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【グルメ・ドリンク】アメリカ南部の年末に欠かせない食材とは~テキサス州~【アメリカ】

 

編集_image001_112月と言えば日本では師走ですね。近年はクリスマスが、特にカップルにとっては一大イベントとして定着したようですが、やはり日本の年末年始に勝るイベントはないと思います。
そんな日本の冬を彩るのがお節料理や鍋、年越しそばにお雑煮など、様々な料理ではないでしょうか。
日本には四季折々の食材を使ってその季節に応じた料理を楽しむという素晴らしい文化がありますが、残念ながらここアメリカのテキサス州やお隣のアーカンソー州には「冬が旬の食材」というものが特にありません。春から秋にかけては少ないながらもありますが、日本に比べると断然少ないのです。というわけで11月の終わりの感謝祭からクリスマスと、このシーズンに活躍する一押しの食材として「ハム」をご紹介したいと思います。

 

正に肉の塊!!巨大なハム
編集_image003_1日本のお歳暮を思い出す時、箱の中に大きな塊のハムが2つ3つ並んでいたというのが一番に頭に浮かびます。肉好きならば箱を開けた瞬間に笑顔になるあのハム。ですが、アメリカで初めてハムを見た時に「日本で見たあのハムは一体何だったのだろう?」と思うほどの大きさに驚きました。大きさはそれぞれで、用途に合ったサイズを選べますが1人や2人で食べきる事が出来る大きさではないので、大人数で集まるのでなければ処理が大変かもしれません。
ではどのように調理するかと言いますと、まずはフィルムから取り出してハムの表面を洗います。「肉を洗う」という行為に不慣れな私は未だにこの工程を忘れがちですが、こうする事で表面の細かい汚れを取り雑菌などの繁殖を防ぐと聞きました。


編集_image005_1次にオーブンバッグという耐熱性のバッグの中にハムを入れ、缶詰のスライスパイナップルを表面に貼り付けていきます。ハムとパイナップルの組み合わせは「ハワイアンステーキ」などでお馴染みかもしれませんね。南国のフルーツは肉を柔らかくするのだとか。確かに柔らかく、そして風味も増すような気がします。この後、パイナップルの缶に残ったパインジュースをまわしかける家庭、水で溶いたハチミツを刷毛で塗る家庭などそれぞれの家庭の味付けがあるようですが、我が一族はコーラを使います。350ml缶の約半分をハムにまんべんなくまわしかけてオーブンに入れる事でコクと甘みが出るのだそうです。大きさによって多少の違いはありますが、大体約2~3時間ほど中温で温めると外側は香ばしく、中は肉汁があふれるシットリとしたハムに仕上がります。

 

ハムを切れれば一人前?
編集_image007_1こうして時間をかけて焼きあがったハムを切り分けるのですが、私が暮らすこの家ではハムや七面鳥、大きな塊の肉を切り分けるのは男性の仕事と決まっているようで、調理が終わると電動のナイフやお肉屋さんも顔負けの大きなナイフを持った得意顔の男性が現れます。その傍らには若い男性が座り、その様子を見ています。そして「お前もいつかこうして親族の皆に肉を切り分けられるようになったら一人前だな。」なんて言いながら肉を切り分けていきます。上の写真は遠縁の親戚の年末ディナーに呼ばれた際のものです。慎重に慎重に薄く、そしてとてもきれいに切り分けられて、トレーに盛り付けられたハムは、ほんのりとスモークチップの味がするとても美味しいものでした。


編集_image008_1感謝祭やクリスマスに大きな大きなハムを焼き、家族で囲んで共に食べるわけですが残ったハムも無駄にはしません。次の朝、スクランブルエッグにさいの目に刻まれたハムが入っていたり、ランチのサンドイッチの具やサラダのトッピングに、そしてスープや煮込み料理にもしっかり使われます。何かと「食べ物を粗末にする国、アメリカ」と言われていますが、ハムに関しては無駄なく使い切っているところを見ると、年にほんの数回しか食べられない貴重な食材だからなのだろうか?などと思ってしまいます。そんなことも含めて人を幸せにするこの大きなハムを「一押し食材」としてご紹介させていただきました。
ホリデーシーズンにお立ち寄りの際は、あちこちで切り分けられたハムが売っているはずです。様々な風味や大きさのものを是非、試してみて下さいね。

 

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