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2014年スペインのクリスマス♪

 

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長い不況からなかなか脱出できないスペインですが、街が華やぎ心が躍る季節がやってきました。カトリック国スペインにとって、クリスマスは年間を通してもっとも大切なイベントです。日本人の感覚でいうと、家族が集まるお正月のようなイメージでしょうか。

クリスマスの25日は国の祝日になっているものの、24日のイブは平日です。でも、学校は既に休みに入っており、仕事もこの日は早く終わるのがお約束。日が暮れる頃になると電車やバスも本数がグッと減るので、旅行中の方は要チェックです。もうひとつ気をつけたいのは、夕食。というのも、イブの夜はほとんどのレストランやバルが閉まってしまうのです。あらかじめ夕食を食べる場所を調べて予約を入れておくか、夕方スーパーが閉まる前に食料を買っておくことをオススメします。日本とは違い、家族で過ごすのがスペインのクリスマスイブなのです。

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2週間も続くスペインのクリスマス

また、12月25日で終わらないのがスペインのクリスマス。いつまで続くのかって? はい、1月6日まで続きます。2週間に渡ってずっとクリスマス気分♪ そして、なんと最近ではこの2週間に2回もプレゼントを手にする子供たちが増えているのです。もともとスペインでは、1月5日の夜にラクダに乗った東方の三博士がプレゼントを届けてくれるものでした。新約聖書にある、イエス・キリストが誕生した際に東方にいたメルチョール、ガスパール、バルタサールの3人に博士がひときわ輝く星を見つけ、その星に導かれ1月6日に贈り物を持ってイエス・キリストを拝みに来たという記述に従っているのです(1月6日はスペインの祝日“公現祭”)。子供たちはあらかじめ三博士にほしいものを記した手紙をしたためる習慣もあり、町には専用の仮設ポストも登場。親はその手紙を見てプレゼントを買うわけで、なるべく早く書かせようと急かせます。ちなみに、私がこれを書いている12月23日現在、息子はまだ手紙を書いてくれません(><)!

左からガスパール、バルタサール、メルチョールの東方の三博士

左からガスパール、バルタサール、メルチョールの東方の三博士

 

スペインの子供はクリスマスに2回プレゼントをもらう?

さて、東方の三博士という伝統的な習慣があるにも関わらず、最近ではクリスマスのシンボルともいえるサンタクロースもイブの夜にプレゼントを持って来てくれるようになったのです。子供は喜び、親は大変! 我が家では、「1軒の家には両方来ないよ」と教えてあり、1月5日の夜に東方の三博士が来ることになっているものの、いつもクリスマスを過ごす家にはサンタクロースが来るので、実際はやはりクリスマス休暇の最初と最後にプレゼントを手にしています。おまけに、こちらはプレゼントの数が多いのです。親だけではなく、おじさんやおばさん等の親戚や親しい人までプレゼントをくれますからね。そんなわけで1月6日の夕方にもなると、道路にあるゴミのコンテナからは中に入りきらないラッピングペーパーやオモチャの箱が飛び出しています。不況にも関わらず、このスペインの消費文化は変わらない様子。私はこの習慣にはちょっと疑問を持っています

ショッピングセンターでサンタクロースに手紙を渡すイベント

ショッピングセンターでサンタクロースに手紙を渡すイベント

サンタクロースが飾られた個人宅のベランダ。三博士を飾る家もある

サンタクロースが飾られた個人宅のベランダ。三博士を飾る家もある

 

クリスマスを享受できない人もいる事実

クリスマス商戦も最高潮になり、バブル経済崩壊後も物に溢れた豊かなクリスマスを送っているように見えるスペインですが、その裏側には貧困問題も隠れているのが現状。私の住む町では、昨日200人分の煮込み料理の寄付を募るキャンペーンがありました。クリスマスイブに温かい煮込み料理を支給することが目的です。息子の通う学校でも、家で眠っている未開封もしくは新品同様のオモチャを集める活動があったばかり。クリスマスの買い物で賑わうスーパーの前には、いつもより多くの物乞い達の姿がありました。ご馳走を食べて楽しいクリスマスを過ごす人達の中でも、大人同士のプレゼント交換は廃止にしたという話もよく耳にします。パッと見は華やかな2014年のクリスマス。1年後にはもう少し状況がよくなっていることを願わずにはいられません。

 

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