クレムリン大会宮殿の劇場内

『クレムリンでバレエはいかが?』 [ ロシア ]

 

クレムリン大会劇場でのカーテンコール

クレムリン大会劇場でのカーテンコール

 

〈冬のロシアの娯楽〉

寒さ厳しい冬のロシアだが、ロシア人の娯楽は数えきれないほどたくさんある。友人とウォッカを飲みかわしたり、特設のスケートリンクでアイススケートを楽しんだり、セールシーズンの百貨店で買い物を楽しんだり・・・。だが、その中でも特に人気があるのはやはり観劇である。特にモスクワには大小様々な劇場があちこちにあり、毎日オペラやバレエ、ミュージカルなどが上演されている。

 

〈ロシア一の劇場はやっぱりボリショイ劇場!〉

その中でもモスクワ、いやロシアの有名な劇場といえば「ボリショイ劇場」。もともと有名で人気のある劇場ではあるが、2011年に改修工事が終わってからは現地のロシア人をはじめ世界各地からの観光客などさらに多くの人が詰めかけるようになり、チケットの価格が他の劇場より倍以上高いにもかかわらず、3ヶ月先までほぼ満席でチケットの入手は困難になっている。「せっかくロシア、モスクワに来たのだから、本場のバレエは見たい!」という方も多いのだが、現地の人でも入手が難しいうえに、さらに観光客には“ロシア語”という大きな壁が立ちはだかっている。以前よりはだいぶましにはなっているはずだが、それでもこの国では英語はほとんど通じない。高級レストランやホテルであれば問題ないが、観光客が多そうな教会や美術館のチケット売り場ですらロシア語オンリーだから困ってしまう。

 

〈穴場の劇場は・・・〉

そこで今日オススメするのは、穴場の劇場「クレムリン大会宮殿」である。この劇場、クレムリンの中にあるのだが、もともとはソ連時代の共産党大会であるとか、国際的な会議に使用されていた建物でとにかく広い!一階席から三階席まであるこの会場では、会議の他にもボリショイ劇場のサブステージとしても使われていた、会議場兼劇場であり6,000人収容可能の施設である。

まずチケットの購入であるが、これは「ticketland.ru」というチケットサイトで上演される演目を探す。特に有名な演目であれば英語で入力すればでてくるのがありがたい。もちろん翻訳サイトなどを使えば、そこまで難しい操作はない。メールに仮予約番号が送られてくるので、後日市内のあちらこちらあるチケットボックスに見せてお金を払うだけ。ロシア語が話せなくてもOKなのだ。

英語表記もされているチケット

英語表記もされているチケット

 

〈ロシアの習慣にご注意を!〉

そしてこのクレムリン大会宮殿のバレエは、普段のクレムリン見学時間終了後に行われることため夜の部がほとんど。一般には入れないライトアップされたクレムリンの中に入るという、貴重な体験もできる。バレエのチケットをもっていればクレムリン入場のために別のチケットを買う必要はないが、劇場以外のところに行こうとするとすぐに衛兵に注意されるか、つかまってしまうので注意していただきたい。

劇場内に入り、コートをクロークに預けたらチケットを係員に見せて席を教えてもらう。たくさん入り口があり、かつそれぞれゾーン分けされているのでなかなか席が見つかりにくいのが難点。ロシアのあらゆるところでそうなのだが、係員が少ない、ゲートが1つしか空いてない、列の横入りが当たり前の習慣であるため、開演時間30分前には到着していたほうが安心である。

クレムリン大会宮殿の劇場内

クレムリン大会宮殿の劇場内

 

〈ロシアの人はみんなチャイコフスキーが大好き〉

そしていよいよ開演!舞台の前にはオーケストラの席があり、生演奏でのバレエ観劇ができることも日本ではなかなかできない経験ではないだろうか。今回の演目は「眠れる森の美女」。チャイコフスキーの三大バレエ演目の一つでもあり、ロシア人の中でも人気が高い演目だ。「白鳥の湖」も人気ではあるが、この「眠れる森の美女」の特徴は非常に華やかな衣装と踊りが楽しめるところ。演目や劇場によって子どもの年齢制限を設けているところもあるが、今回はなかったので小さなプリンセスたちがロビーで踊っているのも微笑ましかった。

舞台前のオーケストラ席

舞台前のオーケストラ席

 

〈お得で気軽に素敵なバレエ観賞を!〉

そしてこのクレムリン宮殿大会のバレエの一番いいところは、チケット料金の安さと入手しやすさ!一階席真ん中一番前の席でも2,000?3,000ルーブル(日本円=4,000?5,000円前後)で買うことができる。もしこれがボリショイ劇場だったら、おそらく3倍以上はしてしまうだろう・・・。また席数が他の劇場に比べて格段に多いこともあり、上演前日でもチケットが残っていることが多いのだ。

クレムリンへのゲートをくぐれば、夜のライトアップされた姿はまるでお城のよう・・・。素敵なモスクワの本場のバレエへ、ちょっとドレスアップして出かけてみませんか?

 

> この記事について報告する

関連するおすすめ記事

英語ができれば海外生活もスムーズ!オンライン英会話でらくらく英語レッスン! プチ海外生活を体験してみよう!まずは短キ留学でその国を知ろう! 出張のお土産に和柄マカロン 海外旅行、海外出張はフィールアブロードにお任せ!

絞り込み検索

ページ上部へ戻る