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- 【メキシコ/生活情報】健康に対する意識と、ここでおこっている事がはちゃめちゃ!?
メキシコは近年アメリカを追い越し肥満大国第一位とい栄えある名誉(?)を獲得してしまいました。
それというのも貧富の差るところ肥満あり。といわれているように、低所得者層は添加物入りの
安いプロセスフードを大量に食べ日々の不満を食べる事で紛らわせていたりします。
またメキシコの食習慣は一日五食!?
朝食(シリアルやフルーツを大量に食べます)、仕事前(会社の周りにある屋台でトルタ(大きな
サンドイッチ)などを食べます。)、お昼前(リンゴやバナナやヨーグルトやビスケットなどをつまみ、)、
遅いランチ(フルコースのランチで一日のメインになる食事。)、おやつ(スナック菓子やフルーツや
屋台の軽食)、夜の軽食(パン(メキシコはパンの種類が本当に豊富。一度食べると病みつきになる事から、
なにか変なものでも入ってるんじゃないか?とみんなささやいています。単純に過剰な砂糖への
依存だと思いますが。)や道ばたのタコスなど。一杯飲んだら締めはラーメン的にメキシコでは
屋台のタコス。)を食べます。
これで太らないはずはない。
政府主導の健康イベントがいっぱい!
太る事への恐怖からか、食べてしまう事への罪悪感か。とにかくメキシコ人は運動大好き。
そして老若男女チャレンジ精神旺盛。
メキシコシティの大道りレフォルマは毎週日曜日には車の乗り入れを禁止して自転車と
マラソンランナーの専用道路になります。
政府主導の健康増進イベントも毎週のようにこのレフォルマ通りで開催され、
マラソンやサイクリングにいそしむ人々で大にぎわいです。
また日曜日は、公共交通機関であるメトロ(地下鉄)に自転車を持ち込む事が出来るので、
近隣都市からもサイクリングを楽しむ人々がやってきます。
政府のこういった取り組みにより、メキシコシティ近郊では、まさにいま健康ブーム!
スポーツウェア市場、自転車の市場も盛り上がっています。
そのため大手スポーツブランド主催のランニングイベントやサイクリングイベントなど
さまざまな面白い健康増進イベントの発信地としてもメキシコシティは注目を浴び始めています。
ヒップでクール!!!今メキシコシティは注目の的!
それにともないクリエイティブの分野でのデザイナー、プランナーの活躍も目覚ましく。
人々の関心を誘うさまざまな趣向を凝らすため世界中から優秀なクリエイターがメキシコシティに集まっています。
これが中南米のベルリンといわれ、今世界でヒップな都市に仲間入りしているメキシコシティの背景なのです。
狙いは健康増進と環境汚染を同時に解決!
ここメキシコシティはリオデジャネイロに次ぐ経済規模と人口を誇る都市。
車の台数も中南米一二を争うほどで、道路はいつも大渋滞、クラクションの騒音が中や鳴り止まない
エキサイティングな都市なのです。
大通りを封鎖し健康イベントを開催する背景には、深刻な排気ガスによる環境汚染の対策も含まれているのです。
ランニング、サイクリング天国以外にも車の奇数偶数ナンバーによる規制なども
大気汚染の数値にともない日々実施されています。
とにかく踊ろう!汗を流そう!嫌な事なんか踊って歌って忘れよう!
ダンス好きをとらえるエアロビ集団!
メキシコシティ中心部のインスルヘンテス駅前は円形広場になっていて日々さまざまなイベントが行われています。
このイベントはメキシコシティのメトロ(地下鉄)が開催しているエアロビイベント。
老いも若木もなりふり構わず踊りまくり。奇声上げまくりのカオス状態。
ご覧のようにこの日を楽しみに集まった人からちょっと通りかかっただけの人まで瞬間沸騰!
生きる喜びと悲しみを一気にダンスにぶつけるかのように汗を流し楽しんでいます。
日本ではちょっと恥ずかしかったり、太っているからダンスなんてとか思ってしまう事って
あるのかもしれませんが。。。
そんな事ここメキシコではおかまいなし。
みんながみんなまず、自分を愛してる。だからこそ人も愛せるし私も愛される。
そんな気持ちを盛っているように感じます。
それがゆえわがままな人も多いのも日々感じますが。
人それぞれの人生を今楽しんでいるメキシコ人。素晴らしいと思います。
政府主導の健康対策もメキシコ人の特質をうまく捉え世界中のクリエイターとともに
本当に面白い事やってるなあ。と感じます。
ただメキシコ人。運動したら運動しただけガッツり食べちゃうので。なかなか肥満解消にはつながらないのかも。
でもだからこそこのムーブメントいつまでも続きそう。本当にはちゃめちゃ。
それでもメキシコが大好き!ビバ・メヒコ!