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ポーランドの携帯電話事情

 

編集_image002_1ポーランドでも日本同様、小学生からお年寄りまで、広い世代で携帯電話が使われています。学校によりますが、知人のお子さんが通うワルシャワの公立小学校では携帯電話を持ってくることが認められ、授業中に着信音を鳴らさないように気をつければ問題ないようです。携帯を持った子供達は休み時間に使用することもあります。家に帰れば、友達から遊びの約束やら宿題の範囲をたずねる電話が掛かってくることもあり、また共働きが多いため両親が職場から子供に連絡するのにも利用しています。一方お年寄りも家族や友達との連絡用に普通に持ち歩いています。年配者の携帯電話は呼び出し音がなつかしい映画音楽だったりして、その年代の好みが分かります。年配者はスマートフォンではないボタン式端末を好むようです。
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公共交通機関での通話

公共の乗り物の中では携帯電話の通話は禁止されておらず、人々は自由に携帯で話しています。電波が届かない関係で今まで静かだった地下鉄ですが、数年ほど前から1つの携帯会社が地下鉄にアンテナを設置してからは、走行中の地下鉄車内でも話し始める人が増えてきました。

また以前に比べ通話料金がすいぶん安くなったせいか、公共交通機関での移動時間を携帯電話で話す時間に充てている人が一部にいます。そのような人は話が終わるとまたすぐ他の人に掛けて、乗車中複数回電話をします。とりとめのない話から込み入った話まで、聞くつもりは無くても、同じ空間にいると聞いていしまうことになり、あまり気持ちのいいものではありません。
編集_02_1しかし一方で携帯電話で話しても他人には聞こえないぐらい小さな声で会話する人も増えてきたので、以前より不快な思いが減ったように感じます。中には掛かってきた電話を、「今バスの中だから30分後に折り返しかける。」とすぐに電話を切る人もいて、禁止されていないけれど、マナーが出来上がりつつあるのを感じています。

 

携帯電話会社は4社

ポーランドの携帯電話会社は実質「Orange」「T-Mobile」「Plus」「Play」の4社で、契約者全体の98%以上を占めています。この他にも10社以上の小さな会社がありますが、全部合わせても契約件数は全体の2%以下です。この小さな会社は自社のアンテナを所有しておらず、4大携帯電話会社のアンテナを借りて運営しています。
編集_03_1「Orange」は元国営電話局を買い取り一番の店舗数を誇ります。また携帯電話の契約件数も第1位です。名前のごとくイメージカラーはオレンジ色。旧国営電話局の店舗が「Orange」の看板に変わり、今までの家庭用電話と携帯電話と両方を取り扱うため、店は混み合っていることが多いです。ショッピングセンターには必ずと言っていいほど店を構えているので、買い物ついでに寄れて便利です。
編集_04_12位の「T-Mobile」はサッカーのドイツリーグ、「バイエルン・ミュンヘン」所属のレバンドフスキー選手と夫人をキャラクターにして、契約数1位を追っています。3位の「Plus」は国民的女優の「ヨアンナ・ブロジック」を起用し便利さをアピール。2位の「T-Mobile」と僅差なので力が入ります。4位の「Play」は他の3社と契約数が大きく離れていますが、その穴を埋めるためテレビコマーシャルではポーランド人のテニスプレーヤーである「アグネシュカ・ラドバインスカ」を始め、カーレーサーの「クシシュトゥフ・ホウォウチツ」など世界的に活躍する有名人を2―3週間毎に入れ替え放映し、宣伝に一番費用を掛けているように見えます。これら4社の宣伝合戦は激しく、テレビ以外でも街中には巨大広告があったり、また雑誌でも大きく広告を載せていて、資金の豊富さを見せつけています。
編集_05_1私は以前からずっと「T-Mobile」を使っていますが、通信状況に文句はないものの、平日と土曜日の、朝8時から夜9時まで1日に3-4回入るSMS(ショートメッセージサービス)のメッセージにうんざりしています。おそらく未だにプリペードカードを利用しているので、毎月一定額を支払う契約に変えさせたいのだと思います。プリペードカード方式は、先にキオスクで通話用のコード番号が入った紙を買い、コード番号を送信すると、自分の携帯電話にチャージされる仕組みです。私のようにあまり携帯電話を使わない人には向いていると思います。
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携帯電話機の人気機種

2014年9月1ヶ月間の機種別で携帯端末の販売TOP20のデータを紹介します。予想通り韓国勢のメーカーが強かったです。SamsungやLGの家電は以前からポーランドでよく売れていたからです。
編集_07_1携帯電話端末の方は1位がSamsung、2位はLG、3位は Sony、4位は Nokia、5位が Appleです。最新機種はそうでもありませんが、ポーランドではSamsung、LGはお手ごろな値段で手に入る機種が多いのです。一方Sonyや Appleはブランド力があり高機能で憧れる人は多いのですが、値段が高く実際に買うのは韓国製になるようようです。この他TOP20に入りませんでしたが、台湾のHTCや中国の HUAWEIが少しずつシェアを伸ばしています。

システムではAndroidが一番人気です。無料のアプリが多いのが魅力でしょう。日本で話題になったiphone6をこちらでも欲しい人は多いと思いますが、物価水準からすると高すぎて手が出ないのが実情です。日本のiphone6を買うための行列はポーランドでも紹介されていたので注目の機種だと思います。
編集_08_17年程前までSIMカードはキオスクで、携帯電話は専門店で購入して使うのが主流でしたが、現在では携帯端末と使用料を含めた一定額を毎月支払う方式が一般的になりました。そのため「T-Mobile」など携帯電話各社は、端末ごとに毎月の使用料を提示しているので、普通に買ったら高い携帯電話を最初に高いお金を出さずに手に入れることが出来ます。但し、2-3年契約となりますから、短期滞在の方には向きません。

短期滞在の方なら、SIMカードとプリペードをキオスクで買って使用する方がいいでしょう。

 

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