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【海外旅行アドバイス】夏に行きたいリゾート地 スイスのグランドキャニオン!?クリュ・ドゥ・ヴァン【スイス】

 

編集_写真1スイスの山岳地帯というと、マッターホルンを頂くツェルマットや、ユングフラウなどの名峰が並ぶ中央スイスを思い浮かべます。これらの場所はアルプス山脈に位置します。スイス=アルプスというイメージが強いのですが、実はもう一つ有名な山脈があります。それがスイスとフランスの国境に位置するジュラ山脈。あのジュラ紀の名前もこのジュラ山脈に由来します。

 

時計の産地

ジュラ山脈の麓の州、ジュラやその先のノイシャテルは、時計産業で有名です。フランスでの宗教戦争(ユグノー戦争)で新教徒だった時計職人や宝石職人がジュラ山脈を越えてきて定住したのが始まりとも言われています。自然豊かで、フランス語圏なので食事もおいしいので、バーゼルからの日帰り散策にもってこいの場所です。

 

グランドキャニオン級の眺め

見どころたくさんのジュラ山脈ですが、名だたるスイスの他の観光名所に比べると知名度がありません。日本語のガイドブックではほとんど記述のない影の薄さ。しかし、ここに穴場中の穴場が存在するのです。
その名もクリュ・ドゥ・ヴァンCreux du van。グランドキャニオンさながらの断崖絶壁のある巨大な穴。
編集_写真2イシャテル湖からジュラ山脈をつづら折りの道を車で上ること数十分。かつてのエンクロージャー(敷地を低い石垣で囲んだ場所)の名残の残る牧場地で牛や馬が放牧されています。駐車場に車を止めて、高原地帯を歩いていきます。のんびりと草をはぐくむ牛達の間を通り抜けて数分歩くと、いきなり眼下に巨大なホールが出現。こんなところに、こんな場所が!と驚愕するくらい、かなりのインパクトです。
編集_写真3幅約1200m、深さは500m、全長は約4㎞にも及ぶくぼみは、氷河期後に浸食により形成されました。谷底はモーレンと呼ばれる氷河によって削り取られた岩石や、土砂が堆積しており、そこにモミやブナなどの針葉樹が生えています。また、一年中4度の水が湧き出る泉もあります。グランドキャニオンは砂漠地帯で赤い谷ですが、こちらは緑に覆われています。さらに、シュタインボックと呼ばれる大きな角をもった山羊やヨーロッパオオヤマネコなどの珍しい動物、数々の高山植物も生息する自然の宝庫となっています。
編集_写真4かなりの高さで、高所恐怖症の私は少し離れた場所からしか眺めることができなかったのですが、驚いたことに崖っぷちには柵も防御ネットもなし。景観を考えると、ないほうが良いのかもしれませんが、安全面を考えるとかなり無防備な状況です。崖っぷちぎりぎりまで行って写真を撮る人、端っこの岩に座って眺める人もいて、見ている方が気が気ではありません。こんな状況なので、毎年数人転落して亡くなるようです。日本では考えられないのですが、これが自己責任というものなのでしょうか。もう少し観光地化されたら、変わってくるかもしれませんが。
編集_写真5駐車場付近にある山小屋レストランでは、地元特産の牛乳やチーズ、ハムの盛り合わせなどを味わうことができます。有名な観光名所といったわけではないので、トレッキングやツーリングを楽しむ近隣の人が中心です。
編集_写真6帰りは元来た道をノイシャテル湖に向けて下って行きます。眼下に広がるノイシャテル湖の向こうにアルプスが見えてきれいです。

 

穴場中の穴場

観光名所になる可能性を十分に秘めているクリュ・ドゥ・ヴァンなのですが、本当に近隣の人々しか知りません。スイス観光局のガイドでも少し触れている程度。バーゼル在住の日本人の知人達も誰も知りませんでした。かく言う私も、偶然写真を見たので検索して訪れたわけで、この偶然がなければ今でも知らないままだったかもしれません。
残念ながら、公共交通機関で行くことは不可能なので、旅行者はレンタカーを借りていくことになります。しかし、地域の車窓からの眺めも抜群で、フォトジェニックな場所でもあるので、行って損はなし。すでにメジャー所を見終えた方に是非お勧めします。

 

Creux du van
http://www.myswitzerland.com/en/creux-du-van-travers-valley.html
最寄りの町Noiraigue

 

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