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【グルメ・ドリンク】ポーランドにある居酒屋【ポーランド】

 

編集_000ポーランドで気軽にお酒が飲め食事もできる日本で言う居酒屋風の場所は、パブとバル(バー)です。パブはアルコールがメインで、料理は簡単なものだけです。一方バルは範囲が広く、食堂から高級な酒場まで様々です。ミルクバル以外のバルと名が付く場所は、レストランや食堂と形態は様々ですが、基本的にアルコールが置いてある店と考えていいでしょう。最近はそのバルがどんな形態なのか分かるように『バル&レストラン』などと書かれていることもあります。私が考えるのは、アルコールと家庭料理の両方を提供するバルが一番日本の居酒屋に近いように思います。この他、ピアルニャと呼ばれる飲み屋は日本の一杯酒屋、赤ちょうちんに近く、こちらはパブよりもさらに簡単なおつまみしか提供しない、飲むためだけの場所です。
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パブ

気軽に入って、お酒が飲める場所はパブです。まず店に入ったら自分でカウンターまで行き注文し、飲み物と食べ物を受け取り、その場で支払います。すぐに用意が出来ないものに限り、店員が席まで届けてくれますが、基本はセルフサービスです。アルコール類はビールからウォッカ、ワインと殆ど全ての種類が用意されてあります。食べ物は調理を必要としないナッツやスナック菓子が用意されてあるほか、中には簡単に調理できるフライドポテトやハンバーガー、フルーツの盛り合わせ等があります。通常夕方から夜中までの営業で、狭い敷地に軒を連ねて建っている場合が多く、店内は暗くて狭く、カウンター席だけの店や立ち飲み店もあります。この様に書くと、少々怪しげな場所に感じられるかもしれませんが、決してそんなことは無く、むしろ明朗会計で安心して飲めます。客層は20代から50代ぐらいの学生や社会人で、狭い空間に身を寄せながら皆、楽しそうに飲んでいます。

編集_01昔からあるパブと一線を画しているのがスポーツパブです。比較的最近登場した種類のパブで、店内は広めに取られていることが多く、スポーツを観戦するための大きなテレビやプロジェクターが設置されています。スポーツパブ以外、スポーツバー、スポーツカフェなどの名称になっていて、差がよく分からなくなっています。

 

バル(バー)

バルは範囲が広く、バルの中にはパブと殆ど差がない場所もありますが、基本的にアルコールと共に食事を提供するのがバルでしょう。ただ1つ例外があり、『バル・ムレチュネ』と呼ばれるミルクバルは社会主義時代から続く安い食堂で、アルコールを提供しませんので気をつけてください。

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それでは一般的なバルについて一店ご紹介しましょう。「Bar Warszawa de Luxe」はワルシャワ旧市街の入り口に位置します。旧市街に入ると観光客用の高級なレストランやバルが多いので、庶民的な値段と雰囲気のこの店は貴重で、週末は地元の若者で大変賑わっています。特徴は24時間営業であることと、中2階があることです。更に階段を昇ると本当の2階がありますが、こちらは1階と同じメニューなのに料金が高く設定されていて、都会的な雰囲気とサービスで、食堂ではなくレストランです。夏場は2階にバルコニー席ができ、世界遺産を眺めながら食べられます。しかし小さなバルコニーなので1組限定です。1階の雰囲気は古き良きレトロなポーランドで、昔にタイムスリップした気分がする食堂です。
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バルの飲み物メニュー

ポーランドといえばウォッカが有名ですが、このバルでは計12種類のウォッカが取り揃えられています。ウォッカは一律40ccで5ズロチ(約160円)です。通常ウォッカは度数によって低い方より「通常」、「厳選」、「高級」の3段階に分けられており、こちらのバルでは「通常」が1種類、「厳選」が3種類、そして高級が8種類となっています。この他、ブランデーがあり、ビールとワインについては1種類しかないので、ポーランドのウォッカを是非飲んでみたい方にお勧めです。
編集_05そしてアルコールが苦手な人に嬉しいのは、ソフトドリンクやコーヒー、紅茶といった温かい飲み物が揃っています。バーなのにノンアルコール飲料が充実しているのは意外な感じがしますが、この店は24時間営業なので、日中は喫茶店として利用する人を見込んだからだと思います。そして驚いたのがホットドリンクの値段で、エスプレッソとカプチーノ、アメリカンコーヒーが5ズロチ(約160円)と、この界隈の相場の半分以下に設定されてあることです。ポーランドの強いコーヒーが苦手な人用にアメリカンコーヒーが用意されてあるのにも驚きました。私が知っているワルシャワ市内の喫茶店でアメリカンコーヒーがあるのはここだけです。

 

編集_06バルの食べ物メニュー

食べ物はポーランドの伝統的な家庭料理です。こちら、全ての食べ物が11ズロチ(約350円)とお手頃で、何皿も頼みたいところですが、結構ボリュームがあるので、2-3皿で様子を見た方がいいでしょう。肉料理が中心で、メニューは冷たい食べ物として9種類、温かい食べ物として11種類あります。
編集_07それでは3種類の食べ物メニューをご紹介しましょう。まず冷たい食べ物代表としてスマレッツです。スマレッツは豚のラードの中にベーコンや玉ねぎ、にんにく、すりおろしリンゴ、トマト、またタイムなどのハーブを混ぜたペーストで、パンに塗って食べます。ポーランド料理レストランへ行くと、最初にサービスでパンと一緒にスマレッツが出てくるのですが、好きな人にとって物足りない量です。しかし、バルではサービスとしては何も出てきませんが、メニューとして、食べきれないほどのスマレッツが出てきます。

お皿には3種類のスマレッツがあり、どれも色が違ったので、トッピングが違うようです。ラードを直接食べるのに抵抗のある人もいるかもしれませんが、この味を知ってしまったら止められなくなるでしょう。つけあわせでキュウリのピクルスも一緒です。強いアルコールを飲む前に脂を摂ると、脂がアルコールを吸収してくれるので、二日酔いになりづらいそうですから、昔のポーランド人はこのことを体感で知っていたのでしょう。
編集_08つぎに温かい食べ物として2種類ご紹介します。ピエロギは茹でた餃子で、今回の中身は肉でしたが、マッシュポテトとチーズを混ぜたものの日もあるそうです。ピエロギ専門店だと、中身のバリエーションが多く、フルーツだったり、きのこやキャベツだったりする訳ですが、このバルでは通常1種類だけです。食べ方として、日本人は餃子をご飯と一緒に食べますが、ポーランド人にとってピエロギはメインディッシュとしてたべます。他に食べてもスープ程度なので、一皿でお腹が一杯になる量です。ピエロギの上にはバターとハーブとパン粉を油で揚げた物がかかっています。

ピズィーはポーランド各地にありますが、それぞれ材料が違うようです。だからピズィーはワルシャワの名物料理と言っても過言ではありません。マッシュポテトと小麦粉から作られていて、中に肉が入ったボール状の食べ物です。このバルの物は楕円形で、かなり大きいです。ピエロギ同様、茹でて作り、仕上げにラードや細かいベーコンがのっています。安くて庶民的な料理として知られています。
このバルの全てのメニューがポーランドまたはワルシャワの伝統を受け継ぐものとなっていて大変興味深いです。
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日本の居酒屋との違い

ポーランドのパブやバーには日本の居酒屋のように個室やカラオケがありません。そして現在は多くの店で禁煙となっており、タバコを吸う人は店の外で吸うことになります。
料理に関して、パブはおつまみ程度の食べ物で少量ですが、バルはしっかりとした食事で量が多いです。色々な種類の食べ物を少しずつ食べたい人には不向きなので、そんな方は数人で行ってシェアーするのがいいでしょう。今回ご紹介したバル以外にも、ホテルに入っているワインバーや水タバコが吸えるパイプバルなど個性豊かなバルがありますので、お酒好きの方や興味のある方は試しに入って、日本の居酒屋との違いを体験してみてください。
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《参考》
Bar Warszawa de Luxe
http://www.barwarszawa.pl/about-us/

 

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