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【暮らし・住まい】子供たちの夏休み【ポーランド】

 

編集_00日本の夏休みは楽しみと同時に、最後は宿題に追われるのが常ですが、なんとポーランドでは夏休みに宿題がありません。こちらの学校は6月が学年末で9月から新学期が始まります。進級を控えた休みなので、この時期は担任もおらず伸び伸びと過せる期間のようです。ではポーランドの子供たちは2ヶ月間の夏休みをどのようにして過すのでしょうか。年齢によって差はありますが、まず多くの子供たちが参加するサマーキャンプについてご紹介しましょう。

 

種類が豊富なサマーキャンプ

共働きが多いポーランドの家庭では、子供を2週間ぐらいのサマーキャンプに行かせるのが一般的です。このサマーキャンプのことをKolonia(コロニア) または、Obóz(オブズ)と言います。多くは山や湖など自然の多い場所で、スポーツや語学をテーマにしたキャンプが行われます。語学で一番人気はやはり英語ですが、他にもスペイン語、フランス語、イタリア語、ドイツ語などのヨーロッパ言語や、中には中国語を学習するサマーキャンプもあります。残念ながら日本語のキャンプを見つけることが出来ませんでしたが、日本のポップカルチャーを学ぶ変り種のキャンプを見つけたので、後ほどご紹介しましょう。語学のサマーキャンプでは現地へ行って学ぶ短期留学形式もあり、語学学校や、旅行会社が主催しています。
編集_01スポーツ系のキャンプは自然を満喫できる乗馬、サバイバル、ロッククライミング、マラソンあたりが人気です。乗馬キャンプでは子供達が馬の世話までして、馬との信頼関係を築いています。他には職業体験のようなサマーキャンプもあります。例えば、料理、フォトグラファー、医者、獣医、軍隊、演劇などです。音楽系だとボーカル、ギター、ロック、ヘビーメタルなどで、ダンス系なら、ヒップホップ、ジャズ、ズンバなどがあります。種類が多すぎて、どれにしようか迷うほどです。

 

変わり種のサマーキャンプ

では、ここで変わり種のサマーキャンプを二つご紹介しましょう。最初に「イタリアのバケーションキャンプ」です。イタリアに行くのではなく、ポーランドの海で、イタリア風のバケーションを過すようです。12歳から16歳が対象で、11日間のこのキャンプの費用は1649ズロチ(約5万5千円)です。キャンプのプログラムには、ミラノ風のメイクと髪型をしてみたり、ベネチアンマスク作り、イタリアンジェラードの試食をして、誰が一番ジェラード好きか順位を決めたり、夜はラベンダーポプリ入りの枕で寝るようです。他の日はDolce Gabana風のスタイルで写真撮影をし、天気が良い日はアドリア海の様にビーチでリラックスするそうです。イタリアに憧れている子には良さそうです。
編集_02二つ目は日本のポップカルチャー関連でその名は「オタクキャンプ」です。実はアニメ&漫画キャンプや、コスプレキャンプもありましたが、「オタクキャンプ」にはこれらが詰め込まれていたので、こちらの方をご紹介します。対象年齢は12歳から18歳で、費用は11日間で1499ズロチ(約4万9千5百円)です。イタリアのバケーションキャンプよりも割安感がありますが、理由は不明です。プログラムの内容は、アニメの声優体験や、漫画キャラのTシャツ作り、アニメのシナリオ作り、コスプレのデザインと衣装作り、アニメソングカラオケ大会と、アニメや漫画づくしかと思いきや、日本の着物や茶道、和菓子等伝統文化について勉強したり、はたまたデコ携帯作りや、猫耳などの小物を作成したりと数年前に流行ったことについても学ぶ内容です。何とも個性的なサマーキャンプですが、皆さんならどんなキャンプに参加したいですか?
編集_03《参考》
サマーキャンプ:
http://voguetravel.pl/obozy-mlodziezowe?gclid=CLnBotHFocUCFejJtAodWS8A0g

 

家庭菜園で夏休み

社会主義時代の名残か、庭付きの一戸建てに住んでいない人用に、ジャウカと呼ばれる家庭菜園があり、今でも趣味でこの菜園で食物を育てている人が多くいます。昔は食料が配給制で手に入るのは僅かな食料でしたので、せめて野菜と果物だけは確保できるように、自分達で育てていたようです。現在でも街中に点在する家庭菜園は小さな土地と、小さな小屋が建てられていますが、郊外には別荘と呼べるほどの建物付きの家庭菜園があります。そんな家庭菜園へ夏の間だけ、野菜の世話をしながらのんびり過す人がいます。子供も野菜や果物を育てる手伝いをしながら家庭菜園兼別荘で夏休みを過したりします。
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祖父母の家で夏休み

日本と同様、ポーランドでも子供は夏休みの間、祖父母の家に預けられることがよくあります。夏休みに限らず、普段から働く両親の代わりに子供の世話をしてくれる祖父母もいますが。子供がいる家族の時間も大切ですが、夫婦の時間も大切にするポーランド人は、時には子供を自分の両親に預け、夫婦だけで旅行へ行ったりすることもあります。

 

夏休みは家族で海外旅行ツアー、昼は子供と別行動

家族で旅行会社の海外ツアーに行き、日中は子供だけ集められて、専門のスタッフと一緒に色々な遊びをするツアーがあります。両親は日中子供から離れて夫婦だけの時間をゆっくり過すことが出来、子供は様々な年齢の子と一緒に、元気一杯遊ぶことが出来ます。朝食と夕食は家族で集まり、昼はリラックスの時間を過せるので、普段忙しい夫婦にはお勧めのツアーですし、子供にとっても楽しい夏休みとなるでしょう。
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幼児を持つ夫婦の夏休み

今までは小学生以上の子供について書きましたが、まだ学校へ行っていない幼児の夏休みについて親側の立場から書いてみたいと思います。
日本だと小さな子供がいるからと、山登りや海外旅行などを諦めるご夫婦が多いと思いますが、ポーランドでは生後数ヶ月の赤ちゃんを背中に背負って山登りをしたり、ゴンドラにベビーカーを乗せて山頂へ行ったりと、幼児がいるからと言う理由では自分達の予定を変えないのが普通です。もし、子供と一緒に行動するのが無理だと判断したら、日中だけ保育のプロに子供を預けてたり、または自分の両親に子供を預けてから旅行します。初めてこの様子を見たときは大変驚いたものですが、夫婦の時間を大切にするポーランド人らしさを見た気がします。子供が大きくなったとき、記憶には無いけれど両親と色々な場所へ行っていたことを写真で知るでしょう。
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