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【祝日・記念日・年中行事】かわいい賢者がやってくる!海外の年明けの風習【スイス】

 

編集_image006_1スイスの人々は、クリスマスを盛大に祝い、お正月はあまり重視していないので、大みそかに花火が各地で打ち上げられるくらいで、お正月の特別なイベントはあまりありません。日本では、クリスマスが終わると、街はお正月モードの飾りつけに早変わりしますが、スイスではクリスマスの飾りも年明けまで飾ってあるのが普通です。
しかし、そんなクリスマス飾りも1月6日を境に取り外される場合が多いようです。1月6日はHeilege Drei Koenig(以下、東方三賢者の日)といって、12月25日にキリストが誕生したことを知った、東方の3人の賢者(メルキオール Melchior、バルタザール Balthasar、カスパール Casper)が、光り輝く星を頼りに、キリストのもとを訪れ、黄金、乳香、没薬を授けたという、キリスト教のお話に由来しています。今回は、そんな年明けの風習をご紹介します。

 

お菓子を用意しておうちで待とう!

東方三賢者の日には、3人の賢者の仮装をした子どもたちが、家を1軒ずつ回り、玄関に訪れたしるしを残したり、1月6日用のパンを食べたりと、楽しいイベントとなっています。1つ1つ、見てみましょう。

 

玄関のいたずらには意味がある
編集_image002_11月6日には、朝から3人の子どもたちが、各家を訪れ、玄関にチョークでその年の年号と三賢者の名前の頭文字を書いていきます。もちろん、断ることもできますが、キリスト教徒の家では、毎年書いてもらう家が多いようです。賢者たちは、前年のしるしを消して、新しいしるしをつけるのが一般的です。玄関の素材などにより、チョークでは書けない家の場合はシールを張る場合もあります。スイスの住宅街を歩く機会があったら、注意してみると、玄関の上のほうにチョークの文字を見つけることができるかもしれません。
編集_image004_1ちなみに、三賢者は東方から長い道のりをやってきた人々ということなので、子どもたちは、顔を黒や黄色のペイントで塗っています。服装もアジア風やアラブ風になっていて、エキゾチックなかわいらしさを醸し出しています。子どもたちは、歌を歌って、募金を集めているので、募金をしたり、歌のお礼にお菓子をあげたりするのが一般的です。

 

パンはゆっくり注意して食べましょう!

東方三賢者の日は、キリスト教の影響が強いいろいろな国でイベントが行われますが、スイスのドイツ語地域では、Drei Koenig kuchen(三賢者パン)を食べます。このアーモンドとチョコレートがたっぷりな甘いパンは、パン屋さんではもちろん、スーパーでも売られていて、王冠が一緒についてきます。
大きなパンなので、ちぎってみんなで食べるのですが、何も知らずに、パクパク食べていると危ないので注意が必要です。というのも、このパンの中には、小さな王様の人形が入っていて、これを見つけた人だけが付属の王冠をかぶっていいルールになっています。子どもたちと、一緒に食べると盛り上がる楽しいイベントです。
編集_image008_1この人形は、プラスチックや金属でできている場合が多いので、知らないで噛んでしまうと痛い思いをするかもしれません。しかし、年の初めに、アタリ(?)を見つけることができたら、とても縁起がいいことなのだそうです。

 

地域によって違う風習が面白い

今回は、スイスのドイツ語圏の東方三賢者の日の様子をお伝えしました。スイスには、ドイツ語圏、フランス語圏、イタリア語圏などがあり、それぞれ文化的な背景も異なっているので、同じ日のイベントでも、少しずつ内容が異なっています。地域による違いを調べるのも、スイスの文化を知るいい方法といえるのではないでしょうか?

ちなみに、1月6日もそうですが、キリスト教系のイベントがある日は祝日に指定されている州とされていない州があります。祝日に指定されている場合はもちろんですが、されていない州でも、お店が午前中のみの営業になったり、休業になったりするので、注意が必要です。

 

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