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【海外旅行アドバイス】シカゴ在住の私がニューヨークを訪れた感想

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はじめに

2ヶ月前、ニューヨークを訪れました。
ニューヨークは言わずと知れたアメリカ第一の都市。対するシカゴは第三の都市。
ニューヨークとシカゴは、日本でいえば東京と大阪のようなものだと言われます(ちなみにニューヨークの姉妹都市は東京、シカゴの姉妹都市は大阪)。
どちらもアメリカを代表する大都市ですが、どこかライバル意識を持っていると言ったところでしょうか。
ニューヨークには1週間ほど滞在しました。短い間でしたが、シカゴと違う点が多々ありました。
シカゴに帰ってきて、友人からよく「ニューヨークとシカゴはどこがどう違うのか」という質問をされたので、今回はニューヨークを訪れた感想を、シカゴとの違いという点から記事にしたいと思いました。
※たった1週間の滞在では見えないこともあるし、誤解もあるかもしれません。あくまで一旅行者の直感・主観に基づいたごく個人的な意見であることを、どうかご容赦ください。

間違いなく世界の中心

NY02_logoタイムズスクエア

世界中から人、モノ、カネが集まる街、ニューヨーク。
世界中のエネルギーが凝縮された、刺激的でエキサイティングな都市でした。特にタイムズスクエアの熱気はすごい。間違いなく、ニューヨークは世界の中心だと感じました。世界が凝縮された、移民の街ニューヨークを体感しました。
私が滞在していたホテルは、ユダヤ人街にあったのですが、街の表記はヘブライ語、男性は(幼い子でさえも)黒いスーツに帽子をかぶっていました。横のヒゲをカールさせている人がたくさんいました。女性はおしゃれな黒いドレスを着て帽子をかぶっていました。伝統を守りひっそりと暮らしているユダヤ人の方々を見るのは初めてで、とても印象的でした。

(You Tube)https://www.youtube.com/watch?v=rNxvd_1p110

まるで違う国にいるような、昔へタイムスリップしたかのような感覚でした。

ニューヨークを訪れる前、アメリカ人の友人たちが、「ニューヨークはシカゴよりも断然国際的だ」と教えてくれました。そりゃそうだと思いましたが、私はシカゴだって十分国際色豊かではないかと思っていました。でもニューヨークを訪れたら、その考えは少し変わりました。街を歩いている人はシカゴよりも非常に(比べ物にならないほど)バラエティ豊かでした。
私がいつも思うことは、シカゴは割と、白人は白人、黒人は黒人、アジア人はアジア人同士で行動していることが殆どであること。異人種間カップルもさほど見かけません。しかしニューヨークでは人種や国籍、年齢に関係なく、人々が行動を共にしている姿をよく見かけました。シカゴが位置するアメリカ中西部はもともとキリスト教色が強く、保守的な土地柄であると言われます。そういうことも関係しているのでしょうか。シカゴはニューヨークに比べれば、精神的な国際化はまだまだなのかもしれません。ちなみに私自身、シカゴに住んでいて差別を受けたと感じたことはほぼありません。

1週間じゃ足りない!

NY03_logoセントラルパークのベセスダ噴水

ニューヨークは世界中の人々が知る定番の観光名所で溢れています。ドラマや映画の撮影に使用された場所もたくさんあります。訪れたことを人に自慢したくなるような都市です。
移民の街なので、食はバラエティ豊かでとにかく美味しい。おしゃれなブティックが並び、ショッピングも楽しかったです(ニューヨークの人はとにかくおしゃれで、惚れ惚れしました)。
平日・休日問わずイベントやパーティーも頻繁に開催されていました。1週間の滞在では全てを見ることは到底不可能でした。

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自由の女神(リバティ島)
(売店には自由の女神とニューヨークのスカイラインをかたどったデザインのコカコーラボトルが売られていました。2016年限定生産だそうです。)

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グランド・セントラル駅
(ドラマや映画のロケ地としてよく使用される駅。駅地下散策も楽しかったです。)

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McGee’s Pub(マックギーズ)
(ニューヨークを舞台にした超人気ラブコメディー、How I Met Your Mother(邦題:ママと恋に落ちるまで)のバー。)

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Smorgasburg(スモーガスバーグ)
(ニューヨーク中のフードベンターが集結する大規模なフードフェティバル。冬季を除きなんと毎週末(土曜はウィリアムズバーグ、日曜はダンボで)開催されています。雨天でも実施。詳細はウェブサイトで:http://www.smorgasburg.com/

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夜のタイムズスクエア

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ブロードウェイミュージカル
(チケットは事前にウェブサイトで購入しました。身震いするほど感動しました。)

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エンパイアステートビルディングからの夜景
(眠らない街ニューヨークを体感しました。Alicia KeysのNew Yorkを聴きながら夜景を眺めると感動がさらに増しました。)

対するシカゴといえば、残念なことに特に世界的に知られた観光名所もなく、2〜3日あれば十分まわれると思います。当然といえば当然ですが、ニューヨークに比べれば、アトラクションはさほど多くありません。

汚い

ここまではニューヨークの良い面ばかりを取り上げたので、シカゴが若干押され気味ですが、ニューヨークに幻滅した点もありました。それは衛生面です。
シカゴでは(都市・郊外問わず)ごみは全てダンプスター(Dumpster)と呼ばれる大型のごみ容器に捨てられますが、ニューヨークではごみは路上に出されます。回収後も色々と残っており、汚くて臭かったです。地下鉄の駅は特にひどく、全体的に古くて外壁が今にも剥がれ落ちそうな箇所がいくつもあり、線路にはペットボトルなどのごみが散乱しており、プラットホームは一度も掃除されてないような汚さ。

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私は日本からシカゴに来たとき、シカゴの地下鉄って汚いなあ…と思いましたが、ニューヨークから戻ってきたらまるで天国のように見えました。
またニューヨークは街全体がごたごたしており、歩道も狭いと感じました。シカゴは都市計画が優れており、街並みは整然として美しいです。シカゴは建築の街と呼ばれるように、壮麗な建築物が多く、摩天楼が映し出すスカイラインの美しさは全米一とも言われています。道路も広々としており、人がさほど多くないのでストレスなく歩けます。ダウンタウンを少し離れれば豊かな自然に出会えます。郊外もまた綺麗に整っており、自然と調和したおしゃれな家々が立ち並んでいます。
街の美しさという点では、シカゴの方が断然勝っていると思いました。

地下鉄が分かりづらい

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ニューヨークの地下鉄(MTA)路線図
参照元サイト:http://web.mta.info/

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シカゴの地下鉄(CTA)路線図
参照元サイト:http://www.transitchicago.com/

ニューヨークの地下鉄(MTA)は、日本の首都圏の地下鉄に比べれば断然分かりやすいですが、シカゴの地下鉄(CTA)に比べれば複雑で、分かりづらかったです。同じホームに複数路線が停車する上、日や時間帯によって電車が停まったり停まらなかったり、乗車場所が異なったりするので、注意しなければなりませんでした。私は1週間乗り放題のメトロカード(IC乗車券。日本でいうスイカやパスモ)を購入し利用していたのですが、厄介なのは一度改札をくぐったら20分くらい待たないと再び使用できないこと。そのため違うホームに行ってしまい、向かいのホームに行くために改札の外に出なければならない状況のとき、すぐにカードが使えるわけではない(改札をくぐれるわけではない)のです。シカゴの地下鉄では、これらのようなことはほぼなく、ニューヨークの地下鉄に比べて使いやすいといえます。

ベンダー

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ニューヨークには街中、公園、至るところにストリート・ベンダー(屋台)が立ち並び、庶民にバラエティ豊かな美味しい食べ物を安く提供しています。食べ物だけでなく、おしゃれなサングラスやカバン、アクセサリーといった小物類、アート作品、ニューヨークのお土産などを販売するベンダーもたくさん並んでいます。まるで韓国のようでした。
シカゴにはベンダーがほとんどありません。たまにフードトラックを見かける程度です。ベンダーがいると、街歩きが倍楽しくなります。シカゴにもあればいいのにな…と思いました。

ニューヨークのピザVSシカゴのピザ

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ニューヨークスタイルのシンクラスト(薄生地)ピザ

アメリカ人が愛して止まないピザ。
ニューヨークスタイルのピザといえば、シンクラスト(薄い生地)のピザですが、対するシカゴはディープ・ディッシュ・ピザと呼ばれる、まるでキッシュのような極厚のピザが大変有名です。
アメリカ人の間でもどちらが好きか、意見が分かれるそうです。私自身は重いのが苦手なので、ニューヨークピザの方が好きでした。味付けも程良く美味しくて、一気に食べてしまいました。(今回はVezzo Thin Crust Pizzaというお店で食べました。お店のウェブサイト:http://www.vezzothincrust.com/
ぜひ両方味わっていただきたいです。

健康&エコ志向

ニューヨークは痩せている人が多いという印象を受けました。車を使わずに地下鉄やバスといった公共交通機関を利用し、とにかくよく歩くからだと思います。ペットや、買ったばかりの大きな家具でさえ地下鉄で運んでいる人を何度か見かけました。
ニューヨークを舞台にした映画やドラマで、登場人物がよく「ニューヨークで生まれ育ったから、車の運転なんて習ったことないわ」みたいな発言をしているのを一度は聞いたことがあるかと思いますが、そのくらいニューヨークは公共交通機関が発達しており、車がなくても困らないということでしょう。
ニューヨーク滞在中は地下鉄を頻繁に利用しましたが、エスカレーターが少なく、昇降はほとんど階段。乗り換えのときは長い距離を歩かなければならず、本当にへとへとになりました。ニューヨーカーが痩せている理由が分かった気がしました。車に頼りすぎず、公共交通機関を利用し、たくさん歩くのは健康に良いだけでなく、環境にも優しいので、車社会のアメリカでこの生活様式がもっと浸透すればいいのになと思いました。

また食の面でもヘルシー志向が高いという印象を受けました。いろんなレストランに行きましたが、出される量はいつも少なめで、野菜が多く、味付けが濃くない。身体に優しい食べ物や飲み物を提供するレストランやカフェ、お店が至るところにありました。

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ジュース・プレス(Juice Press)
(コールドプレス手法の生ジュースを販売するお店。健康・デトックス効果があります。お店のウェブサイト:https://juicepress.com/

地元でとれた野菜や果物を販売するファーマーズマーケットめぐりも楽しかったです。遠くでとれたものよりも、近くでとれたものを食するのは、(輸送にかかる環境負荷が少ない分)環境に優しい行動だと言われています。ユニオンスクエアのファーマーズマーケットは、健康志向の高いニューヨーカーでいつも溢れていました。

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ユニオンスクエアのファーマーズマーケット
(地元でとれた野菜や果物などを販売しています。月・水・金・土とほぼ毎日、天候問わず開催されています。)

また女性を惹きつけてやまない自然派コスメのお店もたくさんありました。

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Soapology(ソーポロジー)
(自然素材で作られたボディケア商品を販売するお店です。写真はお店で購入した商品。お店のウェブサイト:https://www.soapologynyc.com/

塩や黒糖、コーヒー、レモンなど自然のものを使用し、キッチンで一つ一つ丁寧に作られたボディケア商品は化学物質を含まないので肌に優しく、水に流してもほとんど無害です。

私が挙げたのはほんの一例です。もちろんシカゴを含めた世界中のどの都市にだって、今挙げたようなものが普通にあることは知っています。
ただニューヨークは流行の発信地であり、世界に先駆けて健康的かつ環境に優しく生きるための様々な新しいアイデア、商品、サービスが生み出される、または世界中からそういったものが集結する街です。ニューヨークには少しでも健康に、かつ環境に優しい生活をするためのヒントがたくさん隠されていると思います。

人々がフレンドリー!

「ニューヨークの人は冷たい」というのはきっと過去の話(だと思います)。私が滞在中最も心を打たれたのは、人の優しさです。私がたまたまラッキーだったのでしょうか。街行く人も、店員さんも、笑顔で気さくに声をかけてくれる良い人ばかりでした。アジア人慣れしている印象もありました。道に迷い路上で小さな地図を広げていたら「教えてあげようか」と親切に声をかけてもらえたこともありました。もちろんシカゴにも、フレンドリーで優しい人は数え切れないほどいます!ですが無表情でぶっきらぼうというか、どこか疲れていそうな人も多い気がします(特に店員さんはその傾向が強い)。これは完全なる主観なので、実際にその地を訪れて確かめるのが良いことは言うまでもありません。素敵な出会いがありますように。

さいごに

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旅を終えて私は率直にこう思いました。「住むならシカゴが良い。ニューヨークはたまに遊びに行くくらいで十分」と。
ニューヨークは魅力溢れる街です。正直訪れる前は(いつかは)住むことも視野に入れており、興味本位で不動産屋も訪問してみました。しかし実際に訪れてみてイメージと違う部分もありました。住むならシカゴが良いと思う決め手となった理由は街の美しさです。ニューヨークよりもゆったりと落ち着いていて、ストレスもない。自然も豊か。また比較的安価な生活費で質の高い暮らしができるのも、シカゴの魅力の一つだと思います。ニューヨークはよほどお金に余裕のある人でなければ、質の高い暮らしはできないのではないかと思いました。
これまでに述べたように、ニューヨークに比べれば乏しい点も多々ありますが、やはり大都市なので一応は全部揃っており、不満はありません。国際色豊かで世界中から来た人々に出会えますし、バラエティ豊かな食事を楽しむこともできます。お店では何でも手に入ります。公共交通機関も発達しており(シカゴは全米第2位の公共交通システムを有する)、車がなくても生活できます。楽しいイベントやパーティーもよく行われています。今の生活には満足しているので、シカゴに住み続けて、ニューヨークは近いのでたまに遊びに行くくらいで十分かなと率直に思いました。
もちろん人によって重視するものは違うので、シカゴなんか嫌、絶対ニューヨークに住みたい!という人もいるでしょう。正直私も昔であれば(まだ若かった時であれば)そう考えたかもしれませんが…。

ニューヨークもシカゴも、それぞれにしかない魅力を持っています。もし機会がありましたら、両方訪れてみてください。きっと色々な発見があると思います!

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