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【祝日・記念日・年中行事】ポーランドのバレンタイン【ポーランド】

 

編集_00社会主義時代のポーランドにはバレンタインの風習はありませんでしたが、民主化の波と共に少しずつ広まってきました。今では若者から中高年まで幅広い世代が意識する行事ですが、実際にプレゼントを贈るのは若い世代が中心のようです。バレンタインデー当日は日本同様告白の日で、男性から女性へ愛を伝えます。恋人同士でも、やはり男性から女性へプレゼントを贈り、一緒にレストランで食事をしたり、映画を見たりとロマンチックに過ごします。夫婦でも恋人時代のように一緒にレストランへ行って食事を楽しむ人もいます。

 

バレンタイン前の街の様子

行事の準備が日本に比べてのんびりしているポーランドですが、バレンタインデーの2週間前、一体繁華街はどんな様子なのか見てきました。本当はバレンタインの1週間前ではないといい写真が撮れないのではないかと心配しましたが、予想外にバレンタインを意識したショーウィンドーがあったので、商業的にはもう西側の国と変わらなくなっているのかもしれません。そのような訳で、1月末に撮影した街の写真と共にお伝えします。
編集_01まず、食品店はすでにショーウィンドーにハートの飾りつけがされ、特別包装されたチョコレートとシャンパン、ワインなどが置かれていました。面白かったのはケーキ店で、ショーウィンドーの半分には「脂の木曜日」用のお菓子が、そしてもう半分にはバレンタイン用のチョコレートが飾られてありました。バレンタインデーと「脂の木曜日」は2日違いなのでお菓子屋さんは盆と正月が一緒に来たぐらい忙しい月になるでしょう。そして最後にアクセサリー屋を覗くと、すでにピンク色のハート型の装飾の中にピアスやリングが置かれ、一目瞭然でバレンタイン用と分かるようになっています。
こちらは食品と違い腐らないので、早めに置いても問題はなさそうです。それにアクセサリーはお菓子などと違って値が張るので、購入する男性はバレンタインに掛かる全費用を見積もっておく必要があるでしょう。恋人持ちのポーランド人男性は大変です。

 

バレンタインの定番グッズ
編集_02ポーランドのバレンタインに欠かせないものは赤いバラの花です。花束で贈る人もいますが、1本で十分威力を発揮します。女性側は花を受け取ったら、すぐに花の香りをかぐのがお約束であり礼儀です。ポーランドは花屋が多いので、探すのにあまり苦労はしませんが、この日は特別多いです。駅の地下歩道や、繁華街の路上にはバラの花売りが多数出没します。そして繁華街で1本売りしている花はかなり高いので要注意です。ポーランド人男性は普段から花を贈る習慣があるので、「ちょっとキザかなぁ。」なんて感情はなく、彼女のために堂々と買って渡します。

つぎに大切なのがメッセージカードです。告白で最も活躍するグッズですが、恋人や夫婦間でも普段の感謝の言葉などを書いて贈ります。普段eメールなどで思いを伝えている人でも、直筆のカードは心に響きますから、是非カードに思いを託してもらいたいところです。本屋、文房具屋、雑貨屋には素敵なカードや、下着をモチーフにしたちょっとアダルトなカードが並んでいます。
編集_03そして、花とカードと一緒に少し値の張るお菓子を贈ります。定番はチョコレートです。ワルシャワには国内外の有名なチョコレート専門店が点在しますが、普段は高くて手が出ない商品でも、バレンタインの前だけは飛ぶように売れます。箱入りの上品で美味しそうなチョコレートをプレゼントされたら嬉しいですよね。

上記3つがバレンタインの定番グッズですが、スーパーには「バラの花型チョコレート」がありました。作る側としては、どうせバラの花とチョコレートを贈るのなら一緒にしてしまえと、合体させたようで実に合理的です。
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バレンタインの非定番グッズ

バレンタインの定番グッズではありませんが、最近、徐々に売れ始めているのがアクセサリーや香水、下着などです。この3つは恋人へのクリスマスプレゼントとして人気ですが、それをバレンタインでも人気グッズにさせようとしています。その他、レアグッズとしてはハート柄のセーターや腕時計でしょうか。店のディスプレーはバレンタインを意識したのがよく分かります。

ポーランドでは基本、男性から女性へプレゼントを贈るので、バレンタイングッズは殆ど女性用なのですが、去年唯一目にした男性向けアイテムはハート柄のトランクスでした。今年はまだ見ませんが、今後男性向けアイテムが増えていくかもしれません。
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レストランでバレンタインディナー

バレンタイン当日はレストランで食事をするカップルが多いので、この日の夜は必ず予約を入れるようにします。例えロマンティックなレストランでなくても油断は禁物です。私は以前、バレンタインデーの夕方に、おせじにもロマンティックとは言えないインドカレー屋へ行きましたが、「今日は予約客のみです。」と断られた経験があります。その後3軒目でやっと食事にありつけましたが、予約客のために午後7までに食べ終わらなければならない条件付でした。レストラン店内にはハートの風船がディスプレーされていて、普段は大きなテーブルが並ぶ店なのに、この日は全て2人席で隣とのテーブルの距離が20cm程。通るのに足や服が引っかかり、危ない思いをしました。バレンタインにポーランドを旅行される方は要注意です!
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アンチバレンタインコンサート

バレンタインで盛り上がるカップルを尻目に、「他の国の風習を取り入れ浮かれていてけしからん」と思っているバレンタインの反対者や、商業主義的として嫌悪感をしめす人、また恋人がおらず、「バレンタインデーなんか嫌いだ」と考える人もいます。昨年はどこかのクラブで「アンチバレンタインコンサート」が開かれていました。怒っているというより、むしろ何か名目を付けて「恋人がいない人同士で盛り上がろう」と、楽しんでいるようで微笑ましかったです。ちなみに曲目を見てみると「愛の歌」など愛に関する歌でした。きっと今年も登場するでしょう。
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