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【イベント】ロシアのイースター【ロシア】

 

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ロシア正教会で一番大事な行事

日本でも最近はテーマパークでイースターのイベントを行っていたり、お店でも可愛らしいイースターエッグを買えるようになったりと、だんだんとイースターが浸透してきたのかなと感じています。

ですが、日本ではお祭りやイベントのような楽しいものとして人々に親しまれていますが、ロシアでは一年でもっとも重要な宗教的行事として位置付けられています。キリストが誕生したと言われるクリスマスよりも大切にされており、人々はイースターを迎える一週間前からしきたりにのっとり様々な準備をしていくのです。

Bロシアではイースターではなく「пасха(パスハ)」と呼ばれています。これはギリシアをはじめとする正教会全て同じ「パスハ」と呼んでいるため、ロシアでもその音に合わせて言葉が作られたと言われています。

今年2015年度のイースターは4月12日の日曜日で、モスクワではその1週間前から町中でイースターの準備が行われます。特に市内中心部をはじめとした20ヶ所の広場や並木通りに木造の小さな小屋が建てられて、イースターエッグやお菓子などを売る露店が現れます。

中には高さ5mにもなる木や花といった植物からできたイースターエッグの飾りや、モスクワを代表する名所クレムリンの絵を描いたイースターエッグなど、あちこちが卵であふれかえり賑やかになっていきます。

 

C教会では特別なミサが行われる

イースターを迎える前の金曜日、この日はキリスト教でいう「受難」の日、「聖大金曜日」とも言われています。イースター当日である復活日だけが重要なのではなく受難と復活で一つであるため、この日は特に大掛かりなミサが行われます。

救世主キリスト大聖堂でのミサに参加しましたが、午後1時〜4時過ぎまでという長時間のミサ、かつ平日にもかかわらず200人近くの人が祈りをささげに訪れていました。

中は写真を撮ることができませんでしたが、福音香と呼ばれるお香が焚かれる中、厳かな雰囲気でキリストの受難や死を思い起こして、自分の行いを正そうという思いをこめてお祈りされていました。

 

D伝統的なパン「クリーチ」を食べよう!

ではイースターでは何を食べてお祝いするのでしょうか。ロシアでは復活日当日にこのクリーチという甘いパンを食べるのが伝統となっています。これは中にレーズンを入れて少し甘めに焼いたパンの上に、砂糖を溶かしたものをかけてからカラフルな砂糖をトッピングした可愛いパンです。そして特徴はこの上にのっかっている黄色いゼリー。これはイースターエッグを模したもので真ん中に《ХВ》と書くのがお決まり。これはロシア語の「Христос Воскресе(キリスト復活)」の頭文字から取られています。

しかしこのパン、家庭でもよく作られるのですが失敗してしまうことが結構あるのです。なぜならキリスト教ではイースターまでの約40日間、肉や卵といった動物、生き物を食べてはならないとされているので、味見ができないのです・・・・。家で作ったクリーチを日曜日に教会に持って行き牧師さまにパンにお祈りをしてもらって、教会で食べるのが伝統。美味しいかどうかはそれまでのお楽しみなのです。

 

熊のソーセージはいかが?

Eイースター当日を過ぎると、それから7週間は「復活節」と言われる期間に入ります。町中にできた露店は大人から子供まで数多くの人が集まり、さらに賑やかになります。特に露店で目に付くのが肉関係の加工品。しきたりではこれまで1ヶ月以上肉や卵等を食べていないことになりますので、ソーセージや鴨のペースト缶詰を扱うお店が多いのです。

特にびっくりしたのが熊のソーセージ!ロシアではポピュラーなもので大人気なんだとか。しかも30cmくらいで800円程度と価格もおてごろ。となりにいた初老の男性は「熊肉は体にいいからね!これ食べて鍛えればムキムキだよ!」とその場で丸かじり・・・・。ロシア人の熊好きはここにも表れていました。

キリストの復活とともに暖かい春がやってきたモスクワ。町はますます活気付いています。

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