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クリスマスと並ぶ一大イベント「復活祭」[スイス]

ここヨーロッパで生活していても、日本同様に1月から3月までは「あっ」という間に時が過ぎ去ってしまいます。ついこの前までダウンコートを着ていたのに、4月に入ると一気に暖かくなり、すでに半袖を着ることも何度かありました。しかし、今年も例年のように復活祭のころに寒の戻りが…収めようと思っていたコートをまた引っ張り出すことになりました。
編集_1スイスの風景_1イースターの名称でおなじみの復活祭は、フランス語で「パーク(Paques)」、ドイツ語で「オステルン(Ostern)」と呼ばれており、キリスト教文化の国々ではクリスマスと並ぶ最大のイベントです。十字架にかけられて死んだキリストが、3日後に復活したことを記念したこのお祭りは、キリスト教において最も重要な日とされているようです。

復活祭の日程は、春分の日後の最初の満月の次の日曜日に祝われるので、毎年日付が変わります。復活祭前の聖金曜日、翌日の月曜日も学校やお店などが休みになります。日本ではクリスマスほどなじみのないので、旅行で来てみて復活祭にぶつかり、お店などが全て閉まっていて失敗をしてしまったという話を耳にすることも。しかし、ショッピング目当てではないのならば、復活祭の時期は学校が休暇に入り、各地で家族向けのイベントが盛りだくさんなので、結構興味深いシーズンかもしれません。
編集_2教会_1復活祭では、ゆで卵を彩色したり装飾したイースターエッグ、鶏やひよこ、うさぎがデコレーションのアイテムです。イースターエッグは、すでにペイントされたものも売っていますが、絵の具やシールなどで子供たちに作らせる家庭が多いようです。また、クリスマスツリー同様に各家庭でイースターツリーが飾られます。お店に行くと、かわいらしいオーナメントや色とりどりのプラスチック製の卵の飾りを目にします。この場合のツリーは細い枝なので、オーナメントも小さめに作ってあります。多くの幼稚園や小学校では、復活祭の時期にバザーを行いますが、今年は我が家はそこでイースターツリーを購入しました。バザーでは、復活祭の飾りやお菓子が売られます。私達の住んでいるアルザス地方やドイツでは、羊の形をしたスポンジケーキを食べるようで、立体型の羊ケーキが何台も並びました。片面ずつ二つの型を一緒に留める金具の付いた型を今年購入したので、是非来年はチャレンジしてみようと思います。

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復活祭当日は、クリスマスと同じように家族や親戚一同でお祝いをします。私達も例年通り親戚宅で復活祭を過ごしたので、ここでスイスの一般的な家庭での復活祭の過ごし方を紹介したいと思います。

雨という天気予報は見事に外れ、少し肌寒いながらも天気の良い今年の復活祭の日曜日でした。人々が集まったところで、まずは庭で恒例の卵探し。イースターエッグを庭のあちこちに隠して、子供達に捜させます。その後は、大人も混じって卵を使ったレクレーション(スプーン乗せてリレー、投げて渡す)をしたり、食前酒を飲みながらおしゃべりをしたりと楽しく過ごします。1年に一度、このイベントのときだけ会う親戚もいるので、ついつい話も弾みます。その後、室内に移動して食事がスタート。タンポポやアスパラガスなどの春野菜を中心とした様々なサラダ、メインに子羊、様々な種類のスウィーツ、というのが一般的です。子供たちは、プレゼントやお小遣いとともに、巨大なうさぎ型のチョコレートをもらいます。この時期のスイスのお店では、うさぎや卵型のチョコレートが山のように売られており、何かにつけてプレゼントでもらいます。まるで日本のバレンタインデーの時期のようです。

道すがら、いくつかの教会の前を通り過ぎましたが、多くの人が集まってイベントを行っていました。勿論、教会でのミサもあり。テレビでも各地の教会のメッセやバチカンの式典などが実況中継されます。とはいうものの、キリスト教で最大のイベントながら、あまり宗教色は濃くなく、どちらかというと春が来たのを祝う感じでしょうか。復活祭が終わると、完全に冬は終わり、まもなく初夏に突入します。

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