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【イベント】2年に1度の大集合。ファミリー・リユニオン【アメリカ】

 

編集_写真1日本で「核家族」という言葉が浸透した様にアメリカでも近年、家族の絆が希薄になっているという話を聞きます。ですが、夏に行われるあるイベントがあるお陰で一族の絆をより一層強いものにしている人達がいます。今回はそのイベントを詳しくお伝えしたいと思います。

 

夏の風物詩。おそろいのTシャツで一族大集合!
編集_写真2ファミリー・リユニオン(Family Reunion)はその一族によって行われる頻度は違いますが、通常は毎年か、または2年に1度一族が終結し、数日間を一緒に過ごすイベントです。我が親族の場合は祖母側と祖母側の両方に参加出来るようにとお互いの配慮のお陰で、今年は祖父側、来年は祖母側と交互に行われる様になっています。このファミリー・リユニオンそのものは7月後半から8月半ば頃の中の3~4日間の日程で行われますが、毎年11月から12月頃になると次の年のリユニオンを企画し、交通機関やホテル、イベントに必要な場所などを手配するホストから一族に手紙が届きます。その手紙で翌年のリユニオンの日時や場所、そしてどの様な日程と内容なのかを確認し、参加費(有料です)に異議がなければホストからの次の連絡を待つ事になります。
また、期間中お揃いのTシャツを着てピクニックや観光をする為にTシャツのデザインなどもホストの仕事の一環になります。

 

ファミリー・リユニオンの日程

一族の歴史から住所録まで。全てがこの一冊に詰まっています。

一族の歴史から住所録まで。全てがこの一冊に詰まっています。

このリユニオンは全米や世界に散らばった親族が一ヶ所集まります。老若男女、全ての人数を合わせると100人を超えることも珍しくありません。ちなみに我が親族のリユニオン過去最高参加人数は153人だそうです。日本でそれだけの親族を集めようと思うと、かなり遠縁の親族にまで声をかけなくてはならないのではないでしょうか。この人数は子沢山の家族が多いアメリカならではかもしれませんね。
さて、日程ですが通常は金曜日の夕方に、あらかじめホストが団体予約をしているホテルに集まり、互いに挨拶を交わしたり近況報告などをしあう(Meeting &Greeting)から始まります。場所はその年のホストが選ぶので手紙を受け取るまで分からないのですが、ビーチやアミューズメントパークの近くで行われる年もあれば、高齢者の希望を優先して静かな湖畔や静養地のような場所になる年もあり、毎回全米の色々な州へ行く事が出来るのもまた一つの楽しみです。
初日を終えて、翌日は朝から午後2時くらいまでお揃いのTシャツを着て一族でピクニックですが、食事はバーベキュー三昧が定番となっています。ピクニックの後に希望者のみで観光したり、ビーチがあればそちらへ遊びに行ったりもしますが、ほとんどの人は一度ホテルへ戻り、ドレスアップをしてからバンケットルームへ集合。

子供も勿論、ドレスアップします。

子供も勿論、ドレスアップします。

プロの出張カメラマンによる、家族ごとや一族揃っての記念写真撮影の後、ディナーが始まります。この間もホストにより内容は違いますが、寸劇やダンスなどの出し物、家族の歴史を語ったりする事もとても大事にされています。ディナーが終わると若い世代の子達は夜遊びに出かけますが、これもまたリユニオンの醍醐味です。そして翌日、希望者を募って教会の礼拝に参加した後、昼食を共にし「また次のリユニオンで会いましょうね。」と別れます。近しい親族とは毎週の様に会うこともありますが、他州や海外に住む親族とはこのリユニオンがあるからこそ絆が強くなるのか、連絡が途絶える事がありません。現代社会ではなかなか難しいかもしれませんが、こうして大部分の親族とお付き合いがあるのも悪くないと思います。

 

楽しいばかりではないリユニオン

一見すると終始、親族と過ごす楽しいイベントですが、それだけではありません。これだけ大きな集団になると2年のうちに親族の誰かが亡くなっている事も珍しくありません。お葬式に参列できなかったり、遠縁で亡くなったのを知らされなかった人達などのために、このリユニオン中に亡くなった親族を偲ぶ時間が設けられ、詩を読んだり歌を唄い、風船を空へ放って別れを惜しんだりもします。また近親者達でビデオを作り上映するなど、涙を堪えきれないプログラムもあったりするのです。

 

笑いあり、涙ありで毎年夏は3日~4日間を老若男女で大騒ぎするこのファミリー・ユニオン。
もしもこちらへ夏においでになる方は、お揃いのTシャツであちこちに出没する団体を探してみて下さい。その顔にはその一族である事の誇りと喜びを見ていただけるはずです。

 

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