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「海外旅行の持ち物」~日本ではあまりいない小麦色の肌に憧れる人々について~[ヨーロッパ-スイス]

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初夏の日差しが心地よい季節になりました。日も長くなり、戸外で過ごす時間も自然と増えてきます。この時期になると、日本の女性誌の多くが日焼け止めクリームなど「紫外線対策」を取り上げますよね。お店でも、紫外線対策のための薄手のカーディガンや日傘、手袋などが並びます。ヨーロッパ旅行中でも、日本と同様の対策をしたい!と言う人は、これらのグッツは旅行に忘れず用意してください。スイスやドイツで同じようなものはまず手に入りません。その理由を紹介したいと思います。

日本に住んでいたころの私は、皆と同じように日焼け止めを塗り、日傘を差し、美白の化粧品を使って白い肌を目指していました。しかし、ヨーロッパに住むようになると激しいカルチャーショックが・・・。白い肌は全くステキと思われないということ。もともと肌の色の白い人々にはしみ一つない白肌は「別に」扱いでした。

周りにいたアジア人は、白い肌キープのために努力していましたが、ドイツ人からは「あなた達、青白くて病気なの?」との一言。一緒にカフェへ行くと、さんさんと日光にさらされるテラス席に引っ張られ、日よけに薄手のシャツを羽織っていると「見ているほうが暑いので脱いで」とひったくられました。日傘なんてさそうものなら、周囲の人全員から好奇のまなざしを向けられる有様。

ドイツやスイスは太陽光が豊富な南欧とは異なり、1年を通して日照時間が少ないため、天気の良い日はこぞって太陽光に当たるのです。理由の一つはビタミンDを摂取すること。事実、スイスの新生児は1~2年はビタミンDを摂取することを進められ、ビタミンDのボトルが処方されますし、大人も秋から冬にかけてビタミンD不足で医者にかかる人が絶えません。

このようなことから、太陽の光を浴びる=健康的という解釈がなされ、これでもかというくらい日焼けします。お店の紫外線対策クリームの売り場は、「日焼け止め」ではなく「日焼け」クリームが大多数を占めます。UV対策をしながら日焼けをするのです。かつて、SPF50の日焼け止めクリームを買いにいくと、「あなたの場合はこちらで大丈夫」とUV数値の低いものを進められました。肌の明るい順に、1.ケルト型:赤毛、白金髪、非常に白肌、碧緑眼、2.北方型:金髪、茶髪、白肌、3.混合型:濃い金髪、茶髪、碧緑眼、肌色、4.地中海型:茶髪、黒髪、茶眼、オリーブ糸の肌、5.浅黒型:黒髪、黒眼、茶肌、6.黒髪黒い肌と分かれており、私はこの4.に相当するので高い数値じゃなくても良いとのことでした。

太陽に当たる二番目の理由は外見。日本人の美白の正反対、美黒です。小麦肌信仰を良くあらわしているなーと思うのが、雑誌のイケメン特集や各国のミスコン。てっきり金髪碧眼が好かれると思いきや、黒髪で褐色の南欧系の割合が高し!彼らは確かに、とても魅力的なのですが、日本人的感覚とはかなり違います。

日焼けした肌と言うのは、バカンスに行くことができる、つまり経済的な余裕があるという見方もされます。これが日に当たる第三番目の理由とも言え、事実セレブの方々はこれでもかと言うくらいに日焼けをしています。反対に言えば、バカンスにもいかれない貧しい人と思われるのです。

こんな環境の中での生活が10年を超え、私も立派に「ヨーロッパナイズ(?)」してきました。人も羨むステキな小麦色の肌の持ち主です(涙)。最近は冬になっても色は戻らず、さらにはしみも現れ始め、後悔してもすでに手遅れの状態。美白化粧品なんて存在もしないのですから。それでもこちらに住んでいる限りは「ステキ~」と言われるのですが、日本に帰るたびに落ち込むことを繰り返しています。

このように、まったく美意識の異なるこの土地で美白な肌をキープするのは至難の業なのです。こちらで日傘をさしている人を一度も見たことがありません。日本の対紫外線スタイルをこちらで行うと、確実に視線を浴びますが、私のように現地化を望まない人は強い心を持って美白を守ってください。

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