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【祝日・記念日・年中行事】スペインのバレンタイン事情【スペイン】

 

2月14日。曇りのち雨。スペイン人が活動を始める夜に、雨に変わってしまったマドリードのバレンタインデー。スペインでは、San Valentin(サン バレンティンさんの日)と言って、日本と同じように恋人達の日だが、あっさりと過ぎて行ってしまうほど、盛り上がりはない。日本のように、女性がチョコレートを贈る習慣もないので、義理チョコや友チョコなんてのも当然ない。スペインの家族や友人にどのように過ごすのか聞いてみたら、『特にいつもと変わらないよ』と言うのが大半。『ピザ屋がハート型のピザを売るから、今年はそれかな?』、『基本は、お互いに何かをプレゼントしたりもするけど、最近の経済状況が悪いからね…』なんて、返事が返って来た。

私はというと、いつものように午前中はアクアジムのクラスを受ける為にプールへ。なんだか、いつもと様子が違う!忘れていた。バレンタインデーの特別レッスンだった。みんな、水着やキャップにお手製のハートを付けて、顔にも真っ赤なルージュでハートを書いて、体中ハートまみれで、やる気まんまん。クラスメイトは、8割が70歳以上で、約30人。私もさり気なく、顔にハートを書いてもらい待っていたら、トレーナー1人のはずが今日2人、天使の羽を付けて登場??? 一人はいつも元気な女性トレーナー、もう一人が、少し強面の男性トレーナー…なのだが、今日は口紅塗って、頬にも赤いハートを描いて、天使の羽付けてて、ある意味恐いが、面白い。レッスンも、恋人にちなんでなのか、ダンスのようなペアで行う動きがあったり、途中、トレーナーが持ってきた矢をみんなに向けて放ったり、いつもと違うけど水の中でのダンスは動きづらくて、しっかり鍛えてもらいました。

夕方、主人とマドリード市内へ向かう高速バスに乗車。中から外を見ていると、1軒だけ行列が出来ている店があって、よく見るとお花屋さんでした。男性が列になって花を買っている光景に、何となくニヤニヤしてしまう。きっと、大切な人に渡すんですね。バスを降りてから、ちらほらと花を持ってる女性とその横には男性が。バス停側のショッピングセンターには、花束の自動販売機があり、男性が覗き込むように見ていたり、オカマちゃんが、フレームの中でキスしたカップルの中で1番上手に出来たカップルにはレストランの無料券を贈呈していた。スペインならではで、日本だったら誰も参加せずに終わっていたかもしれない企画だと思う。

これを、よそ目に見ながら、私達は更に市内へ。観光地でも有名なサンミゲル市場へ。

スペインの文化の一つで、1つのバル(バー)で、1杯飲んで、1つタパス(小皿料理)を食べる。お会計は、1人がその場にいる全員分を支払う。5人いれば、5軒をはしごして行く。支払いは、順番で行う。これを、「タペオ」と言います。このタペオをもっと気軽に、1つの建物の中で出来るのがサンミゲル市場なんです。市場と言っても、ほとんどが小さいバルの集合体で、まずは、お酒を買ってスタート。中は、沢山の人で溢れかえっているけど、負けずにおつまみ探し。オリーブが規格よりも大きめで、中にサーモンやハム、チーズなど挟まれているのが、1つ1ユーロ~。それを皮切りに、生ハムを食べたり、パエリアを食べたり。お酒がなくなれば、注文して、グラス片手にあっちにいき、こっちにいき。主人とほろ酔いになった頃、激しく雨が降ってきたので、予約していたホテルへ。

マドリード内のレストランでも、大々的にではないけど、webサイトなどで、各レストランがバレンタインデー用に、ディスカウントしていていたけど、ハズレると嫌なので、ハズレても最小限に止められるタペオを私達は選びました。

いつも迷いなく愛の形を表現するスペイン人にとっては、特別に恋人が過ごす日なんて要らないのかもしれない。大切なのは、物よりも伝える事。薔薇1輪に込められた愛のメッセージ。花を持つ手が、傘に変わってしまったのは、少し残念でしたが、何よりも一緒に過ごしたり、共感する事が大切だと思える1日でした。皆さんは、どんなバレンタインデーを過ごしましたか?

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