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【祝日・記念日・年中行事】「敬老の日」に近い、ポーランドの祖父母の日【ポーランド】

 

編集_00日本の敬老の日は毎年9月の第3月曜日なので、今年は9月21日です。この日は高齢者を敬い、お祝いするイベントが各地で行われますが、家族単位でも自分の祖父母にプレゼントを贈ったり、訪問したりと特別な日として過す人がいると思います。一方ポーランドでは「敬老の日」と言う名称ではありませんが、この日に近い祝日があります。まず毎年1月21日に「祖母の日」があり、その翌日1月22日は「祖父の日」です。2日とも祝日ですが休みではなく、会社や学校は通常通りなのが残念です。

 

祖父母の日の歴史

「祖母の日」は1960年代に女性雑誌が提唱して作られた日とのこと。そして「祖父の日」は1980年代にアメリカから伝わったと言われています。レディーファーストのポーランドではこんなところでも女性の方が先のようです。この2つの祝日は比較的歴史が浅いですが、国民に定着した日のようで、ポーランド人にこの祝日を問うとスラリと日付が出てきます。最近は幼稚園や小学校で祖父母の日のために、手作りカードを作ったりするそうですが、昔は家庭で両親が子供に祖父母の日について教え、一緒にカードやプレセントを作っていたそうです。
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祖父母の日の過し方

「祖母の日」はポーランド語でジェン・バブチ(Dzień Babci)、「祖父の日」は、ジェン・ジャトカ(Dzień Dziadka)と言います。この日は孫たちが自分の祖父母を訪ねて、メッセージカードやプレゼントを手渡すのが一般的です。メッセージカードには文字の他、自分で絵を描いたり、手にインクをつけて手形を付けたりして世界に1枚だけのカードを作ります。孫たちは祖父母の家で一緒に、いつもよりちょっと豪華な食事をして、その後お手製ケーキを沢山食べられることでしょう。ただしこの日は休みではありませんから、遠くの祖父母には電話をかけてお祝いの言葉を述べたり、日ごろの感謝の気持ちを伝えます。
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祖父母の日のプレゼント

この祝日は寒さの厳しい1月にあることから、プレゼントは手袋や帽子など冬のアクセサリーを選ぶ人がいますが、こちらの衣料品店で日本のデパートのような「敬老の日」コーナーを見かけることはありません。その代わり、この時期になるとテレビコマーシャルには祖父母の日用にサプリメントの宣伝が流れ始めます。健康食品を扱っている店や薬局はいつも以上に来店客が増え、健康維持関係のサプリメントがよく売れます。人気商品は、物忘れ防止のレシチン入りサプリや、心臓疾患予防のためのビタミンCなどです。お祖父さんお祖母さんにはいつまでも健康で長生きしてもらいたいと願う孫の気持ちがプレゼントに現れています。

 

ポーランドのお年寄り

日本では全てのお年寄りを対象としたイベントが多いですが、ポーランドではお祝いの仕方が家族単位です。普段の生活でも日本のお年寄りは、寿大学などの学校や、カルチャースクールへ通ったり、またお友達同士で旅行に行くなど、家よりも外へ交流の場を求めて活動しているように見えますが、ポーランドのお年寄りは通常夫婦単位、家族単位で行動しています。
編集_03もし孫がまだ小さく、世話の必要がある場合は、働く自分の息子や娘に代わって孫を預かって面倒をみています。日中、公園へ行くと孫を遊ばせるお祖父さんやお祖母さんによく出会います。特にお祖母さんは孫にずっと話しかけるので、孫はこうやって言葉のシャワーを浴びて、早く言葉を理解し話せるようになるのかなと思います。
そして、年をとった両親が病気や体が不自由になった場合、出来る限り家族で世話をします。日中誰もいない場合は家政婦を頼むなどして、家庭で過ごせるようにします。老人ホームは数がとても少なく、まだ一般的ではありません。
編集_04よく欧米は家族関係がドライなどと言われていますが、ことポーランドに関しては、そんなことはなく、日本よりも親密です。祖父母の日だけではなく、他の記念日にも電話やプレゼントなどを欠かしませんし、何も無い日でも頻繁に連絡を取り合っています。そんな家族との絆が強いポーランドでは、「敬老の日」ならぬ、「祖母の日」と「祖父の日」には、孫から感謝の気持ちが貰え、幸せな2日間を過ごせるでしょう。

 

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