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8月最後のバンクホリデー(祝祭日)が終わり、9月になって学校が始まるとロンドンもすっかり秋の気分になります。秋から冬にかけて盛り上がるイベントといえば、ハロウィンでしょうか。10月に入るとお店にカボチャや様々なハロウィングッズが並びます。当日は子供たちが仮装をして近所の家にお菓子をもらいにやって来ます。日本と同様に、ハロウィンには子供たちだけでなく大人のパーティも開催されます。今年の10月31日は金曜日なので、クラブやバー等ではハロウィンパーティを計画している所が沢山あるようです。
ホリデーの計画は早めに
ハロウィンも盛り上がりますが、秋から冬にかけての一大イベントといえば「クリスマスの準備」です。え?秋からクリスマスの準備?と思うかもしれませんが、クリスマスは多くのイギリス人にとって最大の年間行事、学校や会社ではクリスマスイブから数日またはニューイヤーまで休みになる所も多く、何週間もロングホリデーをとる人も。また、日本ほど祝祭日が多くないイギリスでは、8月31日のバンクホリデーの後にはクリスマスの12月25日、26日の2連休まで祝日はありません。9月中旬になるとクリスマスホリデーに関するTVコマーシャルが始まります。そのころには私の勤務先でも人事部からクリスマス中の休業スケジュールのメールが届き、今年の冬のホリデーはフランスでも行こうかな…などと考えたりしていました。
10月にはグッズも販売開始
10月になると様々なクリスマスグッズがお店に並び始めます。まだ冬のコートにもちょっと早いのに…という感じですが、ツリーの飾りや家のデコレーショングッズも販売開始です。クリスマスには沢山の家がクリスマスデコレーションをします。毎年大変凝ったデコレーションをしている家もあり、彼らはきっとこんなに前から計画を立てているのでは…と、ステキなグッズを見ながら想像してしまいます。
クリスマスカードも並びます
クリスマスカードは日本の年賀状のように沢山送るからか、既にたくさんのカードが売り場に並んでいます。まだまだ先の話とはいえ、沢山の可愛いカードを見ていると、なんだか楽しくなってきて買ってしまいそうになります。しかしハロウィングッズとクリスマスグッズが共存するお店の様子は日本人の私には少々不思議に感じますが…
プレゼントの準備
クリスマスには家族や親戚が集まって過ごすのが一般的です。そのため全員の分のプレゼントを用意する事も多く、何十個と買う人も。日本のお歳暮やお年玉より大変そう…と思ってしまうのは私だけ?そのためこんなに早くから色々とアイデアを出してプレゼント候補を決めているのかなと思います。私も実は既に買うと決めているプレゼントがいくつかあります。友人のイギリス人男性は、ガールフレンドに20個ほどプレゼントを用意して全て個別にラッピングをしてプレゼントしたそう。なんともロマンチックですね。
予約開始も早いです
日本でもクリスマスイブの24日や年末は、人気のあるレストランは早めに予約をしないと…などという話を聞いたりしますが、ロンドンではこの頃になるとレストランやパブでクリスマスディナーやパーティの予約に関する看板やサインが続々と増えてきます。
いやいやまだハロウィンも終わってないし…と思ってしまいますが、有名なレストランでもない近所のパブでももう看板が出ていて、こんなに前から予約をする人がいるのかな?と思ってしまいます。また会社では日本の忘年会のようなクリスマスパーティをする所が多いのですが、10月にはそのお知らせが来る所が多いのではないでしょうか。きっと早く開催場所の予約を取る必要があるのでしょう。日本の忘年会との違いは、業務を午前中で終了し、ランチタイムから業務時間内にする所が多いことでしょうか。
11月はもうクリスマスシーズン
11月になるとメインストリートではクリスマスデコレーションが始まり、クリスマスパーティやホリデーの話題が増えます。学校へ通う子供のいる家庭ではクリスマスホリデー中に家族で旅行に行ったり両親の実家に帰ったりすることが多いですが、子供のいないカップルは12月ではなく11月にホリデーをとって旅行に行く人たちも。いつも我が家の猫さんがお世話になっているキャットシッターさん曰く、クリスマスホリデー期間中が年間で一番忙しいそうです。そして何ヶ月も前から準備をして12月にクリスマス、ニューイヤーと沢山のイベントで盛り上がり、1月になると街も静かになります。