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【暮らし・住まい】2月おすすめのワルシャワ・アイススケート場【ポーランド】

 

編集_image002_1この冬はポーランドで暖冬と言われていますが、それでも1年で一番寒い時期は2月です。寒いこの時期にしか体験できないお勧めの観光スポットはアイススケート場です。スケート靴を履いたまま踊るディスコ体験や世界遺産の中で夜空を見ながらロマンチックに滑ることだって可能です。筆者が色々な場所で滑ってみた経験を元に、おすすめの場所をご紹介します。
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冬のおすすめ「アイススケート場4選」

冬になると屋外スケート場が登場します。小さな都市でも市庁舎の前や旧市街広場などにできる小さな屋外スケート場は冬の名物詩です。国内に多数点在する沼や湖も天然のスケート場として使われることがありますが、暖冬なのでお勧めできません。近所の小中学校の中には、校庭にビニールシートを敷き、水を撒いて簡単なスケート場を作ることもあります。ポーランド人にとって、アイススケートは身近な冬の娯楽です。またポーランドは隠れたスケート大国でもあります。ソチオリンピックのスピードスケートでは男子チームパシュートが銅メダル、女子チームパシュートが銀メダル、そして男子1,500mでブルットゥカ選手が金メダルを獲得しています。
ロマンチックなアイススケート場から、大人から子供まで楽しめるファミリースケート場まで、寒い今しか楽しめないことをしてみませんか。ワルシャワにある4つのスケート場をお勧めします。

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国立競技場(Stadion Narodowy)

2012年に建てられた開閉式屋根の競技場は普段スポーツ大会やコンサート、また国際会議などに使われていますが、イベントが少ない冬季のみスケート場として使用するようになりました。しかしこのスケート場、1回目の2013年度は暖冬と冷却装置の故障で殆ど滑ることが出来ませんでした。その反省から、2014/2015年の冬は魅力的な場所に生れ変りました。今年のスケート期間は3月1日までです。新しいのでまだガイドブックには載っていない穴場でしょう。以前サッカーのヨーロッパカップが行われた同じ場所で滑るのは格別だと思いますし、ポーランドらしいスケート文化を感じられる場所でもあります。変わったところでは、この競技場でアイススケートのディスコが体験できることでしょうか。
編集_03_1このスケートリンクの特徴は競技場ならではの広い空間でしょう。中央にはスヌーピーの青いクリスマスツリーが置かれ(ポーランドでツリーは2月3日頃まで飾られます。)その横には氷の滑り台が2つあります。リンクの横にはレストランバーがあり、飲み物となぜかオーストリア料理が食べられます。そして週末の深夜だけスケートリンクがディスコになります。何とスケート靴を履いたまま踊るんです!「フィギアスケート選手じゃあるまいし、そんなの無理。」なんて思わないでください。見学するだけでも面白いですが、ここは是非スケート靴を履いて参加してみてください。薄暗いリンクにカラフルなスポットライトが当たり、ダンスミュージックが流れ、DJが場を盛り上げてくれます。
昼間から夜は通常のスケート時間です。リンクはAとBがあり、それぞれ1時間15分の時間設定がされた総入れ替え制です。
編集_04_1まず、Aリンクは13ズロチ(約430円)で深夜でなくてもクラブのように薄暗くしてありスポットライトが当たります。音楽はテンポのいいロック系で時々DJがつくことも。15分毎に滑る方向が変わるので、アナウンスが入ったら一旦止まると安全です。ノリのいい音楽と点滅する光の中、気が付くと自分の世界に入っていて、あっという間に時間が過ぎている、そんなスケートリンクです。
つぎに、Bリンクは15ズロチ(約500円)で、Aリンクと同じ大きさのリンクと、細長い道でつながった小リンクがあります。小さなリンクの方は主に小さな子供が滑っています。そこで目を引くのがオレンジ色のアシカ型補助具です。子供がアシカに座り大人が押したり、または子供がスケートの補助として押して使用します。とあるスケート上手なお母さんが子供を乗せてかなりのスピードでアシカを押していましたが、カーブで子供が転げ落ちていました。この他にもアシカに乗った子供が落下したのを何回か見たので、使用には注意が必要です。大きなリンクの方は明るく、光が点滅しないので落ち着いて滑りたい方にいいでしょう。

編集_05_1AとBの2つのスケートリンクの間には氷の滑り台が大小2つあります。ヘルメットを着用しゴムチューブに乗って滑りますが、高くて迫力があります。滑り台を利用する方は、間違って自分の履いてきた靴をカウンターに預けないようにしてください。(自分の靴で滑り台を利用します。)
スケートを楽しんでいると空から何かが横切るので目を凝らすと、なんと人が宙釣りになって移動していました。競技場の上の空間を利用して、端から端までロープで滑る「EKSTREMALNY NARODOWY(エクストリームスポーツ)」です。これは冬だけではなく、夏でも楽しめます。この他、地下駐車場を利用したスケートボードパークなど国立競技場は色々と面白い企画をしているようで目が離せません。興味を持たれた方は、スケートリンクの様子をライブカメラで見ることができるのでどうぞ。
http://www.stadionnarodowy.org.pl/nasze-miejsce/zimowy-narodowy/kamera-na-zywo-gorka-lodowa
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ワルシャワ旧市街マーケット広場(Rynek Starego Miasta Warsaw)

こちらも今期で2回目と新しいスケートリンクです。1回目は長方形のリンクでしたが、今回は人魚(シレナ)像を中心にドーナツ状の円形リンクになりました。夜間はライトアップされ綺麗なのでたくさんの家族連れやカップルで賑わいます。世界遺産の中のスケートリンクはロマンチックです。イメージを大切にしているのか流れる音楽はクラッシックが中心で優雅な気分になれます。嬉しいことに、このスケートリンクは無料です。靴をレンタルする場合だけ1時間10ズロチ(約330円)掛かります。リンクの周りには食べ物の屋台があり、軽食を摂る事ができます。残念なのは、滑る方向がずっと同じなので、リンクの小ささも相まって、個人差はありますがだんだん目が回ってくることです。こちらは完全な屋外スケートリンクなので雨の時は中止です。冷却装置が付いているため、プラス10度でも営業していましたが、表面が水っぽく転んだら服が濡れる可能性があります。
編集_07_1こちらは子供用にペンギンとパンダの補助具が30分10ズロチ(約330円)で貸し出しされています。とても可愛いので、つい見入ってしまいます。オーストリア製の補助具で小学生ぐらいの子供が上から体重を掛けて使用するのはいいのですが、小さなお子さんの場合、後ろに転んだときに体の上にペンギンが倒れ乗っかっていたのを見たので大人の補助が必要のようです。ちなみにこのペンギンは13Kg、パンダは14Kgもあり、かなり重いです。
このスケートリンクの難点は、たくさんの観光客が見学、撮影する中滑るので、きっといろいろな人のカメラやビデオの中に映り込んでしまうことでしょう。しかし特に夜のスケートリンクはライトアップされ美しく、観光客も一緒に滑るので、国際色豊かなスケートリンクとなっています。
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ステグニイ(Stegny)

次は国内で唯一の400mトラックを持つスケートリンクと、トラックの内側に長方形のリンクの2つがあります。冬季だけの営業で、他の季節はインラインスケート場になっています。ソチオリンピックのスピードスケート男子1,500mで優勝したブルットゥカ選手は以前よりスケート設備の改善を訴えてきました。なぜなら冬しか練習できなかったからです。他の季節はインラインスケートを履き、ひび割れたコンクリートの駐車場などで練習を積み、本格的な練習はお隣ドイツの室内スピードスケートリンクを借りていた事情があります。そんな逆境の中、個人、団体共に優秀な成績を納め、彼の訴えが実を結び、今年春よりこのステグニイ(Stegny)は400mトラックを持つ室内スケートリンクの工事を着工することになりました。建て替え工事に数年掛かるので、今は最後の屋外スピードスケートリンクとして楽しめますが、一般開放は平日の場合1日3回だけです。時間を調べてから行かれることをお勧めします。料金は平日1.5時間で10ズロチ(約330円)。土日祝祭日は2時間で11ズロチ(約370円)です。広いので思いっきり滑りたい方向きです。上手い方が多く、参考になります。
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トルワル(Torwar)

トルワル(Torwar)は常設の屋内スケート場です。日中はフィギアスケート団体や、アイスホッケー団体に貸し出していることが多く、一般に開放されているのは夜の1-2時間だけですが、1年中利用できる歴史のあるリンクです。一般開放の前の時間は子供のアイスホッケー都市対抗戦があり、開放後は大人のアイスホッケーの練習がありました。ホッケーは防具が多く、それらの入った鞄は子供の背丈と変わらないほどだったのが印象的でした。リンクの正面には得点板があり、よくここでアイスホッケーの試合が行われているようです。またフィギアスケート大会やアイスショーなども行われています。
編集_10_1貸出先が変わる度に、リンクを整氷してくれるのでいつもリンクはきれいな状態です。こちらもペンギン、白熊、パンダの3種類の補助具が使われていて、目を楽しませてくれました。
4つのスケートリンクをご紹介しましたが、市内にはまだいくつかのスケートリンクがあり、それぞれ特徴を持っています。屋外や半屋外のリンクが殆どのため、通常2月まで滑ることができます。ワルシャワのリンクは、歩きスマホならぬ滑りスマホの人がいたり、滑りながら片手でビデオ撮影、中には一眼レフカメラを持ったまま滑る人がいて見ているこちらがドキドキさせられます。しかしライトアップされたリンクは大変美しく、ノリの良い音楽と共に、リラックスした雰囲気の中、日本とは一味違ったアイススケートリンクが魅力です。2月まで楽しめるポーランドのアイススケートを是非おすすめします。
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《スケート場情報》
国立競技場(Stadion Narodowy)
http://www.stadionnarodowy.org.pl/strony-dodatkowe/wydarzenia/3419,zimowy-narodowy

ワルシャワ旧市街マーケット広場(Rynek Starego Miasta Warsaw)
http://wosir.waw.pl/lodowisko-rynek-starego-miasta/

ステグニイ(Stegny)
https://www.um.warszawa.pl/sites/default/files/attach/aktualnosci/stegny-cennik_2013-2014_0.pdf
https://www.um.warszawa.pl/sites/default/files/attach/aktualnosci/stegny-harmonoram_2013-2014_0.pdf
(※上記は1年前のデータですが、2014/2015も同じ表を使用しています。)

トルワル(Torwar)
http://www.torwar.pl/

 

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