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【海外生活アドバイス】当たり前すぎて誰も教えてくれない?メキシコでやってはいはイケないこと Vol.1
生活習慣、食習慣など大きな違いなら、
メキシコ生活の先輩やお世話が大好きなメキシコ人たちがいろいろとアドバイスしてくれますが、
そんな彼らにとってはあたりまえすぎてアドバイスさえないことって結構あるんです。
知らないとあなたはこんな大変なことに!?
・家から閉め出される?
・毎日の買い物で損をする?
・人間関係がギクシャクする?
メキシコではオートロックが基本!?
メキシコの建物のほとんどは、外に出るすべてのドアがオートロックなんです。
初めて見た時このドアの機構が分からず、ドアを開けることさえできませんでした。
しかしこのオートロック機構メキシコ生活の至る所で見かけます。
みなさんドアノブどこ?ってなりませんか?
ドアノブありません。
鍵穴が中心にある四角いボックスの右側に飛び出している取っ手を
指でつまんで左側に引くとロックが外れます。
初見で開けられる日本人はまず居ないのでは?
左側に丸いツマミがあるのが分かりますか?
このツマミはネジ式にで開いたロックを固定できるようになっています。
このネジ式ロックを忘れて外に出てしまうと大変。
閉まったドアは外からは絶対に開きません。
オートロックに慣れないメキシコ生活の始め頃、中庭にホウキとチリトリを取りに出て、
そのまま家に入れなかったことがあります。
幸い携帯電話を持っていたので家族に状況を伝えることができましたが、
急いで家に帰って来てもらうだけでも大迷惑なうえ、
メキシコシティの地下鉄は頻繁に止まってしまいます。
家に入れたのは陽も沈みかけた3時間後でした。
もし携帯電話さえ持っていなかったら、中庭でなく家の外だったら。
と思うとゾッとします。
知らないと家から閉め出されるアドバイスでした。
引いて開けるとオートロック。引いてねじって開けるとアンロック。おわかりいただけたでしょうか?
治安が悪いメキシコでは防犯対策から窓には鉄格子、
入り口はすべてオートロックという家がほとんど。
前庭、中庭のある家がほとんどですが高い塀に囲まれた中庭への出入り口でさえオートロック。
メキシコでは買い物で簡単にお金を払わない!?
突然ですが、
日本で生活していると515円の買い物をする時に1015円を出して500円玉をもらう。とかやりますよね?
この日本では普通の行動はメキシコでは何をしたいのか全く理解されません。
そればかりかイヤな顔をされてしまいます。
日本の場合
・おつりが500円玉で済む。
・店員さんもワンコインで手間がかからない。
・列に並ぶ他の人の為にも速く会計を終わらせてあげたい。
・お互いに効率のよいやり取りをと思いやりが基本に成り立っている。
・日本特有の非言語コミュニケーションのうえにできあがっている習慣。
そしてなにより一瞬で暗算ができる者同士で成り立っている習慣であるということを忘れては行けません。
メキシコだけでなく世界の多くの人たちは暗算ができないのが普通です。
かけ算も引き算もできません。
計算機を使っても間違う、またはごまかそうとします。
相手が瞬時に暗算できるとも思っていないからです。
メキシコでは店員さんと一緒にお金を足し算して渡しましょう。
515ペソなら。
「200ペソ、200ペソ、100ペソ。はい500ね。あと15だよね?10ペソ、5ペソ。はい全部で515ペソね!」
こういった調子なので、店先にもレジにだってすぐに行列ができてしまいます。
個人商店・ティエンディータでは小さな窓越しに欲しいモノを伝えて買い物をします。
くれぐれもお金を先に渡さないように!
ティエンデータではモノの値段もその日によってバラバラ。
人を見てその日の売り上げの善し悪しで値段を設定してきます。
なので必ず「これとこれください。いくらですか?」
値段を知っていたら「90ペソだよね。」など笑顔で(これ重要です。)確認をすること。
そしてお金を渡すこと。
間違っても「きっと100ペソで足りるだろう?」と先にお金を渡さないでください。
100ペソ渡したら100ペソまるまる盗られるか、「95ペソね」と都合良く本日の特別価格で売りつけられてしまいます。
知らないと毎日の買い物で損をするアドバイスでした。
日本のように、どこでも何でも買える国ではないので商店側は
「売ってあげる。」という姿勢なんです。
このお店で買わなければ危ない道のりをお金を持って遠くのお店まで行かなければならないことを分かっているんです。
大型スーパーよりちょっとだけ安めなところもまた商売上手。
メキシコでは出先で携帯電話を使わない!?
メキシコ人の友達たち、いつもスムーズに連絡がつきません。
電話に出ない。メッセージに返信がない。
始めの頃は「忙しいのかな?」と心配してみたり「やっぱりメキシコ人はルーズな国民だ!」などと失礼な誤解までしていました。
しかし、それらは全くの誤解だということに気づいたのです。
メキシコシティ近郊では屋外や混雑しているメトロ、人がたくさん居る公共の場で携帯電話を使いません。
と言うよりも携帯電話を狙った強盗が多いので携帯電話を使えないんです。
メキシコシティ近郊に暮らすメキシコ人にとっては普通の習慣なので
「げんき?電話くれた?なになに?」とだいぶ時間がたってからでも至って普通に返してきます。
当然メキシコでは「返信おそくてごめんね!」とかありません。
「既読スルー」という言葉ありますが、
いつでもどこでも携帯電話が使える日本の環境だからだからこそあり得るおもしろい造語のひとつだと思います。
メキシコで人と連絡を取り合う場合は前日の夜がおすすめ。
夜のうちか朝、家を出る前に連絡が取りやすいです。
お店で待ち合わせの場合は席についてからなら安全に携帯電話を使えます。
相手が移動中の場合は連絡が取れないことが多いので、多少の遅刻なんかには気をもまずに気長に待ちましょう。
遅刻もここでは当たり前なので誰も謝りません。
知らないと人間関係がギクシャクするアドバイスでした。
以上。
住んでしまえば誰もがあたりまえになり、忘れてしまう些細なこと。
メキシコ人にとってもあたりまえすぎる生活習慣。
だからこそアドバイスが出来ないしアドバイスされようが無いことばかり。
でも来たばかりの人にはトラブルに発展しかねないことばかりですよね。
当たり前すぎてだれも教えてくれない?メキシコでやってはいはイケないこと。の紹介でした!
それでもメキシコが大好き!ビバ・メヒコ!!!