコスチュームを着てキャンディを入れる専用のバックを持ち、
ショッピングモールや町のメインアベニューに行って、それぞれのお店からキャンディをもらいます。
こちらではキャンディは、
「スイカ味のキャンデイにチリがまぶしてあるもの」やら
「マンゴ味のキャンディにチリがまぶしてあるもの」
などとスパイシーなキャンディが定番です。
キャンディをもらいに出かけない子も、
おうちで家族とケーキを食べたりゲームをしたりして楽しく過ごします。
ハロウィンの日、大人は何をするの?
プラヤは国際色が豊かでカリブ海のビーチリゾートということもあり、
ハロウィンの日はパーティー一色になります。
ハロウィンって子供が中心にお祝いする行事、のはずですが
とにかくメキシコ人はパーティーが大好きな国民ですので、
子供だけでなく大人も大いに盛り上がります。
ハロウィンの日、
町のメインアベニューである「アベニダ・キンタ」はクリスマスや年始のような騒ぎになります。
ちょっとしたコスチュームを着てレストランやバーにでかける人もいますが、
「コスチュームコンテスト」を開催するクラブがいくつかあるので、
かなり本格的なコスチュームを着てクラブに出かける地元っ子や観光客も沢山います。
著者は人混みがあまり好きではないので、
ハロウィンの日にキンタへ行くのは避けていましたが、
友人に誘われて行った時は映画の「アバター」が出た年だったので、
全身を真っ青に塗ってセクシーな衣装を着た女性たちを何人も見ました。
ハロウィン定番の衣装
また、その年のはやりに関わらず定番となるコスチュームの例を挙げると、
大人だったらナース、ドラキュラ、スケルトン、魔女、ゾンビなどですが、
子供ならお姫様、ミニーマウス、ミッキーマウス、パンプキン、魔女、海賊、アベンジャーなどです。
また10月31日から11月2日は、メキシコの「死者の日」。
ご先祖様が帰ってくるとされている期間ですので、
顔を白と黒でペイントして、黒いクラッシーなドレスを着て大人も子供もメキシコの「死者の日」の象徴である「カトリーナ」に仮装するのも定番中の定番です。
もしかしたら一番人気の衣装かもしれません。
2015年流行っているハロウィン衣装
コスチュームはやはりその年の映画に影響される傾向があるようです。
今年は「インサイド・アウト」(日本語版ではインサイド・ヘッド)という
心の中の色々な感情に焦点をおいた映画がでたことから、
それらのキャラクターのコスチュームを着る人が多くなりなりそうです。
また、「ビッグ・ヒーロー6」(日本語版ではベイマックス)の大きな白いキャラクターのコスチュームもネットでは売られています。
パーティー嫌いの人でも楽しめるハロウィン
著者のように、パーティーも人混みもあまり好きではない人にも、ハロウィンは楽しめます。
著者のハロウィンの楽しみかたは、おうちをハロウィングッズで飾って、
パンプキン型のパンやお菓子をおいしくいただくことです。
(もちろん娘に何らかの衣装を着せて、モールへ行くのも1つの楽しみですが!)
お庭や室内に飾れるものがこちらではスーパーや、
15ペソショップ(日本円で全てが105円ほどのお店)に売っています。
いくつかのハロウィングッズがおうちに飾ってあるだけで、
雰囲気がでて何となく楽しい気分になったりするものですよ。
今年は皆さんもお部屋のハロウィンの飾りつけに挑戦してみてはいかがですか?