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「3月のイベント、国際婦人デー」 [ ロシア ]

 

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女性に感謝の気持ちをこめて

3月8日は「国際女性デー」。日本にいた時にはあんまり大きく取り上げられていなかったのでよくわからなかったのですが、ここロシアでは毎年祝日にして女性への感謝をこめてプレゼントを贈り、盛大にお祝いするようです。だいたい1週間ぐらい前になると、カフェやレストランといった飲食店やファッション関係のお店のウインドウに、“3月8日をお祝いしよう!”というフレーズの入ったポスターがあちこちに飾られます。

お店によってはこの日のための割引セールも実施しており、数日前からたくさんの人々がプレゼントの下見に訪れて賑わっています。

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政治的な祝日から楽しい祝日へ

この国際婦人デー、今でこそ女性のための楽しい祝日になっていますが、昔は政治的な意味合いが含まれていたのです。ロシアがソ連時代だった頃、この3月8日は「二月革命の日」を讃える日として制定されていました。かつてロシアではユリウス暦が採用されており、それによると革命が始まったのが2月23日で、それがちょうど今のグレゴリオ暦の3月8日だったのです。1960年代までは今のように盛大にお祝いするというムードはなく、ただ女性を労働(家事なども含む)から解放しようというスローガンを掲げるだけだったようです。

しかし現在では国際婦人デーをはじめとし、様々な政治的な祝日は国際的なものや平和的な意味合いを持つ祝日に変わってきました。

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ロシアの花事情

プレゼントの一番人気はやっぱり花束!特に人気があるのはチューリップの花束です。ロシアでチューリップといえば春を代表する花として人々に好まれているため、この日ばかりはバラよりも数多くのチューリップが売られています。

そしてロシアに来て驚いたことは、日本よりも圧倒的に花屋の数が多いこと。さらに24時間年中無休の店もたくさんあることです。深夜に花を買いに来る人がいるのか・・・と思ってしまいますが、ロシア女性に言わせると「仕事帰りの男性や若い男性が、夜遅くなっても女性にプレゼントするためよ!」とのこと。こちらでは誕生日でも何でもないデートでも、男性が女性に花を贈るのが普通の光景。そのため地下鉄から地上までの通路に花屋が何軒もあるし、道端でも花売りのおばさんがあちこちにいるので、うっかり花を買い忘れた!なんてことがないようになっているのです。

1本から気軽に買えるので手軽。だいたい100?200ルーブル程度で買える。

1本から気軽に買えるので手軽。だいたい100?200ルーブル程度で買える。

 

女性同士でも一緒にお祝い

ただ男性から女性にプレゼントを贈るだけでなく、むしろ女性同士でプレゼントを贈りあったり、レストランやバーで気が合う友達同士でパーティーをしたりして過ごすのが人気のようです。

花以外のプレゼントには、その人が好きな雑貨や化粧品、チョコレートなどのお菓子が挙げられます。特にロシアの人たちは大の甘党なので、会社でクッキーやケーキなどをお互いに持ち寄って、紅茶を飲みながらお祝いする人たちも。

また、ちょうど国際婦人デーに合わせてモスクワでは7年ぶりにチョコレートの祭典「サロンドゥショコラ」が開催されたのですが、そこでも国際婦人デーのためのオリジナルのチョコレートケーキが売られており、女性同士で試食しながら買い物する人たちが大勢訪れていました。

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最近の流行は・・・

さて、プレゼントについて色々お話ししましたが、今一番流行っているプレゼントはなんと「体験型チケット」!これは友達同士で贈るのではなく、男性が好きな女性にプレゼントする場合なのですが、乗馬や気球に乗る体験をチケットにして贈るのだそうです。

もし女性同士で話し合っているときに、友人が国際婦人デー定番の“花束+チョコレート”を恋人からもらった、などと話したら「あなたかわいそうね。他にいい男性いないの?」なんて言われてしまうそうです。

しかもこのチケットはペアチケットが当たり前で、贈った男性と行くのではなく女友達と行くのが主流・・・。自分は一緒に行けないけど、恋人に「友達と楽しんでね」と素敵な時間をプレゼントするのが、今のロシアの“イケメン”なんだとか。

ロシアの国際婦人デーは全ての女性がとてもハッピーになる、素敵なイベントなのです。

 

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