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スぺインの暑い夏をしのぐあれこれ [スペイン]

 

スペインは日本の約1.3倍の国土面積があるため、地方によって気候の差はあるものの、夏は暑いです。たまに「え、スペインって雪が降るんですか? 太陽のイメージが・・・」と聞かれることがありますが、日本のように四季があり、夏は暑く、冬は場所によっては雪も降り、スキー場もある国なのです。特に南部のアンダルシア地方の夏は、40度を超える日も珍しくありません。ただ、日本と違って湿度が低いので、カラっとした暑さです。

さてさて、スペイン人は暑い夏をしのぐために何をしているのでしょう。

 

夏の定番メニューはガスパチョ!

私はアンダルシア地方のセビージャでひと夏を過ごしたことがあります。40度超えの暑さでも、築100年以上の厚い石壁のアパートは冷房がなくても何とかしのぐことができました。その時のお昼ご飯の定番だったのが、ガスパチョです。冷たいトマトスープ、または液体サラダとでもいいましょうか。材料は、トマト、にんにく、硬くなった前日のパン、ピーマン、きゅうり、お好みで玉ねぎ、そして塩、オリーブオイルにワインビネガー。これをガーッとミキサーにかけるだけ。水分多めならグラスで飲み、少なめならスプーンですくって食べます。後者のトッピングに細かく切った生ハムやゆで卵、材料に使った野菜を使うことも。暑くて食欲が落ちている時も、ごくごくいけちゃうのです。これに、冷蔵庫で冷やしたスペイン風オムレツ“トルティーヤ”とパンが夏の定番メニューでした。ほかにも、ピスト(スペイン版ラタトゥイユ)、生ハムや腸詰類、カタクチイワシのマリネなどなど、火を使わない冷たくても美味しい食べ物がいろいろあります。夏の旅行中に食欲が落ちてしまったら、ぜひ試してくださいね。

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シエスタは怠け者だからではなく、生活の知恵

昔からの生活の知恵といえば、有名なシエスタ(昼寝)の習慣です。一部繁華街や観光地を除くと、1時半から2時になると個人商店は一斉に店を閉め、夕方5時まで町はシーンと静まり返ります。歩いているのは観光客だけ、なんて言われるくらい。一番陽射しの強い時間は生産効率も下がるので、いっそ休んでしまえ!というわけですね。スペインの夏は夜が長いので、ここでいったん休んでおくことはまさに生活の知恵だと思います。夏場にスペインに旅行に来る方も、ぜひお昼ご飯の後はホテルに帰ってシエスタすることをオススメします。ちなみに、このシエスタの習慣は夏だけではなく通年なので、どうしても“怠け者”のイメージに映ってしまうのでしょうね。

住居の雨戸もお店のシャッターも閉まり、歩く人の姿もないお昼時の町

住居の雨戸もお店のシャッターも閉まり、歩く人の姿もないお昼時の町

もうひとつ、暮らしに根付いた習慣を。日本に住んでいた頃は、朝起きると雨戸を開け、暗くなると閉めることが当たり前だと思っていました。でも、スペインでは違ったのです。朝になると陽射しを避けるために雨戸を閉め、日が暮れてから雨戸を開けます。家の中の温度が上がらないための工夫というわけ。まさしくところ変われば品変わる、ですね。

 

暑さをしのいで、夜を楽しむ

私の住む町では、夏は午後7時頃にやっと暑さが和らぎます。空は9時過ぎまで明るいので、7時を過ぎるとそれまで家にいた人たちがわらわらと外に出てきます。買い物に行く人、ブラブラ散歩する人、公園や広場で遊ぶ子供、テラス席でアイスクリームやビールを楽しむ人。ここからが夏のお楽しみタイムなのです。日本人は、夏は早起きで涼しい時間を楽しみますが、夜を楽しむのがスペイン人。私の場合、9時頃まで子供を遊ばせ、帰宅して食事をするのは10時前後。時にはそのままバルのテラスで友人達と夕食を済ますことも。ママ友から「夕食を食べたら10時半にアイスクリーム屋さんで待ち合わせて、子供達を遊ばせましょう」なんて言われるのは、スペインならではでしょうね。夜を楽しむのは、スペイン流の暑さをしのぐ術なのです。

午後8時半。広場に出たバルのテラスで憩う人々

午後8時半。広場に出たバルのテラスで憩う人々

私は毎年夏休みに日本に里帰りしますが、近年の暑さは耐え難い!40度のスペインの方がまだ過ごしやすいです。今回ご紹介した暑い夏をしのぐあれこれ、できるものがあればお試しくださいね。

 

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